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神奈川県でキッチンカーを開業!格安のレンタル、リースで始める方法とは?
目次
昨今、新型コロナウィルスの影響により、人気、需要が高まっている「キッチンカー」。イベントやオフィス街のランチはもちろんの事、マンションなどの住宅地や公園、商業施設などあらゆるところで見掛ける場面が多くなりました。
「フードトラック」「ケータリングカー」などとも呼ばれており、食品の調理、提供を目的とした設備を備える車輛の名称となっております。そして、キッチンカ―の最大のメリットともいえるのが「移動できる事」。
営業場所を自由に移動出来るキッチンカ―の特徴を最大限に生かす為にも実際に営業する地域について詳しくなりましょう。
神奈川県について知ろう
神奈川県は日本列島のほぼ中央に、また関東平野の南西部に位置し、北は首都東京都に接し、東は東京湾に、南は相模湾にそれぞれ面し、西は山梨、静岡の両県に隣接しています。豊かな自然を楽しめる山や海、魅力あふれる歴史文化に育まれた町並み、日本の近代産業発展を身近に感じ学べる産業遺産、先端を行く都市景観を楽しめるエリアなど、多彩な見どころが満載です。
【神奈川県の主なデータ】
■面積:2,416.11㎢(国土地理院 面積調べ 2020年10月1日)【全国43位】
■推計人口:9,240,411人(国勢調査速報値2020年10月1日)【全国2位】
■県庁所在地:横浜市
【神奈川県 市別人口情報】
(2021年4月調査 神奈川県公表)
1位:横浜市(3,758,300人)
2位:川崎市(1,522,098人)
3位:相模原市(718,219人)
4位:藤沢市(440,313人)
5位:平塚市(256,430人)
【有名スポット】
2002年にショッピングモールとして生まれ変わった「赤レンガ倉庫」は、港町横浜ならではの景観が楽しめるスポットとして大人気。「横浜オクトーバーフェスト」や「クリスマスマーケット」、様々な音楽フェスなど人気イベントも多数開催しています。
横浜の中でも外せない観光スポットが中華街。中華料理屋を中心に、お菓子屋、雑貨屋などたくさんのお店がひしめき合っています。豚まんや甘栗をほおばりながら、異国文化を感じられます。
鶴岡八幡宮や鎌倉大仏、長谷寺など歴史的建造物が多くあります。小町通りには食べ歩きグルメ・スイーツのお店が並んでいます。
神奈川県のキッチンカー出店場所
【スポーツ会場】
神奈川県にはJリーグチーム「川崎フロンターレ」「横浜F・マリノス」「湘南ベルマーレ」を始め、複数のスポーツチームのホームゲームでキッチンカーを導入しています。
■Jリーグ:川崎フロンターレ(スタジアム:等々力陸上競技場)
■Jリーグ:湘南ベルマーレ(スタジアム:レモンガススタジアム平塚)
■Jリーグ:横浜FC(スタジアム:ニッパツ三ツ沢球技場)
■Bリーグ:横浜ビー・コルセアーズ(スタジアム:横浜国際プール)
■Bリーグ:川崎ブレイブサンダース(スタジアム:川崎市とどろきアリーナ)
■Vリーグ:NECレッドロケッツ(スタジアム:川崎市とどろきアリーナ)
【イベント・フェス・フリーマーケット・マルシェ】
現在はコロナでイベントが減っていますが、今後は少しずつ増えてくると予想されます。
規模の大小で出店料や集客が大きく変わりますが、やはり知名度を上げるにはイベント参加も大事な戦略の一つです。とは言え、いきなり最初から何万人規模のイベントへ出店するのではなく、まずは地域のマルシェなどへの参加がおすすめです。
■RED BRICK PARK with BBQ Garden
“世界”をテーマにしたBBQと芝生でのピクニックが楽しめるイベントが横浜赤レンガ倉庫イベント広場で開催されました。
横浜開港祭は市民・行政そして企業が一体となって参画し、運営をしている市民祭です。毎年約75万人の来場者が訪れており、様々なイベントや企画が開催されています。その一角にキッチンカーが出店しております。
2015年より開催が始まった横浜北仲マルシェ。毎月第3土日に開催されており、新鮮な野菜や果物はもちろん、ワークショップやキッチンカ―が集まっています。
横浜を中心に新鮮で安心な野菜・果物の販売やキッチンカ―の出店があります。また、横浜で人気のパン屋さんを中心に、多数の店舗が出店しています。
この他にも神奈川県ではたくさんのイベントスペースでキッチンカ―が出店しております。
【その他】
キッチンカー事業者のコミュニティサイトや出店場所のマッチングサイトなど多数御座いましたので、参考にすると出店場所が見つかります。また、神奈川県ではオフィス街や大学でランチ営業を行っていたリ、週末の公園でキッチンカ―が出店しています。
キッチンカ―出店のメリット
【営業場所を移動することが出来る】
キッチンカーならではのメリットは、やはり営業場所を移動できることです。平日と土日で出店場所を変えられるので、集客がしやすくなります。イベントに参加すれば大きな集客が期待できますし、出店場所に合わせてメニューを工夫できれば売上アップも見込めます。
【人件費や維持費の負担を減らせる】
キッチンカーでは限られたスペースで作業するので、一人で営業することも可能です。食器を下げたり洗う必要もなく、人件費がかかりません。燃料費はかかりますが、水道代や電気代といった維持費も少なく済ませることができます。家賃も固定店舗に比べると駐車場代程度で安く済みますので、長期休業してもあまり負担になりません。
キッチンカ―をレンタル(リース)で開業する方法
キッチンカ―の開業をする場合、購入・レンタル・リースなど様々な形態で始める事が可能です。ここではリスクを減らし、初期費用をあまりかけずに開業できるリースサービスについて紹介します。リースの契約をした場合、車輛の使用者名義を変更する為、購入した場合と殆ど同じ扱いで車輛の運用することが可能となります。
ケータバンク株式会社のリースサービスを軸にリースについて値段やメリット・デメリットを紹介していきます。
【値段】
ケータバンクのリースサービスは、準備費用+登録事務手数料が10万円と月額費用は12ヶ月契約で月々8万円、6ヶ月契約で月々9万円(どちらも税別)となっております。期間満了後は再リース契約により、延長してそのままの月額料金で利用する事が出来ます。契約終了の場合は、車輌の返却となります。
【メリット・デメリット】
メンテナンス費用は全てケータバンクの負担になるので、車輌維持に関わる費用がほとんど掛かりません。
タイヤ交換や車検、その他法定費用の負担もないので、キッチンカ―の導入費及び維持費を抑えた開業が可能です。1日あたり3,000円以下の価格設定なので、まずキッチンカーに興味を持って始めてみたい人にはピッタリのプランです。
デメリットは途中解約の場合に、違約金がかかります。安価なリースサービスですが、「どうしても月額でお金を払うのはちょっと。。」「短期間の営業をしたい」という場合は、購入かレンタルをする方が良いでしょう。
神奈川県の営業許可について
キッチンカ―の営業許可は営業する管轄地域に分かれております。
神奈川県の場合は
・神奈川県内一円(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市、茅ケ崎市及び寒川町を除く)
・横浜市内一円
・川崎市内一円
・相模原市内一円
・横須賀市内一円
・藤沢市内一円
・茅ケ崎市及び寒川町内一円
神奈川内全域で営業をする場合は、上記7つの営業許可取得が必要となります。
2021年6月1日からキッチンカー等の取扱いについて申合せを行い、県及び保健所設置6市のいずれかで許可又は届出を受理したキッチンカー等は、県内全域で営業できるようになりました。
参考:キッチンカ―等の営業区域が県内全域に拡大されました(相模原市・横須賀市同時発表)
キッチンカ―開業・運営の補助金・助成金
【キッチンカー開業・運営に利用できる補助金・助成金】
正式名称は、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金です。国から支給される補助金で、対象はものづくりやサービスを行う中小企業です。機械装置費や原材料費などの対象項目に対して必要な資金の1/2が補助されます。
キッチンカーで申請する場合は100万円~500万円の補助とされています。通年で公募されていますが、3か月ごとに締め切られます。申請時には事業計画書と同様の内容を提出する必要があるので、準備しておきましょう。
厚生労働省から支給される助成金です。対象は、離島や過疎地域などの雇用機会が少ない地域での開業者です。設備や整備にかかった費用に対して、50万円~800万円の助成金を受け取れます。
創業した地域に居住する人を2人以上雇うことが条件とされており、地域の雇用を活性化させる目的の助成金です。
1年に1度、最大3回まで申請ができます。申請時には計画書の提出が必要となります。
国から支給される補助金です。対象は、認定市区町村で新規事業を開業するものとされています。補助金交付決定後に発生する経費に使用することが条件です。募集時期は毎年変わり、中小企業庁のサイトで確認できますが、公式サイトは毎年新しく作られるため調べるときには気をつけましょう。
【新型コロナ関連の補助金・助成金】
小規模事業者が対象の補助金です。新型コロナ以降、事業を継続・発展させるためにかかった費用を補助する目的とされています。コロナ特別対応型では、上限が100万円に設定されています。
申請に必要な書類は申請者によって異なるので、申請前によく確認しておきましょう。
新型コロナの影響により2020年10月以降に売上が減少している法人・個人の中で、
新分野の展開や業態転換に取り組む場合が対象になります。
補助金額は100万円~1億円と大きな幅があります。
機械装置代や販売促進費でしたら対象経費ですが、キッチンカーの車輌代は対象外です。
申請には、コロナ前後で売上が減少したことを証明する書類が必要となります。
【神奈川県の補助金・助成金】
横浜市内で創業を目指す方に対し、創業時に必要となる経費の一部を、最大20万円まで助成します。
まとめ
どんな地域でもキッチンカーを開業する上で、とても重要な出店場所。売上にも大きく影響するため、出店場所の確保が非常に重要となります。
今回、神奈川県の各営業場所を紹介したように様々な角度から出店情報を集めて、自分のお店のコンセプトやメニューに合う出店場所を探していきましょう。
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