業務用冷凍ストッカーの選び方と電気代節約のコツ!中古購入の注意点も解説

キッチンカーでのメニュー提供には、食材の取り扱いがとても大切ですよね。

毎日出店しないキッチンカーにとって、食材の鮮度を保ちながら効率的に業務を進める冷凍保存は欠かせない要素です。

そこで、必要になってくるのが業務用冷凍ストッカーですが、家庭用の冷蔵庫・冷凍庫とは異なります。

業務用冷凍ストッカーは大容量で、多くの食材を保存できるのが魅力!

しかし、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

今回は、キッチンカーで使う業務用冷凍ストッカーの選び方や気になる電気代について詳しく解説していきます。

業務用冷凍ストッカーの選び方

業務用冷凍ストッカーは、食材を新鮮に保存するための必須アイテム。

選ぶときは形や機能だけでなく、自分のニーズや置き場所のサイズも考えることが大切です。

どのタイプがあなたにピッタリ合うのか、一緒に見ていきましょう!

【形で選ぶ】

冷凍ストッカーには、スライド扉タイプチェストタイプ前開きタイプの3つの主な形があります。

それぞれの特徴やメリット・デメリットをしっかり把握して、最適なものを選びましょう。

[スライド扉タイプ]

スライド扉タイプは、上部がスライド式になっているのが特徴です。

この形は省スペースで、特に狭い場所に置きたいときにおすすめ。

ちょっとした隙間にも収められるので、置き場所としてスペースを確保できなくても大活躍します。

ただ、食材を取り出すとき、下に入れたものがちょっと取りにくいのが難点といえるでしょう。

[チェストタイプ]

チェストタイプは、上部の扉が大きく開くタイプ。

このタイプの最大のメリットは、容量のバリエーションが豊富なところです。

大量の食材を保存したいときには、このタイプが一番適しています。

ただ、食材を上に重ねる形になるので、整理整頓は少し工夫が必要かもしれません。

[前開きタイプ]

前開きタイプ、別名アップライトタイプは、前面が開閉する形です。

この形の一番の魅力は、食材の出し入れがラクにできること。

実際に使用している方たちの間でも、取り扱いやすさで高評価を受けています。

ただ、冷気が逃げやすいので、閉め忘れには気を付けましょう。

【容量で選ぶ】

業務用冷凍ストッカーの容量は、保存する食材や商品の量によって選ぶのがおすすめです。

メインとなるメニューの食材を冷凍保存しない場合には、40リットル程度の小さめのストッカーが適しているでしょう。

一方メインメニューの食材だけでなくサイドメニューの食材まで冷凍保存する場合には、大容量のストッカーが必要となるかもしれません。

使用目的や保存する量を見極め、適切な容量を選択しましょう。

【冷却温度で選ぶ】

冷凍ストッカーの温度設定は、保存する食材やその用途によって異なります。

一般的な冷凍食品の保存には-20℃程度が標準ですが、特定の高級食材や研究素材を保存する際には、-60℃やそれ以下の超低温が求められることもあります。

使用する食材の保存期間や食材の特性を確認し、適切な温度帯を持つ冷凍ストッカーを選びましょう。

【冷却方式で選ぶ】

冷却方式は、冷凍ストッカーの性能や使用感を大きく左右する要因の一つです。

食材の特性や保存方法、そして運転コストなどの観点から、最適な方式を選ぶことが求められます。

[ファン式]

ファン式は、ファンを利用して庫内の冷気を効率よく循環させる方式です。

これにより、食材が均一に冷凍され、急速冷凍が可能となります。

特に、短時間で多くの食材を冷凍したい場合に向いています。

しかし、ファンの風によって食材が乾燥しやすく、また消費電力も多くなりがちです。

使用目的に応じて、メリットとデメリットを天秤にかけ選びましょう。

[直冷式] 

直冷式は、庫内の壁や棚から直接冷気を放出し、食材を冷やす方式です。

ファンを使用しないため、食材が乾燥するリスクが低く、また省エネタイプとしても知られています。

しかし、霜が付きやすいため、定期的な霜取りが必要となります。

使用環境や保有する食材の種類に応じて、適切な冷却方式を選びましょう。

業務用冷凍ストッカーの電気代はいくらかかる?

業務用冷凍ストッカーで気になるのはその性能だけでなく、日々の運転コストも大事なポイントですよね。

毎月の電気代は大きくなれば、メニューの金額への反映も検討しなければいけなくなります。

電気代の計算方法を知っておけば、事前に大まかな見積もりを立てることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

【年間消費電力から計算する】

業務用冷凍ストッカーの年間消費電力は、大体どれくらいの電気代がかかるのかの手がかりとなります。

商品のカタログや、本体のどこかに貼ってあるラベルには、年間消費電力という数値が記載されているはずです。

この数値を控え、次に、自宅やお店の電気料金の単価を調べてみましょう。

得られた二つの情報を組み合わせれば、一年間の電気代を手軽に計算できます。

ちなみに、月ごとの電気代が気になる時は、その年間の電気代を12で割ってください。そうすることで、月々のコストが見えてきます。

【電気代節約のポイント】

冷凍ストッカーを使う際、電気代の節約を考えるなら、ちょっとしたポイントが大事です。

毎月のコストを下げるためのちょっとしたコツを、以下にご紹介します。

[業務用冷凍ストッカーの中身満タンにする]

驚くかもしれませんが、冷凍ストッカーは食材でいっぱいの方が効率的。

食材同士が冷やしあうことで、中の温度上昇が抑えられます!

その結果、電気を無駄に使うことが減少し、電気代も抑えられるでしょう。

[パッキンが傷んでないかチェックする]

冷凍ストッカーのドア、しっかり閉まっていますか?

パッキンが古くなると、冷気が外に漏れてしまいます。

時々パッキンの状態を見て、交換しましょう。

中古の業務用冷凍ストッカーを購入した場合には、必ずチェックしてください。

[食材は冷ましてから入れる]

温かい食材を冷凍ストッカーに直接入れるのは厳禁です!

温かい食材を入れると、中の温度が一気に上昇してしまいます。

再び冷やすために、余計な電気が必要になるため電気代がかかります。

少し手間かもしれませんが、食材は冷ましてから保存しましょう。

[遮断カーテンを利用する]

特に夏場、冷凍ストッカーのドアを開けるたびに暖かい空気が流れ込みます。

遮断カーテンを使用することで、これを防ぎ、冷気の逃げを防ぐことができます。

それにより、ストッカーの冷却効率が上がり、無駄な電気の使用を減らせるでしょう。

[開け閉めする回数をできるだけ減らす]

冷凍ストッカーを開けるたびに、中の冷たい空気が逃げてしまいます。

なるべく一度で取り出すものを取り、すぐに閉めるよう心がけてみてください。

ちょっとした習慣が、電気代の節約につながります。

業務用冷凍ストッカーは中古で買える?

業務用冷凍ストッカーって新品だと高いイメージがありますよね。

でも、中古ならもっと手頃な価格で手に入れることが可能です。

キッチンカー開業時には、少しでもコストをかけずに開業したい方が多いはず。

そこで、中古の冷凍ストッカーを購入する方法を2つのポイントで解説します。

【ネットで買える!】

ネットショッピングの利点は、自宅から探せることです。

フリマアプリやオンラインオークションで中古の業務用冷凍ストッカーを探すのも良い方法といえます。

しかし、写真だけだと傷や汚れなどの詳しい状態がわからないため、トラブルも起こりがちです。

出品者に質問をして、年式や商品の状態をしっかり確認しましょう。

【厨房機器専門店で買える!】

実際に商品を見て比べたい場合は、厨房機器専門店がおすすめ。

店頭では、新品はもちろん、きちんと検品された中古の冷凍ストッカーも取り扱っています。

不明点や心配事があれば、店員さんに直接聞けるのも大きな魅力。

安心して、自分のニーズに合った商品を選べるでしょう。

キッチンカーで使用する中古の厨房機器購入時の注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

業務用冷凍ストッカーは、キッチンカー開業者にとって重要な設備の一つとなります。

電気代を節約するための年間消費電力の把握や、ストッカーの中身を満タンにすること、パッキンのメンテナンスなど、日常のちょっとした工夫がコスト削減に大きく寄与します。

中古の冷凍ストッカー購入も考慮すると、初期投資を抑えられる一方で、商品の状態や安全性の確認が不可欠です。

オンライン購入と厨房機器専門店の利用、どちらの方法もそれぞれのメリットがありますので、最適な選択をすることが重要です。

今回の記事を参考にして、よりスムーズなキッチンカー開業のスタートを切ってください。

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