キッチンカーでの異物混入を防ぐ!キッチンカーならではの悩み、虫対策の方法も紹介!

基本的に屋外で営業するキッチンカーですが、固定店舗と同様に衛生的な環境での調理・販売が求められています。

常に販売用の窓が開いていて外気が入るキッチンカーでは、虫が車内に入ってしまうことも起こりやすいでしょう。

どうやって衛生的な環境を作ればいいのだろうか?

キッチンカーでする虫対策にはどんな方法があるの?

など、キッチンカー開業が初めての方が不安なことも多いと思います。

今回は、キッチンカーにおける異物混入対策について詳しく解説していきます。

キッチンカーで起きる『異物混入』とは?

「異物混入」とは、お客様に提供するメニューに本来あってはならないものが混入してしまった状態を指します。

混入しやすい異物の例として、具体的に以下のものが挙げられます。

・人に関わるもの(髪の毛、体毛、爪、付け爪、歯、歯の詰め物、ばんそうこうなど)

・生物に関わるもの(虫など)

・金属片(調理機器の一部、食材の容器の一部など)

・プラスチック(食材の容器の一部など)

・ビニール(食材の容器の一部など)

・紙、繊維(スポンジ、たわしの一部など)

・ガラス、陶器(調理器具の一部など)

・ほこり、小さなゴミなど

キッチンカーでできる異物混入の対策方法

『異物混入』と一言で言っても、何が混入するかによって対策は大きく変わります。

キッチンカーで混入しやすそうな異物を対象に、それぞれの対策方法をご紹介します!

【帽子・三角巾を着用する】

人に関する異物の中で、最も多いと考えられているのが「毛髪」です。

お客さんとして行った店舗で、出されたメニューに髪の毛がついていた経験をした方は少なくないのではないでしょうか。

営業中に飲食店スタッフが着用している帽子や三角巾は、毛髪の混入を防ぐためにとても有効な手段です。

キッチンカーでも必須アイテムと考えて、間違いはありません。

【粘着クリーナーをかける】

人に関する異物以外に「ほこりや小さなゴミ」も混入しやすい異物です。

キッチンカーの営業では、駐車スペースの整備や看板立てといった出店場所整備作業も行います。

作業する度に着替えるのも難しいため、調理時につけるエプロンの下の衣服は作業時のままという方も多いのではないでしょうか。

外で作業したままですと、エプロンでは覆えていない衣服部分についたゴミなどがメニューに混入する恐れがあります。

作業後に粘着クリーナーをかけて、異物混入対策をしっかりと行いましょう。

【始業前に手指の確認をする】

調理前には手洗いやアルコール消毒を行い、ビニール手袋を装着します。

しかし、ビニール手袋の取り換え時に指に巻いていたばんそうこうが剥がれてしまい混入するケースも考えられます。

始業前に、指輪をつけたままにしていないか、ばんそうこうは外れないようについているか、確認しましょう。

【調理機器・調理器具・備品の確認をする】

意外と見落としがちなのが「調理機器・調理器具」です。

ブレンダーの刃が欠けてしまった、スライサーについていたネジが外れた、という例が挙げられます。

始業前に調理機器や調理器具の状態を確認するのが大切なポイントです。

金属部分が劣化していないか、ネジはゆるんでいないかをよくチェックしてください。

【備品の交換をする】

備品の中でも異物混入のリスクが高いのは「ラップやスポンジの繊維」です。

家庭用で売られているラップのほとんどが透明なので、そのまま透明を使っている方も多いのではないでしょうか?

ラップの混入に関しては、透明ではなく色付きラップへの交換をおすすめします。

食べ物に使用されていない青色のラップにすれば、万が一混入しても見つけやすいのでぜひ使ってみてください。

スポンジは劣化により繊維が崩れて細かくなってしまうので、定期的に交換しましょう。

その他にボールペンのキャップや輪ゴムなどといったものの混入も見られますので、備品管理にも気を付けましょう。

キッチンカーでできる虫混入の対策方法

キッチンカーは屋外での営業が多いため、虫が混入するリスクも高いといえます。

衛生的な営業、そしてお客様に不快な思いをさせないためにも、しっかりと対策を行いましょう!

【毎日清掃を行う】

固定店舗の飲食店が毎日清掃しているように、キッチンカーでも毎日の清掃は必須です。

なんとなくではなく、手順を決めて毎日清掃を行いましょう!

清掃しやすい内装でキッチンカーを作れば、床部分を水洗いすることも可能です。

キッチンカーの衛生的な内装について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。

【食材を段ボールで保管しない】

段ボールに住み着く害虫がいるので、管理には注意が必要です。

キッチンカーでは食材の仕入れ時にお店で貰える段ボールを使用することも多いですよね。

そのまま使えて便利だと思いがちですが、思わぬところに害虫が潜んでいて、混入の原因になってしまうことも…。

食材は、仕入れ後段ボールのままキッチンカーに積み込まず、移し替えるのがおすすめです。

最近では折り畳みのコンテナやバスケットが販売されているので、活用してみてはいかがでしょうか?

【蓋付きゴミ箱を使用する】

保健所の営業許可を取るための施設検査でも指摘されますが、蓋付きのゴミ箱は害虫対策に有効です。

調理時に出る生ごみは、時間が経つとイヤな臭いが出やすく、コバエなどの害虫が寄ってきてしまいます。

きちんと密閉されるゴミ箱なら、臭いが漏れにくく、万が一ゴミ箱が倒れても中身が飛び出ないので安心です。

また、耐水素材のゴミ箱にすれば丸洗いも可能です!

毎日が難しい場合でも、定期的にゴミ箱の丸洗いをすればイヤな臭いを軽減できます。

まとめ

今回は、キッチンカーにおける異物混入対策について詳しく解説しました。

メニューに混入しやすい異物にもさまざまな種類があり、それぞれに適した対策を行うことで異物混入を防げます。

また、虫対策はキッチンカー内やゴミ箱の清掃だけでなく、段ボールの取り扱いにも注意が必要です。

仕入れ後、キッチンカーに積み込む前にコンテナやバスケットに移し替えることで害虫の侵入リスクを減らせますよ!

「衛生的な調理環境」を心掛けて、長く安全にキッチンカーの営業をしていきましょう。

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