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キッチンカーで商品の販売価格を決める為に知っておくべき事。
目次
キッチンカー開業希望者から質問を多く頂く内容の一つである「商品はいくらぐらいに設定すれば良いですか?」と言う質問。一般的に世の中の値付けには大まかな定義があり、それを基に価格設定が行われているのが基本です。
キッチンカーの大まかな収益構造が分かればおのずと「商品売価の設定」の定義が見えてくるものです。
キッチンカーの固定費を知る
まずはキッチンカーにはどんな固定費があるのか?を把握しておくことが重要です。キッチンカーの特徴、メリットの一つは「固定費が安い事」でも知られています。
【車両維持固定費を知る】
車両維持費は以下の物があります。
・駐車場代:無料~数万円 ※地域環境により異なる
・保険代:約¥13,000/月 ※車両により異なる
・自動車税:約¥1,300/月 ※地域により異なる
車両の維持固定は上記の通りです。仕事として使うキッチンカーだから「一般乗用車と比較して維持費が高いのか?」と言うとそうではありません。むしろ自動車税については特殊車両の為、一般乗用車より圧倒的に安くなるのがキッチンカーです。
【その他固定費を知る】
・セントラルキッチン家賃光熱費:業態による ※不要な場合もある
・賠償責任保険:約¥3,000/月 ※売上により異なる
これも車両と同様大きな経費が掛かる物では無く、特に固定費ついては特段大きなものは御座いません
キッチンカーの変動費を知る
キッチンカーは動かなければ費用は掛かりません。動いた分だけ経費が掛かるのがキッチンカーの特徴。つまりキッチンカー経営で最も重要なのはこの「変動費」をしっかり把握しておく事。開業前でもこれをしっかり理解しておかなければ事業計画も立てられません。キッチンカーの変動費についてしっかり理解する事は超重要事項です。
【出店場所代】
キッチンカーを出店した際に多くの場合「場所代(出店料)」が発生します。出店料は主に「固定型」と「売上歩率型」の2つとなりますが、キッチンカー店舗は大よそ出店料を以下の目標で設定しています。
・平日営業:売上の15%以内
・土日祝日の営業:売上の20%以内
【食材・包材等原価】
飲食店では特に食品原価率が最重要です。それに加え包装資材、箸、おしぼりなどを加えた原価を多くのキッチンカー店舗では以下の目標で設定しています。
・平日の営業:売上の35%以内
・土日祝日の営業:売上の30%以内
平日は土日祝日と比較して出店料率が低い事、また常連商売色が強い事から土日祝日のイベント関連と比較すると若干原価率が高くなるのが一般的です。
【その他の変動費】
その他キッチンカーでは以下の費用が雑費として発生します。
・燃料費(車両ガソリン、発電機用燃料、火器燃料(LPG))
・産廃処理費(ごみ処理費)
大よそ全体の売上の5%~10%が雑費として掛かってきます。
まとめ
「商品の販売価格はいくらに設定すればよいのか?」と言う物もこういった部分を整理すれば自ずと出てくるものです。「いくらで売れば良いのか?」と言う考え方も当然重要ですが、あくまで原価を考え「いくらに設定しなくては行けないのか?」と言うのが商売としては重要です。沢山売上が上がっても「利益」が無ければ商売は成り立ちません。多くの事業者は「少しでも良い物を安く」提供する為に仕入れ交渉や無駄を減らすなどして原価を下げる努力を日々行っています。
つまり原価が200円の商品は安くとも650円程度で販売を行わないと商売として成り立たないと言う事です。
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