【実録キッチンカー最前線】2022年キッチンカー業界が大幅に変わる訳とは?

2010年代前半は「キッチンカーって何?」「テント屋台と何が違うの?」そんなレベルの認知度だったキッチンカーも今や誰もが知る飲食店の形に成長しようとしています。そんな中で2022年はキッチンカーにとってあらゆる事が大きく変わる可能性が考えられます。

2022年はキッチンカー開業数が急加速で増加します

2021年もコロナ禍にありながら社会に様々な変化がありました。他の業界ももちろんですが、キッチンカー業界は特に注目された事も多く、様々な変化があった2021年となりました。

【コロナ禍におけるキッチンカーの急速な認知】

コロナ禍では「テレワーク」や「オンライン会議」等様々な文化が生まれました。そしてコロナ禍において最も触れられた「飲食問題」から一気に注目されたのが「キッチンカー」です。2020年後半から2021年にかけてキッチンカーに興味を持つ人は大幅に増え、2022年はそれが一気に形になっていく年になる事が予想されます。

また、キッチンカーが出店する為に必要なのは「出店場所」。従来「キッチンカーを出店させてほしい」と言う打診にも「???」状態だったものから、急速な認知により出店場所を管理する受け入れ側も理解しやい状態となりました。現在は10年前と比較し「出店場所交渉」においての優位性は格段に良い方向に向かっている状況です。

【食品衛生法改正でキッチンカー開業がより簡単に】

2021年6月に食品衛生法が大きく改正されました。それに伴いキッチンカーにおける基準にも見直しがあり、この内容は大まかに「規制緩和」の部類に入る物です。それにより「今迄キッチンカー開業が出来る環境では無かった人でも開業可能になった」と言う変化がありました。つまりより多くの人がキッチンカーへの参入が可能になった事で更に多くの開業数になる事が予想されます。

【SNSとキッチンカーの親和性】

2021年終盤の時点で「キッチンカーの有名店」はゼロと言って間違えではありません。現状キッチンカー業界では多くの人が知っている「有名なお店」が存在しないのです。つまり今までは「まだまだその程度の業界」でしか無かった状況でした。しかし昨今SNSの普及により資金が無くても戦略次第で0から一気に「超有名」になるケースが散見されるようになりました。「少し前まで無名なバンドが紅白出場」「昨年までフリーターが一気に億万長者に」そんな驚きの現象が各業界で見られました。そんな中「キッチンカー業界」ではまだSNS等の活用により有名になった店舗が2022年始まった時点でゼロの状態です。このゼロは可能性が無いのでは無く、可能性にあふれていると言う状況なのです。

恐らくここ数年でSNSを用いて「キッチンカーが有名店になる」と言う変化を目の当たりにするはずです。そして今少しずつそれを狙う店舗が出てきています。この波に乗るには正に2022年が旬な年になる事は間違えの無いと考えて良いでしょう。

出店形態の常識が変わる!

「キッチンカーはどこでも移動して自由な商売が出来る!」と言うのは実は現実とはかなり異なるキッチンカーに対するご認識の一つ。実はかなり狭い範囲で活躍してきたキッチンカーもようやく多様性を持った動きが出来る時代が来ました。

【従来のキッチンカーと今後】

従来のキッチンカーは実は「都市部に偏った事業体」でしかありませんでした。全国的にキッチンカーは存在していた物の、都市部以外ではまばらでとてもキッチンカーだけで生活が成り立つ収入を得られるものではありまおせんでした。それはまだキッチンカーが「屋台」的な立ち位置、つまり「人が一時的に集まるところに食事を運べるコンテンツ」としか見られて居なかったからに他なりません。

しかし、現在はあらゆるところで耳にするキッチンカー。バラエティ番組はもちろん「ドラマの主体的な位置」にまで登場するようになりました。

キッチンカーが「屋台」の殻から抜けて消費者から「一つのお店」と言う認識を持ってもらえるフェーズに突入した訳です。今後消費者からの評価も厳しくなり、より選ばれる立場になる事で、キッチンカーの質は更に向上していくのは間違えありません。

【キッチンカー業界の課題】

キッチンカーの現状の課題はたった一つ「キッチンカーによる有名店の不在」です。今現在キッチンカー業界に「あの有名店が今日は近所に来てるらしいよ!」と言う現象が起きて無いのです。これが1店舗出ればキッチンカー業界が一気に盛り上がります。そして2021年は「キッチンカーの認知」「キッチンカーへの興味」「SNSの更なる普及」等により、今まで不可能と言われた「キッチンカーでの有名店づくり」の環境が間違え無く整っている状況と言えます。

【変わりつつある2022年】

2022年は間違え無く、「キッチンカー業界にとって大変革の年」となるでしょう。前記の通り正に「機は熟した」状況で後は「それが誰の手によって生み出されるか?と言う所まで来ています。2022年は沢山の人がキッチンカーに参入し今まで小さい世界に存在したキッチンカーのの概念を壊した新しい事にチャレンジをする方が多く増えるでしょう。その中で何かのきっかけで始まる「1店舗」が生まれればそれを皮切りに一気にキッチンカー業界の有名店が連鎖的に出現し更なる盛り上がりを見せるでしょう。キッチンカー業界にとって2022年は大きな変化が生まれる年になる事が期待されます。

より高いコンプライアンス意識が必要に?

大きな変貌を遂げようとしているキッチンカー業界も急速に認知を高めた事で「内情がボロボロ・・・」と言うのも事実です。注目されれば世の中から見る目も厳しくなるのは当然。良い機運が高まる一方今までおろそかなっていたコンプライアンス面も一層強化しなくて行けない時でもあります。

【違法状態のキッチンカー取り締まりが一気に加速】

考えられない事実ではある物の現状日本を走るキッチンカーの半数以上が「違法車両状態」です。特に日本で主流となる軽トラックをベースにしたキッチンカーにおいては8割以上が違法の状態(キッチンカー総合研究所調べ)と言う事態が確認されています。そして、各事業者にも「キッチンカー」や「積載型キャンピングカー」等構造変更を行っていない軽トラックについて調査が始まっていると言う話が出ています。

世間からの注目をあびている業界だからこそ起きる、現状のキッチンカー業界にとっては非常に厳しい状況になる事もかなりの確率で予想されます。これはネガティブな事では無く、5年後10年後キッチンカーが当たり前に活躍出来る社会になる為には必要な時期になると考えるのが正しい捉え方だと思います。

今キッチンカーを営んでいる事業者も今後参入する事業者も「法令順守」は徹底すべき事項として捉える必要が有ります。

【食品衛生法改正でより細かい管理が必要に】

2021年に食品衛生法が改正され前記の通りキッチンカーにとっては「規制緩和」と捉えられる事も多い中でやはり「日常衛生管理の徹底」と言うより厳しいルールも導入されています。その代表と言えるのがHACCP(ハサップ)です。キッチンカーは食材を一定の場所で管理するのではなく、移動しながら管理する、また調理もあらゆる環境で行う為、特に食品の取り扱いには注意が必要です。

「キッチンカーで食中毒が多数発生」するなどの事象が起きれば一気にキッチンカーの印象も悪くなってしまい、業界衰退の要因にもなりかねないのです。今後は更なる衛生管理の徹底も行う事がキッチンカー発展につながる物になるでしょう。

まとめ

2022年はキッチンカー業界にとって「大チャンス」でありながらも、更にしっかりと「褌を締めなおす」時でもあります。「流行物に乗るチャンス」と言う捉え方だけでは無く、しっかりと「食品提供者の責任」も持って多くの人がキッチンカー業界に参入される事、その中から新しいキッチンカー社会の「代表となる店」が次々と出現する年になるでしょう。

業界初!10万円でキッチンカー開業できるフルサポート付きの新プラン↓

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

(台数限定)キッチンカー開業予定者は必見です。

従来とは比較にならない超低投資型キッチンカー開業を実現。

しかもプロによる無料フルサポートで開業前はもちろん開業後の不安も全て解消。

ケータバンクが提供する10万円開業のフルサポートプラン
「実車見学・サービス説明会」を随時開催しています。

▼詳しくはこちらから

※少人数制の為、早めのご予約をお願いします。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

関連記事