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キッチンカーでお酒は提供出来るのか?気を付けなくてはいけないポイント!
目次
最近、キッチンカ―開業の相談を受ける際にこんな事をよく聞かれます。
キッチンカ―でお酒って販売できるんですか??
お酒の販売って免許、許可が必要なの??
など、お酒の販売、提供について多くの質問を頂きます。
ずばり
提供方法に限りはありますが、キッチンカーで移動販売を行う場合にお酒の提供は可能です。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大が影響していることもあり、換気を十分にできる屋外での飲食としてキッチンカ―は注目されています。
今回は、キッチンカーでお酒を提供する際に気を付けるポイントを4つご紹介します。また、食べ物とセットにすることにより売上アップも見込めるお酒の販売方法、ぜひご確認ください。
キッチンカーでお酒は提供できるのか?
キッチンカーでお酒を提供することは可能です。最近ではキッチンカーの内装をバーのようにした車輌もあり、注目を集めています。
新型コロナウイルスの流行もあり、屋外で換気された状態での飲食を望むお客様も増えているようです。日本では昔から『おでんやラーメンの屋台で一杯お酒を飲む』といった文化が好まれていることもあり、今後はより人気が高まるのではないでしょうか。
キッチンカーでお酒を提供する際に気を付ける4つのポイント
キッチンカーでお酒を提供する際には、気を付けなければならないポイントが4つあります。
【提供方法】
まず、お酒の提供方法です。栓をした状態でお酒を販売するには「国税庁」による「酒類販売業免許」が必要となります。しかし、酒税法により定められているため、キッチンカーなどの自動車で未開栓のお酒を販売することはできません。
キッチンカーでお酒を提供する際には、開栓した状態で提供することが必須条件です。
通常のキッチンカーの営業をする際と同じ「出店する地域を管轄する保健所」の「飲食店営業許可」があれば、開栓した状態のお酒を提供できます。
開栓されていれば、特にコップなどの容器に移し替えなくても提供できます。カクテルやソーダ割りを作って提供することもできますが、生の果物など加熱をしない食材を添えられるかは各保健所に相談するようにしましょう。
【キッチンカーの提供許可品目数】
キッチンカーは保健所で営業許可を取る際に、提供許可品目数が定められます。小さなキッチンカーや給水タンクの容量が40ℓ程度などと十分でない場合は、1品目しか認められないケースもあります。食べ物も飲み物もどちらも提供したい場合は、営業許可を取る際に保健所に相談してから必要な設備を整えましょう。
【出店場所の許可】
出店する場所によって、酒類の提供ができないことがあります。出店場所の管理者に、事前に確認を取るようにしましょう。その他にもイベントや会場によりメーカーの指定があるケースが多くあります。(特にビール)必ず、仕入れ前に主催者、管理者へ確認をしてから発注をしましょう。
【深夜にお酒を提供する際は申請が必要】
深夜0時を過ぎてお酒を提供する場合は、警察署に「深夜酒類提供飲食店営業」を届け出る必要があります。許可の申請には、飲食店営業許可書や住民票の写しが必要になることがあります。各警察署に確認の上、申請書類を用意しましょう。
ただし、深夜酒類提供飲食店営業届は、バーや居酒屋のように、お酒の提供が主となる飲食店を経営する場合に必要な届けだということを覚えておきましょう。もし、自分のお店が該当するかどうかわからないという場合は、事前に相談に行くことをおすすめします。
まとめ
今回はキッチンカーでのお酒の提供についてお伝えしました。なかなか単価をあげにくいキッチンカーにとって、お酒はフードとセットにして売上アップを見込める大切な要素の一つです。提供方法や保健所・出店場所への確認に気を付けてお酒の提供をし、キッチンカーでの移動販売の可能性を広げてみてください。
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