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キッチンカー開業後にかかる車両の維持費について学ぼう!
目次
キッチンカーの開業者が増加しており、街中でキッチンカーを見かける機会も増えてきました。
開業資金と維持費の安さに魅力を感じて、キッチンカーの開業を考える方も多いのではないでしょうか。
キッチンカーの維持費は、大きく「稼働するとかかる費用」と「稼働しなくてもかかる費用」に分けられます。
その中でも、キッチンカーならではといえる「車両の維持費」について詳しく解説していきます。
キッチンカー(車両)の維持費
キッチンカーは調理・販売する部分に注目が集まりますが、車両として機能しなければ営業ができません。
キッチンカーを維持するための主な費用について、それぞれ解説していきます。
【自動車保険料】
安全運転を心掛けていても、運転技量に関わらず、交通事故のリスクは常に伴います。
キッチンカーでも自動車保険への加入は必ず行いましょう。
■自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)
自動車の所有者に加入が義務付けられています。
他人を死傷させた場合に生じる慰謝料や治療費に対しての補償となり、相手の車両や自身のケガへの補償はありません。
■任意保険
自賠責保険で補償されない部分を補うことを目的とした保険です。
対物、対人、人身傷害など様々な種類があるので、よく検討し、必要に応じた保険に加入しましょう。
【重量税(自動車重量税)】
自動車の購入時と車検時に、車検証の有効期間分をまとめて支払います。
納付通知が来るのではなく、購入時や車検時に支払う形になります。
・車両重量
・車種
・新車登録後の年数
・エコカー減税適用の有無
といった項目によって、金額が変動します。
【自動車税】
毎年4月1日時点で自動車の車検証上の所有者に対して、自動的にかかる税金です。車を所有している限り、毎年発生します。
用途や総排気量によって税額が決まるので、所有しているキッチンカーによって金額は異なります。
【車検費用】
車検は、車両が保安基準に適合しているか定期的に確認するための検査です。
車の各機能が正常作動するか、排気ガス規定を満たしているかといった、安全性や公害防止性能をチェックされます。
前項までで解説した自賠責保険と重量税は、車検費用内の「法定費用」に分類されます。
【整備点検・修理費】
定期的に車検を行っているから大丈夫、ということはなく、整備点検を行う必要があります。
特に中古車はトラブルが起こりやすい傾向にあるので、小さな異変を感じたら早めに整備点検を依頼しましょう。
また、大きな故障になってしまうと修理費がかかり、修理期間中は営業できないなどの問題も発生します。
オイル交換やタイヤ交換などの際に点検を依頼することでトラブルを未然に防ぐようにしましょう。
【駐車場代】
家賃がかからないと言われているキッチンカーですが、駐車場代はかかります。
何らかの事情で営業をできない期間があっても毎月かかる費用となるので、都市部など駐車場代の高い地域では注意が必要です。
【燃料費・高速道路料金】
営業場所を移動できるキッチンカーですが、移動するためには燃料費と高速道路料金がかかることも忘れてはいけません。
キッチンカーの土台となるトラックは、普通自動車よりも燃費が悪いとされています。
また、フライヤーや冷蔵庫といった調理機材を搭載しているので車両重量が重くなり、燃費にも影響します。
遠くの出店場所の場合には高速道路料金もかかることになるので、見込める売上や出店料なども考慮して出店計画を立てましょう。
キッチンカーのリースなら維持費を安く抑えられる!
キッチンカ―をリース契約した場合は使用者の名義を変更する為、購入した場合と殆ど同じ扱いで車輛を運用することが可能となります。
ケータバンクのリースサービスを軸にリースについて値段やメリット・デメリットを紹介していきます。
【値段】
ケータバンクのリースサービスは、準備費用+登録事務手数料が10万円、月額費用は12ヶ月契約で月々8万円、6ヶ月契約で月々9万円(どちらも税別)となっております。
期間満了後は再リース契約により、延長してそのままの月額料金で利用する事が出来ます。契約終了の場合は、車両の返却となります。
【メリット・デメリット】
メンテナンス費用は全てケータバンクの負担になるので、車両維持に関わる費用がほとんど掛かりません。
タイヤ交換や車検、その他法定費用の負担もないので、キッチンカ―の導入費及び維持費を抑えた開業が可能です。
1日あたり3,000円以下の価格設定なので、まずキッチンカーに興味を持って始めてみたい人にはピッタリのプランです。
デメリットは途中解約の場合に、違約金がかかります。安価なリースサービスですが、「どうしても月額でお金を払うのが嫌だ」「短期間の営業をしたい」という場合は、購入かレンタルをする方が良いでしょう。
まとめ
今回は、キッチンカー(車両)の維持費について解説しました。
キッチンカーは車両の種類や大きさに応じて、維持費に大きな違いがあります。
開業時には、ついつい開業費用について意識してしまいがちですが、開業後に定期的にかかる出費を予想して準備しておくことも大切です。
開業後すぐではなかなか難しいですが、長く安定してキッチンカーを営業するためにランニングコストをしっかり把握して事業計画を立てましょう。
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