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【2024年最新版】キッチンカー出店場所の探し方!出店料や人気メニューも解説!
目次
キッチンカーの出店場所探しは、開業者にとって一番の悩みのタネかもしれません。
「出店場所が見つからない…」
「今の出店場所じゃ、あまり売れない」
「もっといっぱいイベントに出たい!」
出店場所について、一見うまくいっている開業者の中にも、以上のようなお悩みを抱えている方は少なくないものです。
最近では、キッチンカー人気の高まりから開業者が増え、出店形態も変わってきています。
出店場所の選定が非常に重要なキッチンカー業界で、ターゲットとなる顧客層に効果的にアプローチし、売上の最大化を図るにはどうしたら良いのでしょうか?
この記事では、キッチンカー開業者の方々に向けて、さまざまな出店場所の選び方とそのポイントを詳しく解説します。
オフィス街から住宅街、大学周辺、商業施設、道の駅、観光施設、イベント会場、住宅展示場など、さまざまなロケーションでのメリットとデメリットを掘り下げ、出店料の相場や人気のあるメニューもご紹介します。
ご紹介する情報を活用して、自分のキッチンカーにぴったりの出店場所を見つける一助としてください。
今回は、キッチンカー出店場所の探し方について詳しく解説していきます。
キッチンカーの出店場所に関する基礎知識
キッチンカー開業において、最も重要な出店場所の選定。
よく売れる、儲かる出店場所を選びたい!とお悩みの方は、まず基礎知識を身に付けましょう。
キッチンカーの出店形態や出店料について知ることが、自分に合った出店場所を選び、結果的に多くのお客様にご自身のメニューを楽しんでもらうための鍵となります。
ここでは、キッチンカーの出店形態や出店料がどのような特徴を詳しく解説していきます。
【キッチンカーの出店形態】
新型コロナの感染拡大以降、密な環境を避けて飲食を楽しめることから、キッチンカー人気が高まりました。
以前、キッチンカーの出店形態としてはイベントが大部分を占めていましたが、徐々に生活に密着した場まで活躍が広がっています。
キッチンカーのさまざまな出店形態を理解することで、自分のキッチンカーに最適なスタイルを見つける手助けになるでしょう。
まずは、ご自身のキッチンカーに適した出店場所を探すために、まずはキッチンカーの出店形態について確認していきます。
[通常出店]
街中で見かけるキッチンカーは、この出店形態だと考えましょう。
出店時間の長さが特徴で、午前から夕方頃まで出店するケースが多いようです。
大型商業施設のエントランス部分や、駅前広場、家電量販店や携帯ショップが主な出店場所となります。
出店時間が長いので、時間帯に関わらず売れる軽食メニューや、テイクアウトして食べやすいメニューが好まれるでしょう。
[ランチ出店]
主に平日の11時~14時頃までのランチタイムに営業する出店形態です。
オフィス街や大学のキャンパスへの出店が多く見られます。
また、市役所前や都市公園などへの出店についても、社会実験として自治体が取り組むことが増えました。
定期的に場所を変えずに同じポイントで出店できるので、リピーターを確保しやすくなるという利点があります。
ランチタイムには、空腹を満たせるボリュームがあるメニューが求められる傾向になります。
[イベント出店]
大型音楽フェスやグルメフェスでも、今までと同様にキッチンカーの出店が見られます。
また、観光地や遊園地、地域のマルシェなどもこの出店形態に含まれます。
主に、土日祝日や大型連休に合わせて開催され、朝から夜までと出店時間の長さが特徴です。
通常出店やランチ出店と異なり、食材の仕入れ量や仕込み時間が多くなるのでスケジュール管理をきちんと行いましょう。
[買取出店(ケータリング)]
買取出店(ケータリング)は、事前に指定された食数を買い取ってもらい提供する出店形態です。
企業のイベントやテレビの撮影現場、私的な集まりに対して出店し、キッチンカーでメニューを提供する形態です。
事前に決定されたメニューを一定数以上確実に販売できるほか、売れ残りも起きにくく、収益の見込みが立てやすいので人気があります。
【キッチンカーの出店料】
キッチンカーの出店時に支払う出店料は、出店場所ごとに金額が異なります。
出店料は、出店場所の選定だけでなく、キッチンカーの収益性にも直接影響を与えるもの。
しっかりと理解し、キッチンカー経営にも合った適切な出店場所を選ぶ必要があります。
ここでは、キッチンカーの出店料の種類について、それぞれ詳しく解説していきます。
[固定出店料]
固定の場合は、売上金額に関わらず決められた金額を支払います。
イベントの規模や地域、平日や土日かによって大きく違いがあります。
固定の場合の出店料では、低い場合では1日3,000円~、高ければ数万円ということもあります。
[変動出店料]
変動の場合は、売上金額に対して決められた割合分を支払います。
この場合は売上が伸びるほど、支払う金額も上がります。
事前に「売上がいくらだと支払いはこれくらいになるかな」とイメージを把握しておきましょう。
変動の目安は売上の15~20パーセントが目安とされています。
[固定+変動出店料]
固定+変動出店料は、基本的な固定料金に加えて、売上に応じた割合の出店料を支払います。
大きなイベントなどでは、このように払う金額が大きくなるパターンもあります。
[無料]
意外に思われるかもしれませんが、無料で出店できる場所も存在します。
無料で出店できるチャンスは、新しいキッチンカー事業にとって大きな助けとなりますが、これらの機会は競争が激しい場合がほとんどです。
無料出店の機会を見つけたい場合は、地域のイベント情報をこまめにチェックし、必要な申し込み手続きを進める必要があります。
また、出店を頼まれる場合では謝礼金が出るケースもあります。
地域コミュニティに貢献することで信頼を積み重ね、出店依頼に繋がることもあるので、積極的に関わるのがおすすめです。
キッチンカー出店場所の探し方
キッチンカー人気の高まりから、新たなサービスも生まれています。
出店場所の探し方について解説しますので、売上アップや開業準備を進めるためにうまく活用してください。
【出店場所管理会社で探す】
出店場所を貸し出したい人と、出店希望者をつなぐのが『出店場所管理会社』です。
代表的なサービスについて、簡単にご紹介します。
株式会社WorkstoreTokyoDoが運営しているネオ屋台村は、オフィス街や大学のキャンパスといった出店場所を掲載しています。
その他に、イベント出店についても掲載されています。
株式会社Mellowが運営しているSHOPSTOPは、必要な情報を登録すると出店場所を提案してもらえるサービスです。
興味がある出店場所を選ぶと、出店までの手続きの案内があります。
オフィス街、マンションのエントランス部分、大学、公園など、日本全国の幅広い出店場所で出店実績があります。
出店情報ナビは、基本情報を登録し、掲載されているイベントに応募するサービスです。
音楽フェスやスポーツイベント、高速道路のサービスエリアなどの出店情報が掲載されています。
【スペース貸しサイトで探す】
お店の前など、空いている場所を貸して有効活用したい人と、出店者を繋ぐのが『スペース貸しサイト』です。
代表的なサービスについて、簡単にご紹介します。
■自由市場
ドン・キホーテ店舗を中心とした、商業施設の空きスペースなどが6万スペース以上掲載されています。
利用には審査が必要な場合もあります。
人気があるスペースでもキャンセル待ちができるので、空きが出れば出店のチャンスがあります。
登録スペース数10,000件以上、登録利用者数24,000件以上のマッチングサービスです
有名な商業施設の空きスペースも掲載されています。初期費用・月額費用はかかりません。
大和ハウスグループが運営しています。
全国120施設、スペース数370箇所以上、屋内外問わず様々なイベントに対応したスペースを掲載しています。
【掲示板サイトで探す】
大型イベントよりは、地域のマルシェなどのイベント情報が多く掲載されています。
情報を確認して自分で応募する形式が多いので、申込方法などをよく確認しましょう。
キッチンカー出店情報が掲載されている代表的な掲示板サイトについて、簡単にご紹介します。
フリーワード検索で「キッチンカー 出店」などのワードを入力して検索することができます。
日本全国の情報が掲載されていて「都道府県」「カテゴリ」の二通りから条件に合った出店場所を絞り込むことができます。
地域のお祭りや、小規模のイベントの募集も多数掲載されています。
【商工会議所やキッチンカー協会で探す】
地域のイベントには、各商工会議所や観光協会が関わっているものが多くあります。
また、キッチンカー開業者の増加から、各地に『キッチンカー協会』や『移動販売車組合』が増えてきています。
地域に密着した営業をしたい方は、営業したい地名で検索してみましょう。
ここでは、代表的な団体についてご紹介します。
キッチンカーグランプリなどのイベントも開催している、移動販売車組合です。
主に東海エリアで活躍しているキッチンカーから有志を募り、2010年に発足しました。
組合登録料は無料。登録後は随時メール等で出店募集が届きます。
出店決定後は、出店料とロイヤリティ(催事条件によって異なる)が必要となります。
新規事業の立ち上げ方法やキッチンカー製作のアドバイス、出店イベントの案内、出店可能場所の情報共有などを行っています。
会員になるための入会費、年会費はかかりません。
【自治体のホームページで探す】
都市公園の活用や賑わい創出のため、役場前の広場や公園などへキッチンカー出店を行う自治体が増えています。
出店の条件や応募方法、募集の時期については各自治体によって異なるのでよく確認しましょう。
自治体のホームページは情報が多く探しにくいのですが、ホームページ内検索が使える場合は「キッチンカー」「移動販売車」といった単語で検索するとスムーズに情報に辿りつくことができます。
キッチンカーの出店場所
キッチンカーでは、出店場所によって、ターゲットとなる顧客層や売上が大きく変わるものです。
事前に、出店する場所についてリサーチを重ね、慎重に検討することが重要です。
ここでは、キッチンカーの主な出店場所について、それぞれのメリット・デメリットや出店料、人気のメニューを詳しく解説します。
人気のキッチンカーが多いから、良い出店場所とは限りません。
ご自身のキッチンカーにとって適切な場所を見つけることで、安定した顧客を確保できるもの。
ご紹介する内容を参考に、キッチンカービジネスを成長させていってください。
【キッチンカー出店場所①オフィス街・大学】
オフィス街、住宅街、大学周辺は、平日のランチタイムを中心とした出店場所です。
定期的な出店場所として人気が高い場所として、近年増加傾向にあります。
人が集まりやすい場所なので集客に力を入れず、平日に安定した売上を確保できることが魅力です。
[オフィス街・大学に出店するメリット]
オフィス街や大学のキャンパスでは、ランチタイムに短時間で食事を済ませたいと考えているお客様がターゲットです。
そのため、迅速なサービスが求められます。
12時~13時の1時間でどれだけ売れるかが勝負なので、効率よく営業できれば短時間で売上確保ができるでしょう。
また、多くのケースで、毎週決まった曜日に出店することになります。
イベントやその他の出店依頼があったときでも「この曜日以外で」とスケジュールが組みやすいのもメリットといえるでしょう。
[オフィス街・大学に出店するデメリット]
ランチタイムの出店場所は平日日中のみなので、週末の出店はほぼありません。
会社員の副業などでキッチンカー開業を考えている場合は、出店が難しいといえます。
また、大学周辺では、長期休暇中は学生の姿が少なくなるため、売上が大きく下がる可能性があります。
年間のスケジュールも踏まえ、よく検討して出店してください。
[出店料の相場]
地域や場所によって大きく異なりますが、固定であれば1日約3,000円~5,000円程度、変動であれば売上の約10%~15%が相場とされています。
一般的に、人の流れが多い商業地域では出店料が高くなる傾向にありますが、地域によっては比較的低価格での出店料が設定されているケースも存在します。
固定か変動かは出店場所ごとに異なるので、よく確認しましょう。
[人気があるメニュー]
ランチ出店では、お昼ご飯としてお腹にたまるメニューの人気が高い傾向にあります。
お弁当や丼といったボリュームのあるメニューが好まれます。
大学では若い年齢層から人気があるメニュー、女子大では少し軽めのメニューが好まれるなど、出店場所ごとの特徴を把握するようにしましょう。
各地域の特性を理解し、それに合わせたメニュー開発を行うことで、リピーターを増やし、売上アップを目指せます。
キッチンカーでオフィス街や大学に出店する時に欠かせない調理機器、業務用炊飯器については以下の記事で詳しく解説しています。
【キッチンカー出店場所②スーパー・ショッピングモールなどの商業施設】
都市部では少ないのですが、市街地ではメインの出店場所となります。
ショッピングモール、スーパーマーケットだけでなく、ドラッグストアやスマホショップ、家電量販店などさまざまな出店場所があります。
常に多くの人々で賑わっており、平日も休日も、安定した集客が見込めるのが魅力です。
[スーパー・ショッピングモールなどの商業施設に出店するメリット]
特に大型商業施設では、施設内のレストランやフードコートが混み合っているときにキッチンカー利用者が増えます。
主にお昼前後が忙しく、それ以外の時間帯はゆるやかに営業できることが多いようです。
施設の開店から閉店までの長い営業時間に合わせて出店することで、一日を通して売上を伸ばすことができるのは、大きなメリットではないでしょうか。
また、家族連れの来客が見込める土日は売上が大きいのが特徴です。
食事しやすい机や椅子の設置がないことが多いので、手軽に食べられるメニューが売れやすいでしょう。
[スーパー・ショッピングモールなどの商業施設に出店するデメリット]
メリットとして挙げた出店時間の長さですが、人によってはデメリットにもなります。
午前中から、閉店時間の夜まで出店するので、1日のうちに複数の場所に移動して出店したい場合には避けましょう。
また、スーパーやショッピングモールなどの商業施設でキッチンカーを出店する際には、多くの飲食店と直接競合することになります。
事前にメニューを確認して対策を練るなど、工夫が必要です。
[出店料の相場]
スーパーやショッピングモールなどの商業施設での出店料は、その立地や施設の人気度によって大きく変わります。
一般的に、都市部の主要な商業施設では出店料が高くなる傾向です。
平日は約3,000円~5,000円、土日祝日は約5,000円~10,000円程度が相場とされています。
出店料が変動で設定されている出店場所もあるので、よく確認しましょう。
[人気があるメニュー]
大人から子供まで幅広い客層が見込めます。
屋台やお祭りで人気があるたこ焼き、クレープ、ホットドッグといった定番メニューの人気が高い傾向にあるといえるでしょう。
近くに食べるためのスペースがない場合には、片手で持ち運びしやすく、手軽に食べられるメニューが好まれます。
商業施設内で販売されているメニューと競合しやすいものは避けるのが賢明です。
商業施設での人気も高い、キッチンカーのクレープ屋開業については、以下の記事で詳しく解説しています。
【キッチンカー出店場所③道の駅・高速道路のSA】
道の駅や高速道路のサービスエリア(SA)は、長距離ドライバーや観光客が多く訪れるスポット。
旅の途中で休憩を取る人々や、観光目的の方が一息つきながら食事を楽しむことができるため、人気があります。
サービスエリアに出店する場合は幅広い客層が見込めますが、道の駅では少し年齢層が高くなる傾向があると理解しておきましょう。
[道の駅・高速道路のSAに出店するメリット]
道の駅や高速道路のサービスエリアにキッチンカーを出店するメリットは、一定の客足が見込めることです。
特に連休や休日は、観光地へ向かう家族連れやグループ旅行者で賑わいます。
旅の疲れを癒すリフレッシュポイントとしても重宝されるため、おいしいメニューを提供するキッチンカーは非常に好評を得やすいです。
さらに、道の駅ならではの地域特産品を取り入れたメニューを展開することで、他の飲食店との差別化を図ることができるでしょう。
[道の駅・高速道路のSAに出店するデメリット]
道の駅や高速道路のサービスエリアに出店する際のデメリットとして、売れるメニューの選定が難しい傾向にあります。
ご当地グルメや地元食材を使ったメニューを指定されることがありますが、来客者の年齢層が高い傾向にあります。
珍しいメニューよりも食べ馴染みがあるメニューが好まれるため、気を付けてメニュー選定をしましょう。
また、高速道路のSAは、施設の充実が進んでいます。
レストランだけでなく屋台コーナーも常時設営されているケースもあり、キッチンカーの出店が難しいSAも増えてきているようです。
[出店料の相場]
道の駅や高速道路のサービスエリアでの出店料は、場所の人気や地域によって異なります。
一般的に、交通量の多いエリアや観光地に近い場所では出店料が高くなる傾向があります。
1日約3,000円~5,000円が相場とされており、平日の出店は少なく、土日祝日の出店機会が多いようです。
[人気があるメニュー]
道の駅や高速道路のサービスエリアでは、ドライブ中にも手軽に食べられるからあげ、たこ焼き、サンドイッチといった軽食の人気があります。
また、ご当地グルメを楽しみに立ち寄る方も多いので、ぜひ取り入れたいメニューです。
その土地ならではの食材やご当地グルメを、キッチンカーメニューとしてアレンジしてみるのはいかがでしょうか。
【キッチンカー出店場所④公園・遊園地・観光施設】
公園、遊園地、観光施設は家族連れや観光客が多く訪れる場所で、週末や祝日、観光シーズンに特に多くの人で賑わいます。
遊園地や観光施設は園内の既存店があるため、施設の出入り口が出店場所になることがあります。
人が集まる場所なので集客に力を入れなくて済むのが魅力ですが、施設内の店舗が競合になるので事前にメニューなどをよく確認しておきましょう。
[公園・遊園地・観光施設に出店するメリット]
公園、遊園地、観光施設にキッチンカーを出店する主なメリットは、一定の集客が見込めることです。
特に観光シーズンやイベント時には、多くの訪問者がこれらの場所を訪れるため、多くの顧客にアプローチする絶好のチャンスとなります。
さらに、公共施設の場合は、出店料が比較的安めに設定されていることが多いのも嬉しいポイントです。
[公園・遊園地・観光施設に出店するデメリット]
公園、遊園地、観光施設に出店する際のデメリットとして、顧客が分散しやすいため、目立つロケーションを確保することが難しい場合があります。
出店場所が入口・出口付近になることもあり、集客が難しく、売上が伸び悩んでしまうケースも…。
さらに、観光地や人気の公園では、出店競争が激しいこともあります。
他店にはない魅力で、応募が通るように工夫してみましょう。
[出店料の相場]
公園、遊園地、観光施設での出店料は、その場所の人気や規模、場所の立地条件によって異なります。
一般的に、大都市の主要な観光地や人気の遊園地では、出店料が高くなる傾向にあります。
相場として、1日は約1,500円~5,000円程度とされ、行政が管理している出店場所の場合は出店料が低いことがあります。
ただし、季節イベントや特定期間中は、特に出店料が高騰することが予想されるケースもあるので、よく確認しましょう。
[人気があるメニュー]
公園、遊園地、観光施設は、家族連れがメインの客層です。
手軽に食べられるスナック類や、フライドポテトやアイスクリーム、地域特有のスイーツなどが好まれます。
観光客をターゲットにした場合は、その地域の文化や風土を反映したユニークなメニューを提供するのもおすすめです。
【キッチンカー出店場所⑤イベント・フェス・フリーマーケット】
キッチンカーの主戦場ともいえる、イベント、フェスティバル、フリーマーケット。
多くの人が集まる活気ある場で、キッチンカーにとって魅力的な出店場所です。
[イベント・フェス・フリーマーケットに出店するメリット]
イベントやフェス、フリーマーケットにキッチンカーを出店する主なメリットは、短期間で高い集客が見込めること。
イベントによっては数万人規模で開催されるため、集客のしやすさが特徴です。
集客が見込めるイベントでは、その分売上も大きくなり、大きなイベントでは期間中に数百万の売上が出ることもあります。
ただし、売上が確保できるかはイベントの規模によるので、応募時によく確認しましょう。
[イベント・フェス・フリーマーケットに出店するデメリット]
イベントやフェス、フリーマーケットに出店する際のデメリットには、競争が非常に激しいことが挙げられます。
人気が高く、多くの出店者が集まるため、目立つための工夫や特別なメニューの提供が求められるでしょう。
また、イベントによっては出店料が高額になることや、準備と後片付けに多くの労力が必要なこともあります。
イベント時にはスタッフを増員するなどの対応も検討してください。
スタッフ増員時に用意しておきたい、キッチンカーでの作業マニュアルについては以下の記事で詳しく解説しています。
[出店料の相場]
イベント、フェス、フリーマーケットでの出店料は、イベントの規模、場所、期間によって大きく異なります。
相場として、1日約3,000円~数万円、3日間で数十万円と、出店料の相場にも大きな幅があります。
集客人数が多くなれば出店料が上がり、主催者によっても大きく異なると理解しておきましょう。
行政主催のイベントでは出店料が安いことがありますが、イベント運営会社主催の場合は高額になります。
[人気があるメニュー]
フリーマーケットなどは『ご当地食材を使ったメニュー』などテーマが決められていることがあります。
大きなイベントでは何台もキッチンカーが並ぶことになるので、他店と差別化を図ったメニューで出店しましょう。
食べやすい定番メニューも人気ですが、イベントの客層に合わせてアレンジメニューを用意するのが成功のポイントです。
また、行列が長くなることでの機会損失を防ぐためにも、提供時間が短いメニューも検討しましょう。
【キッチンカー出店場所⑥住宅展示場】
住宅展示場は、新しい住宅を検討している人々や、すでに購入済のオーナーが多く訪れる場所。
実は、イベントが開催されることが多く、キッチンカーにとって意外な出店場所として知られています。
[住宅展示場に出店するメリット]
他の出店場所とは異なり、事前の食数を指定される買取案件が多いです。
決まった食数分の仕入れ・仕込みでよいので、売れ残りが出ないのが最大の魅力ではないでしょうか。
また、ターゲットとなる顧客層が明確であることもメリットです。
多くの場合、家族やカップルが新居を検討するために訪れる、又は購入済の方を対象とするため、受け入れられやすいメニューをイメージしやすいといえるでしょう。
[住宅展示場に出店するデメリット]
食数を指定されるので、たくさん売って稼ぎたい方には向きません。
お客さんを呼び込んで集客するスタイルではないので、決まった食数より売って稼ぐことは基本的にできないのです。
また、万人受けするメニューが好まれるので、知名度が低く、特徴的なメニューを提供するキッチンカーは出店チャンスを掴みにくい傾向にあります。
[出店料の相場]
住宅展示場での出店料は、その場所の管理運営者の方針によって大きく異なります。
一般的には、買い取りであることが多いと理解しておきましょう。
[人気があるメニュー]
住宅展示場で人気のあるメニューには、手軽に食べられるスナック類や子ども向けのメニューが含まれます。
家族連れが多いため、ソフトドリンク、アイスクリーム、お祭りの定番メニューなどが好まれるようです。
また、カフェスタイルのドリンクや軽食も人気です。
まとめ
今回は、キッチンカー出店場所の探し方と、出店形態について解説しました。
キッチンカーの出店場所探しは、やみくもに応募すれば良いものではありません。
まずは、キッチンカーの出店形態を理解し、自分のキッチンカーにはどの出店形態が合うか確認しましょう。
また、出店場所探しの方法は、キッチンカー専用サービスのみではありません。
自治体のホームページや商工会議所、観光協会のホームページからも探すことができます。
この記事では、オフィス街、住宅街、大学周辺、商業施設、道の駅、観光施設、イベント会場、住宅展示場といった場所でのキッチンカー出店のメリットとデメリットも解説しました。
出店場所ごとに出店料の相場と人気のあるメニューも紹介し、出店の際の具体的な参考情報を提供しています。
出店場所選びでは、その地域の来場者特性や、どのようなメニューが受けるかをよく考慮することが重要です。
加えて、競合との差別化を図りながら、独自の魅力を持ったメニューを提供することが成功へのカギとなります。
今回ご紹介した探し方を活用して、自分のキッチンカーに合った出店場所を見つけてみましょう。
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