キッチンカーの売上アップには作業マニュアルが必要!種類や作成手順を学ぼう!

キッチンカーで行う作業を、きちんと作業マニュアル化していますか?

一人や二人といった少人数で営業するキッチンカーでは、わざわざ作業をマニュアル化なんてする必要ないと考えられがちです。

しかし、きちんとマニュアル化することで、より効率的な動きができて売上アップに繋がることもあります。

日頃なんとなく慣れた手順で行っている作業も、マニュアル化して見直してみましょう!

今回は、キッチンカーの作業マニュアルについて解説します。

キッチンカーにも作業マニュアルが必要な理由

キッチンカーを一人で開業していても作業マニュアルが必要なの?

頭でわかっていればいいのでは?

と、思われる方も多いのではないでしょうか。

キッチンカーの多くが、一人や二人といった少人数で営業していますが、何人でも作業マニュアルは必要です。

その理由について、解説していきます。

【キッチンカーとしての品質を維持できる】

少人数で仕事をしていると、どうしても『慣れ』で作業を進めてしまいます。

少し失敗しても「この間もこれで大丈夫だったから」と、だんだんと品質が下がってしまう可能性があるのです。

作業マニュアルがあれば、キッチンカーのメニューとサービスの品質を一定に保つことができます。

一人で営業している方も、マニュアルを作成し定期的に見直すことで、営業の質が低下していないかを客観的に確認することができます。

【従業員の教育がしやすい】

今は一人や二人で営業しているキッチンカーでも、大きなイベントに参加が決まるかもしれません。

キッチンカーにとってイベントは知名度アップの大チャンス。

集客効果が高いイベントほどお客様も多いため、少人数のスタッフでは対応しきれずアルバイトスタッフを雇うこともあるでしょう。

ただでさえ忙しいイベント時に、作業しながら教えていては時間と手間がかかり、お客様をお待たせしてしまうことになります。

また、イベントが決まってからマニュアルを作ろうと思っても、イベント準備に忙しいなかで時間を作るのはなかなか難しいものです。

まずは、通常営業時の作業マニュアルを作成しておけば、イベント時にも対応しやすくなります。

作業の全てを口頭で伝えるよりもわかりやすいため、お客様に一定の品質を保ったメニューとサービスを提供できるでしょう。

【作業を効率化できる】

『いつもの手順』に慣れているから一番早い!と思っている方も多いかと思いますが、実は無駄な作業をしているかもしれません。

マニュアルがあれば、作業や手順についてきちんと目で見て考え直すことができます。

頭の中だけではとても不確かで、見直しもできません。

お客様が来る前にやっておける作業を、営業中にしていませんか?

もっと効率的な調理手順がないか、きちんと見直しができていますか?

特にキッチンカーのランチタイム営業では、1時間に何食提供できるかのスピードが売上に直結します。

1分で提供すれば60食を、3分で提供すれば20食を提供できます。

1食が500円のメニューと仮定すると、同じ1時間の営業で売上に2万円もの差が出るのです。

効率的に作業できているのか、客観的に見直すことができる作業マニュアルの必要性が伝わったでしょうか。

キッチンカーで作成しておきたいマニュアルの種類

キッチンカーの営業にもマニュアルが必要だとわかったところで、実際にはどのようなマニュアルがあるのでしょうか?

キッチンカーで作成しておきたいマニュアルの種類について、解説します。

【業務マニュアル】

キッチンカーでの業務内容や業務の流れについて説明したものが「業務マニュアル」です。

・出勤、退勤時の作業手順

・開店、閉店時の作業手順

・キッチンカー内の清掃手順

以上が主な内容です。

このマニュアルを作成しておくことで、1人でキッチンカー営業している人でも日頃の業務を客観的に見直すことができます。

どこを改善すれば効率的に動けるか、できた時間で何ができるのか、定期的にマニュアルと共に日々のキッチンカー業務を見直しましょう。

【調理マニュアル】

キッチンカーで提供するメニューに関する手順について説明したものが「調理マニュアル」です。

・食材の管理方法

・仕込み時の調理手順

・キッチンカー内の調理手順

・調理機器、調理器具の取り扱いや洗浄方法

・ゴミの分別

以上が主な内容です。

不必要な工程がないかなどの見直しができるので、1人で営業している場合でも作成しておきましょう。

効率的な仕込みについては、以下の記事を参考にしてみてください。

【接客・会計マニュアル】

キッチンカーでの接客・会計時の流れについて説明したものが「接客・会計マニュアル」です。

・お客様がいないときの声かけ(「揚げたてです」「焼きたて○○です」など)

・お客様が来店した際の声かけ(「いらっしゃいませ」「トッピングもできますよ」など)

・お渡しの際の声かけ方法(「熱くなっていますのでお気を付けください」など)

・会計時の手順(レジの操作方法など)

以上が主な内容です。

1人で営業しているときにはあまり必要性を感じませんが、アルバイトスタッフを雇うときには必ず作成しましょう。

接客・会計するスタッフはキッチンカーの顔となり、お店の印象を左右します。

売り出したいメニューをうまくセールスできるか、会計時の間違いや時間がかかることでお客様に不快さを与えないか、などもとても重要なポイントです。

しっかりとキッチンカーのコンセプトに合わせたマニュアルを作成しましょう。

【トラブル対応マニュアル】

キッチンカー営業時に起こり得るトラブルへの対応方法について記したものが「トラブル対応マニュアル」です。

・クレームへの対応方法

・メニュー売り切れ時の対応

・悪天候時の対応

・調理機材、調理器具故障時の対応

・キッチンカー故障時の対応

・出店場所管理者への対応

・責任者不在時の対応

以上が主な内容です。

キッチンカーの出店場所は日々異なることや、イベント出店なども多いことから、いつも同じ環境ということはあまりありません。

トラブルが起きても臨機応変に対応できるよう、様々な場面を想定して対応方法を明確にしておきましょう。

キッチンカーの作業マニュアル作成の手順

キッチンカーにも作業マニュアルが必要なことは、おわかりいただけたでしょうか。

ぜひマニュアルを作りたいけど、どうやって作成すればいいの?という疑問をお持ちの方に向けて、簡単なマニュアル作成方法をご紹介します。

【一日の業務を書き出す】

まずは、一日の業務について全て書き出してみましょう。

時系列で書き出すとわかりやすくなり、書き漏れをなくせるのでおすすめです。

自分の頭の中でわかっているから書かないのではなく、できるだけ細かく書いておきましょう。

【種類ごとに分ける】

書き出した内容を、種類ごとに分けましょう。

前章でお伝えしたように「業務」「調理」「接客・会計」「トラブル対応」といった種類で分けるとわかりやすいです。

【時系列に並べ直す】

種類ごとに分けたものを、手順としてわかりやすく時系列で並べ直しましょう。

手順ではないものは、目的や種類ごとに分けて書くとわかりやすくなります。

まとめ

今回は、キッチンカーの作業マニュアルについて解説しました。

1人や2人といった少人数で営業するキッチンカーでも、作業マニュアルが必要です。

いつも流れで行っている作業について客観的に見直すことができ、キッチンカーの品質を保つことができます。

マニュアル作成に難しい手順は一切ありません。

すぐにでも取り掛かれるので、キッチンカーをこれから開業する方も開業準備として作成しておきましょう。

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