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キッチンカーの故障や車両トラブルを防ぐ方法とは?見逃したくないサインやよくある故障箇所を紹介!
「出店場所に向かおうとしたら、キッチンカーが動かない…。」
なんてトラブルが起きたら、出店場所やイベント主催者さんなど関係者の方々に多大なご迷惑がかかります。
できるだけ故障やトラブルを防ぐためには、どのようにすればいいのでしょうか?
今回は、キッチンカーの故障・トラブルのサインや予防方法について解説していきます。
キッチンカーによくある故障箇所
キッチンカーその他の車と同様に、車両トラブルが起こることがあります。
よくある故障箇所について、1つずつ解説していきます。
【1位:タイヤ】
キッチンカーの故障箇所の中でも、特に注意したいのがタイヤです。
中古のキッチンカーを購入した場合、タイヤが古くないかよく確認しておきましょう。
古いタイヤはゴムが劣化していることが多く、割れてパンクすることも珍しくありません。
タイヤについてはガソリンスタンドでも確認ができるので、立ち寄った際などにこまめな点検をお願いするのがおすすめです。
【2位:バッテリー】
バッテリーも、一般の車両と同様に故障やトラブルが起こりやすい箇所です。
自然に劣化してしまう部品ですので、中古購入の際はいつ購入・交換されたかなどの確認をしましょう。
バッテリー自体はホームセンターやカー用品店でも購入できますが、交換作業をお願いする場合にはバッテリーの費用にプラスして工賃がかかります。
交換頻度としては、2~3年に一度と考えておきましょう。
【3位:エンジンオイル】
エンジンオイルによるトラブルも、よく見受けられます。
キッチンカーに限らずですが、車を動かすためにエンジンを稼働させていると、エンジンオイルは細かい鉄粉やガソリンのススによる汚れで黒く変化します。
黒く変化したままエンジンオイルを使用し続けていると、オイルの潤滑作用が十分に発揮されず燃費の悪化が起こり、オーバーヒートにも繋がります。
目安として、走行距離でいうと3,000~5,000km、期間でいうと半年でエンジンオイルを交換しましょう。
キッチンカーの故障やトラブルのサイン
キッチンカーの故障は、早く気付くことができれば大きなトラブルに繋がる前に対処できることもあります。
どのようなサインに注意すればいいのか、確認しておきましょう。
【異音がする】
異音がする場合には、まずどの箇所からの異音か確認しましょう。
主に以下の箇所をチェックしてみましょう。
[エンジン]
「カンカン」「キンキン」といった音がします。
エンジンの不具合は、緊急性が高いトラブルなので注意しましょう。
金属音の場合はエンジンの冷却機能が働いておらず、オーバーヒートを起こす危険性があります。
[ブレーキ]
「キーキー」といった音がします。
走行中や走行はじめ、また寒いときに「キー」という音がする場合は要注意です。
特に走行中に音がする場合は、ブレーキパッドが残り少なくなっています。
早めに交換をすればその他の部位まで故障を招くことはないので、音に気付いたらすぐにブレーキパッドを替えてください。
[排気系]
「バラバラ」「カラカラ」といった音がします。
マフラーから発生していることが多く、緊急性があるトラブルには繋がりませんが気を付けておきたい箇所です。
マフラーに穴が開いている、または異物が入っているといったトラブルが多いので、定期的にチェックしておくのがおすすめです。
[ホイール・タイヤ]
「ギシギシ」「キーキー」といった音が鳴ります。
タイヤの取り付けが不十分なときには「ギシギシ」と鳴るので注意しましょう。
また、タイヤの空気圧が低すぎるときも、タイヤから「キーキー」と音がします。
タイヤの空気圧がガソリンスタンドで簡単に点検してもらえるので、給油で立ち寄った際などにお願いしてみましょう。
[エアコン]
「キュルキュル」「ブウォー」といった音がします。
エアコンからする「キュルキュル」という音は、エンジンとエアコンを繋いでいるファンベルトが傷んでいることによって起こります。
「ブウォー」という音は、ブロアファンモーターからの音です。
エアコンから冷たい風が出なくなるので、異音がしたら早めに交換しましょう。
【異臭がする】
車の故障に気付くためには、においにも気を付けておく必要があります。
どのようなにおいに気を付ければよいのか、詳しく解説していきます。
[ガソリン・軽油のにおい]
ガソリンや軽油のにおいがする場合は、漏れ出ている可能性があります。
燃料タンク・ホースの破損といった場合には、漏れ出たガソリンや軽油から車両火災も起きかねないので、早急に対処しましょう。
[ゴムが焼け焦げたにおい]
タイヤやエンジンのトラブルが疑われます。
タイヤから煙が出ている、異常に発熱している、道路にタイヤ痕がある、といった場合は正常な回転が行われていないため走行には注意が必要です。
タイヤに異常がない場合は、ファンベルトの摩擦によるにおいも考えられます。
[硫黄のような刺激があるにおい]
硫黄や酢酸のように、鼻にツンとくる刺激臭はオルタネーターの故障が疑われます。
オルタネーターは自動車の中で使われる電気を生み出しており、故障すると大きなトラブルに繋がります。
オルタネーターからバッテリーへ過充電されるとバッテリー液が温まることで気化し、刺激臭を放ちます。
このまま放置すると最悪の場合バッテリーが破裂することもあるので、早急に対処しましょう。
[生臭いにおい]
車の中で生臭さを感じる場合は、エアコンが原因の可能性が高いです。
エアコンフィルターに埃がたまっていないかを確認しましょう。
[甘いにおい]
走行後にボンネットを開いた際、エンジンルームから甘い香りにおいがする場合は冷却水が漏れている可能性があります。
冷却水が不足するとオーバーヒートが起こりますので、早めに対処しましょう。
【運転に違和感がある】
毎日運転していると「いつもとなんとなく違う…」といった違和感を覚えることがあるかと思います。
この違和感に気付くことが出来れば、大きな故障やトラブルに繋がる前にキッチンカーの整備ができます。
・ブレーキの感覚がいつもと異なる
・加速が鈍い
・ハンドルを取られる気がする
・車が傾いている気がする
このような違和感を覚えたら、早めに点検をしましょう。
キッチンカーの故障やトラブルを防ぐ方法
キッチンカーが故障すると修理中は営業できないため、収入にも大きく影響します。
出店場所やイベント関係者に迷惑をかけないためにも、故障やトラブルを予防しましょう。
具体的にどのようにすれば故障やトラブルを防げるかについて、解説していきます。
【日常的に点検を行う】
キッチンカーにおいて、清掃や調理機器の管理などは日常的な業務として行う事業者が多いと思います。
しかし、車両部分についても日常的に点検を行うことが重要です。
簡単にチェックできる部分としては、
・タイヤの状態(ガタ付き・摩耗の度合い・空気圧など)
・ウォッシャー液の残量確認
・エアコンフィルターの清掃
が挙げられます。
日頃から車の状態を見る習慣をつけておけば、トラブル発生時にも「どこが」「どのようにおかしいのか」について説明しやすくなります。
【少しでも異常を感じたら修理の相談をする】
最初に異常を感じたタイミングで、早めに修理に持ち込めるのが理想的です。
車の部品はそれぞれが影響し合っているため、1箇所のみの修理で済むうちに直せば大きなトラブルを防ぐことができます。
少しでも異常を感じたら、よく行くガソリンスタンドやカー用品店で修理・点検の相談をしましょう。
まとめ
今回は、キッチンカーの故障・トラブルのサインや予防方法について解説しました。
キッチンカーが故障すると、出店できなくなり収入に大きく影響が出てしまいます。
急な出店キャンセルは出店管理者やイベント主催者との信頼を壊すことにもなるので、避けたいところです。
キッチンカーの車両部分において、
・タイヤ
・バッテリー
・エンジンオイル
は、特に故障やトラブルが多い箇所ですので、日常的にチェックしておくと安心です。
キッチンカーの日々の状態を把握し、大きなトラブルに発展する前に修理や点検の相談をしましょう。
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