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キッチンカーでもポータブル電源を使えるの?メリット・デメリットを解説!
目次
屋外の出店場所で、キッチンカーがどのように電源を確保しているかをご存じですか?
「走行中も冷蔵庫をつけて冷やしておきたい」
「調理にはLPガスを使うので十分だけど、ちょっとした照明に使う電源が欲しい」
と思うけれど、どのように電源を確保するかに悩まれている方は多いかと思います。
キッチンカーの電源は発電機で確保する方が多いですが、時間や機器によってはポータブル電源を使用できる場合もあります。
今回は、キッチンカーで使用するポータブル電源について解説します。
キッチンカーの電源はどうやって確保する?
キッチンカーが営業を行う際には、冷蔵庫、換気扇、給排水のポンプや照明などに電気を使用します。
その他に調理機器を使用するためにも、電源を確保しなければいけません。
キッチンカーで電源を確保する方法を確認していきましょう。
【発電機】
実際に営業しているキッチンカーを見ると、一番使用されている電源確保の方法が発電機です。
インバーター発電機が主流であり、安定した電力が確保できます。
ガソリンを燃料として使用するため、ガソリン携行缶も一緒に準備すると安心です。
【ポータブル電源】
電気を使う調理機器を使用しない場合などは、ポータブル電源を使用することもできます。
ただし、発電機のように容量が大きくないものが多いので、使用する機器にあった電池容量のポータブル電源を使用しましょう。
【出店場所で電源を借りる】
出店先で電源を借りられることがあります。
事前に電源を使用できるか確認し、延長用コードリールを用意すれば離れた場所からでも使用できます。
また、延長コードを通路上に通す場合に備えて、コード用マットも用意しておきましょう。
キッチンカーでポータブル電源を使用するメリット
キャンプ用や非常用など、様々な種類が発売されているポータブル電源。
屋外で営業するキッチンカーでも使いたいと考える方が多いかと思います。
キッチンカーでポータブル電源を使用するメリットについて、インバーター発電機と比較しながら解説します。
【使用時に騒音が出ない】
キッチンカーの営業時にはインバーター発電機が多く使用されています。
しかし、使用時の音量が大きいため住宅街やマンションのエントランスといった出店場所では使いにくいと言われています。
ポータブル電源の場合は、使用時にはわずかな音のみです。
静かな場所でも安心して使用できる点がメリットと言えます。
【充電以外のメンテナンスが不要】
発電機を使用する場合、オイル交換やガソリンの保管などのメンテナンスが必要となり、手間がかかります。
ポータブル電源のメンテナンスは、基本的に使用後の充電のみとされています。
充電のみで済む手軽さも、ポータブル電源ならではの使いやすさと言えます。
【換気に注意せず使用できる】
発電機は、使用すると排気ガスが出ます。
換気の悪い場所で使用すると一酸化炭素中毒の恐れがあるので、屋内での使用はできません。
ポータブル電源の場合、使用時に排気ガスは出ないので、走行中の車内でも使用が可能です。
出店場所に向かうまでの間に冷蔵庫を冷やしておくときなどに役立ちます。
キッチンカーでポータブル電源を使用するデメリット
キッチンカーでポータブル電源を使用するデメリットについても確認していきましょう。
【電池容量が少ない】
ポータブル電源では、電池容量が大きいほどたくさんの電力を蓄えておくことができます。
キャンプ用や防災用に1000Wh以上の大容量のポータブル電源も発売されています。
しかし、キッチンカーの営業時間中に使用するには現実的ではありません。
どうしても使用を考える場合は、LPガスでの調理と組み合わせて電源利用を少なくするなどの工夫が必要です。
【寿命がある】
ポータブル電源は、使用後には充電をすることで繰り返し使用できます。
充電を繰り返すことで徐々に蓄電池が劣化し、蓄電容量が減っていくといった性質があります。
100%と表示されていても蓄電されている容量が少なくなっているため、購入時より使用できる時間が短くなります。
対して、発電機はガソリンを燃料としているため、きちんとメンテナンスを行えば長きに渡り使用が可能です。
【気温の変化に弱い】
ポータブル電源に使用されているリチウムイオン電池には、気温の変化に弱いといった性質があります。
機種ごとに多少異なりますが、使用推奨温度は16℃から25℃です。
キッチンカーの出店場所は主に屋外ですので、夏や冬には使用推奨温度での使用・管理は難しくなります。
まとめ
今回は、キッチンカーで使用するポータブル電源について解説しました。
出店場所の多くが屋外であるキッチンカーは、出店場所から電気を借りられない場合に、発電機やポータブル電源で電源を確保する必要があります。
デメリットの項で解説した通り、電池容量が少なく、営業中全ての電力確保は現実的ではありません。
しかし、走行中に冷蔵庫を冷やすために使用する、など上手く使用すればとても役に立つ存在です。
うまく活用して、キッチンカー営業をより快適なものにしましょう。
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