キッチンカー開業に調理師免許はいる?開業に役立つ資格や必要なものを詳しく解説!

街角や商業施設、駅前など、日常の様々な場所で見かけるようになったキッチンカー。

長く会社勤めをしていた方から、若くしてキッチンカー開業を目指す方まで、幅広い層から注目を受けています。

「いつかはカフェを開いてみたいな…」

「最近流行りのメニューで開業してみたい!」

など、開業を具体的にお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし、キッチンカー開業で初めて本格的に飲食業へ携わる方も多く、開業に何が必要かわからないままになっていませんか?

キッチンカーでは車内で調理を行うことから、調理師の資格が必要なのではないかと思われるようです。

・実際に調理師免許なしでキッチンカー開業できるのか?

・キッチンカー開業に必要なものは何か?

など、開業前に知りたい情報をわかりやすくお伝えします!

今回は、『キッチンカー開業に調理師免許はいるのか』について、詳しく解説していきます。

調理師免許とは

調理師免許とは、飲食業界でプロフェッショナルとして活躍するために必要な国家資格です。

食品や栄養、衛生管理などに関する知識を有することを証明できます。

しかし、キッチンカーでの開業において調理師免許は必ずしも必要ではありません!

キッチンカー開業においては、

・食品衛生責任者

・保健所の営業許可

・普通自動車運転免許

が必要になります。

しかし、調理師免許が「いらない」か?というと、そうではありません。

調理師免許を取得することで、キッチンカーを含むあらゆる飲食事業において、あなたの専門性と技術が認められることは確かです。

もちろん、お客様に提供するメニューのクオリティを向上させるだけでなく、衛生管理や食品衛生に関する確かな知識も身につけることができるため、キッチンカー開業に有意義な資格といえるでしょう。

ここでは、具体的に調理師免許について詳しく解説していきます。

【調理師免許を取得するメリット】

キッチンカー開業において、絶対に必要な資格ではありません。

しかし、調理に関する知識が全くないままキッチンカー開業をすることに不安を抱く方も多いのではないでしょうか?

ここでは、調理師免許を取得するメリットについて確認していきましょう。

[調理師として名乗れる]

調理師免許を取得すれば、あなたは正式に「調理師」として名乗ることができます。

国家資格なので、飲食業界において大きな信頼の証です。

特にキッチンカーを開業する際には、お客様に対してプロフェッショナルとしての自信と信頼を示すことができます。

メニューの開発や提供においても、その専門性が高く評価され、ビジネスを大きく前進させる力となる可能性があります。

キッチンカー業界でも、食中毒の発生など、食に対する信頼感が失われるようなケースも存在します。

調理にも衛生管理にも精通できる調理師は、お客様やクライアントに信頼してもらいやすくなるのではないでしょうか。

[調理師免許がないと就職できないケースがある]

調理師免許を持っているということは、食に対する知識が豊富なだけでなく、安全な調理や衛生管理が行えるという証ともなります。

そのため、飲食業界での就職には、調理師免許を必須とする場所も少なくありません。

キッチンカー開業前に、他の飲食店で経験を積もうと考えている場合、この免許は非常に大きなアドバンテージになります。

経験を積むことで、より多くの知識と技術を身につけ、キッチンカーでのサービス提供に活かすことができるようになるでしょう。

[調理に関する知識を身に付けられる]

調理師免許を取得する過程で、メニュー作りの基本から応用に至るまで、幅広い知識を身につけることが可能です。

公衆衛生や食品衛生といった分野の知識は、キッチンカーでの開業にも大いに役立つものといえます。

既に飲食店を経営している方にとっては、もう得ている知識かもしれませんが、キッチンカー開業で初めて飲食業に携わる方にとってはキッチンカーでのメニュー開発などに直接役立つ知識となります。

お客様に提供するメニューをよりおいしく、より魅力的にするための技術とアイデアが豊富に得られるのです。

【調理師免許の取得方法】

調理師免許を取得する方法は、主に2つあります。

・調理師養成施設を卒業すること

・調理実務経験を積んで試験を受けること

それぞれの方法には、独自のメリットがありますので、自分の状況や目標に合わせて最適な選択をしましょう。

[調理師養成施設を卒業する]

調理師免許を取得する最も一般的な方法は、専門学校や短期大学などの調理師養成施設を卒業することです。

職歴等の条件は不要で、卒業と同時に無試験で調理師の資格を取得するかたちになります。

養成施設では、メニュー作りの基本から応用、さらには衛生管理や栄養学など、飲食業で成功するために必要な幅広い知識と技術を学ぶことができるのが特徴です。

実践的なトレーニングも充実しており、プロの調理師として必要なスキルを身につけることができます。

また、同じ夢を持つ仲間と出会い、刺激し合うことも大きな魅力の一つといえるでしょう。

[調理実務経験を2年以上積んで試験を受ける]

すでに飲食業界で働いている方にとって、調理実務経験を活かして調理師免許を取得する方法もあります。

2年以上の調理実務経験を積んだ後、国家試験に挑戦することで、調理師免許を取得することが可能です。

この方法は、実務を通じて得た経験や知識をさらに深め、専門性を高めるための絶好のチャンスとなります。

実際の仕事の中で培ったスキルを活かし、試験に臨むことで、より高いレベルの調理技術を身につけることができるでしょう。

【調理師免許の勉強方法】

飲食に関する知識のない方にとって、調理や栄養、衛生管理の知識を身に付けられる調理師免許はとても魅力的に感じられるのではないでしょうか。

実際にキッチンカー開業に必須の資格ではありませんが、勉強方法を知っておけば、いつか「調理に関する知識をもっとつけたい!」と思ったときに役立つかもしれません。

調理師免許の勉強方法としては、主に以下の3つが挙げられます。

・専門学校に通う

・飲食店に勤務する

・通信講座を受ける

それぞれについて、詳しく確認していきましょう。

[専門学校に通って勉強する]

専門学校での学びは、調理技術だけでなく、メニュー開発や食材の知識など、飲食業で成功するために必要な幅広い知識を身につけることができます。

専門学校では、実際のキッチンでの実習も多く、プロの調理師としての基礎をしっかりと学ぶことができます。

また、業界で活躍する講師から直接指導を受けられるのも大きなメリットです。

キッチンカー開業後のサービス提供の質を大きく向上させるのにも、大きく役立つのではないでしょうか。

[飲食店に勤務して勉強する]

実際の飲食店で働きながら学ぶ方法も、非常に効果的です。

日々の業務を通じて、調理技術やメニュー開発のスキルを実践的に磨けます。

また、食材の管理やコスト計算など、ビジネスとしての運営に必要な知識も身につけられるのも大きなメリットです。

アルバイトも含めて飲食業界での勤務経験がない方にとって、実際の店舗でも実務経験は貴重な勉強の機会となるでしょう。

[通信講座を受けて勉強する]

時間や場所に縛られずに学びたい方には、通信講座が最適です。

自宅で自分のペースで学習を進めることができるため、仕事をしながらでも、また地方に住んでいる方でも、調理師免許の取得を目指すことができます。

通信講座では、基本的な調理技術から専門的な知識まで、幅広く学ぶことが可能です。

また、最近ではオンラインでの実習クラスも充実しており、自宅にいながら実践的な技術を学ぶことができます。

キッチンカーでの調理に役立つその他の資格

キッチンカーの開業には、調理師免許は必要ありません。

食品衛生責任者と保健所の営業許可に加えて、キッチンカーを運転するための普通自動車運転免許が必要となります。

しかし、キッチンカーを成功に導くためには、調理に関する知識が必要となってくるでしょう。

調理師免許以外にも、食品や栄養に関する資格は多数存在します。

メニューの魅力を最大限に引き出し、お客様に新たな価値を提供するために役立てるため、ぜひ参考にしてみてください。

【フードコーディネーター】

フードコーディネーターは、食材の選定からメニューの企画、料理の盛り付け、食空間の演出まで、食に関するトータルコーディネートを行うプロフェッショナルです。

この資格を持つことで、キッチンカーで提供するメニューをより魅力的に、そしてプロフェッショナルな視点からアプローチすることができます。

お客様が一目見ただけで惹かれるメニューのビジュアル作りや、季節感を取り入れたメニュー開発など、幅広いスキルが身につきます。

また、食材の持つストーリーや、食を通じたコミュニケーション方法も学ぶことができるため、お客様との関係構築にも役立つでしょう。

【食育インストラクター】

食育インストラクターは、正しい食知識や食生活を伝えるための指導者です。

この資格を取得することで、キッチンカーで提供するメニューに健康や栄養に関するアドバイスを加えることが可能になります。

お客様に対して、メニューの栄養価や、バランスの良い食生活についての情報提供を行うことで、ただおいしいだけでなく、「体に良い」という価値を提供することができます。

食に関する正しい知識を持つことは、食の安全性や健康志向が高まる現代において、非常に重要です。

食育インストラクターの資格は、お客様からの信頼を得るための大きな強みとなります。

【和食マイスター】

和食マイスターは、和食の伝統と技術を深く理解し、それを料理に活かせる能力を認定する資格です。

キッチンカーで和食メニューを提供する計画がある方には、特におすすめの資格です。

和食マイスターの資格を持っていると、お客様に対して、メニューの背景や食材の選定に至るまで、豊富な知識を持って接客できます。

これは、お客様との信頼関係を築く上で非常に重要です。

また、和食マイスターの資格を活かして、季節感を大切にしたおいしいメニューを開発することができます。

例えば、春には桜を使った限定メニューを提供するなど、季節ごとに変わるメニューは、お客様のリピートに繋がるでしょう。

【野菜ソムリエ】

野菜ソムリエは、野菜や果物に関する専門的な知識と技術を持つことを認定する資格です。

この資格を持っていると、食材の選定からメニュー開発に至るまで、野菜や果物の魅力を最大限に活かすことができます。

特に、健康志向の高まりを受けて、野菜をふんだんに使ったメニューは大きな需要があります。

野菜ソムリエの資格を活かして、地元の新鮮な野菜を使ったオリジナルメニューを開発することで、他のキッチンカーとの差別化を図ることができます。

また、お客様に対して、野菜の選び方や栄養価についてのアドバイスを行うことができ、お客様の健康を支援することも可能です。

【コーヒーマイスター】

コーヒーマイスターは、コーヒーに関する専門知識と技術を認定する資格です。

コーヒー豆の選定から抽出方法、提供方法に至るまで、プロフェッショナルなスキルを身につけられます。

また、さまざまな種類のコーヒー豆を使ったメニュー開発が可能になり、お客様に新しい味わいの発見を提供できるでしょう。

例えば、季節ごとに異なる産地のコーヒー豆を特集することで、お客様の興味を引きつけることができます。

キッチンカーでコーヒーを提供する場合、この資格があることでコーヒーの品質にこだわっているとアピールできることから、他店との大きな差別化要因となるかもしれません。

キッチンカー開業に必要なもの

キッチンカーの開業をスムーズに行うためには、いくつかの必要な資格や許可があります。

ここでは、以下のキッチンカー開業に必要な3つの重要な要素に焦点を当てて、詳しくご紹介していきます。

・普通自動車運転免許

・食品衛生責任者

・保健所の営業許可

どの資格・許可もキッチンカー開業には欠かせないものですので、開業前の準備を安心して進めるためにもしっかりと確認していきましょう。

【普通自動車運転免許】

キッチンカーを運営する上で、まず最初に必要となるのが普通自動車運転免許です。

キッチンカーの大きな魅力の一つは、様々な場所に移動して営業できる点ですよね。

特別な免許は存在しないため、基本的には普通自動車免許での運転が可能です。

運転免許がまだない場合は、開業前に取得することを強くお勧めします。

キッチンカーに必要な免許やキッチンカー運転のポイントなどは、以下の記事で詳しく解説しています。

【食品衛生責任者】

食品を扱う以上、その安全性を確保することは最も重要な責務の一つです。

キッチンカーももちろん、飲食物を取り扱うため、食品を衛生的に管理し、調理することが求められます。

キッチンカーを開業するためには、「食品衛生責任者」の資格が必須です。

食中毒や食品衛生法の違反を起こさない為に運営管理を行う役割を持っており、飲食店(キッチンカーも含む)には1店舗1名の設置が必要になります。

食品衛生責任者になるためには、食品衛生責任者養成講習会を受講しましょう。

【保健所の営業許可】

キッチンカーで食品を販売するためには、保健所からの営業許可を得る必要があります。

これは、公衆衛生を守るための法律に基づくもので、営業許可を得るためには、食品の取り扱いや保管、キッチンカーの設備など、一定の基準を満たす必要があります。

キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可の取得が必須です。

そして、営業許可を取得する為には、必ず前項でお伝えした「食品衛生責任者」の資格が必要になります。

この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しています。

許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要だと覚えておきましょう。

食品衛生責任者になるには

キッチンカーの開業の準備として、調理の腕を磨くだけでは不十分です。

食品の安全と衛生を確保することは、信頼されるキッチンカーを営む上で最も重要な要素の一つだと理解しておきましょう。

そこで欠かせないのが、「食品衛生責任者」の資格です。

この資格を持つことで、お客様に対して食品の安全性を保証し、キッチンカー運営の信頼性を大きく高められるだけでなく、保健所の営業許可の取得ができます。

しかし、どのようにして「食品衛生責任者」を取得するのでしょうか?

基本的には、以下の2つの方法から選んで取得しましょう。

【食品衛生責任者養成講習会を受ける】

食品衛生責任者になるための第一歩は、食品衛生責任者養成講習会を受講することです。

各都道府県ごとに開催している食品衛生責任者養成講習会を受講して取得しましょう。

飲食業が未経験でも受講することができるので、初めてキッチンカーを開業する方でも資格の取得が可能です。

この講習では、食品衛生に関する法律、食品の適切な取り扱い方法、衛生管理の実践方法など、食品を安全に扱うための重要な知識が網羅されています。

約6時間程度の講習を受講し、最後に行われる試験に合格することで、食品衛生責任者の資格を取得することができます。

キッチンカーを開業する前に、開業準備として取得をしておきましょう。

営業許可取得をスムーズに行う第一歩となります。

食品衛生責任者養成講習会について、詳しくは以下の記事で詳しく解説しています。

【オンラインでも受講可能!】

忙しい準備期間中でも、食品衛生責任者講習を受けることができるよう、現在ではオンラインでの受講が可能となっています。

インターネットを通じて、自宅や好きな場所で講習を受けられるため、時間や場所にとらわれることなく、必要な知識を身につけることができます。

オンライン講習も対面講習と同様に、食品衛生に関する貴重な知識が学べ、試験に合格すれば資格を取得することが可能です。

キッチンカー開業の準備だけでなく、在職中の方はなかなかまとまった時間の確保が難しいかと思います。

オンラインなら、自分のペースで受講できるため、忙しい方々にとって大きな利点と言えるでしょう。

食品衛生責任者養成講習会のオンライン受講について、詳しくは以下の記事も参考にご覧ください。

保健所の営業許可を取るには

キッチンカーを開業して、お客様に安心しておいしいメニューを提供するためには、保健所からの営業許可を得ることが必須です。

しかし、このプロセスを始めるにあたり、どのように進めれば良いのか迷う方も多いでしょう。

特に、初めて営業許可を申請する場合、何から始めていいのかわからない…という方も多いのではないでしょうか。

そこで、営業許可をスムーズに取得するための具体的なステップをご紹介します。

【事前相談を忘れずに!】

難しいと思われてしまいがちな、キッチンカー開業の営業許可取得手続き。

しかし、営業許可申請はポイントを押さえてしまえば、難しいものではありません。

そのポイントは『事前相談』です!

営業許可の取得を始める前に、保健所に事前相談を行うことが非常に重要です。

この相談を通じて、営業許可取得に必要なキッチンカーの設備基準や、提出するべき書類について詳細なガイダンスを受けることができます。

この事前相談を行うことで、後の営業許可取得やキッチンカーの車両取得がスムーズに、そして効率的に進むようになりますので、開業を考えている方は必ず行いましょう。

【営業許可取得に必要な書類】

営業許可を取得するためには、複数の書類を保健所に提出する必要があります。

必要書類は以下の通りです。

・営業許可申請書 1通

・施設の構造及び設備を示す図面 2通

・営業の大要 2通

・許可申請手数料

・食品衛生責任者の資格を証明するもの(食品衛生責任者手帳等)

事前相談で得た情報をもとに、必要な書類を正確に準備し、提出しましょう。

【営業許可取得の流れ】

キッチンカー開業における営業許可取得の流れは以下の通りです。

①事前相談

②申請書類の提出

③施設検査の打ち合わせ

④施設完成の確認検査

⑤許可書の交付

⑥営業開始

提出書類が保健所に受理された後、実際のキッチンカーに対する審査が行われます。

この審査では、キッチンカーの衛生状態や設備、食品の取り扱い方法などがチェックされます。

すべての審査基準をクリアすることができれば、ついに営業許可が下ります。

まとめ

今回は、『キッチンカー開業に調理師免許はいるのか』について、詳しく解説しました。

キッチンカー開業に調理師免許は必ずしも必要ではありません。

キッチンカー開業に必要なものとして、

・普通自動車運転免許

・食品衛生責任者

・保健所の営業許可

の3つが挙げられます。

しかし、キッチンカーで成功するためには、調理技術だけでなく、メニューの魅力を最大限に引き出し、お客様に健康や栄養についての価値も提供できるような知識が求められます。

調理師免許を取得するメリットは、メニュー作りのスキルがさらに磨かれ、お客様に安心しておいしいメニューを提供できるようになることです。

飲食業に携わるのが初めての方は、取得はしなくても、勉強を進めてみることで大きな自信や確実な知識に繋がっていくことでしょう。

また、調理師に限らず、食に関する資格は多数存在します。

興味のある分野に対して知識を深めていくことで、他のキッチンカーとは一線を画した、魅力的なビジネスに成長するでしょう。

学び方にもさまざまあり、実際の飲食店での勤務、通信講座を利用した自宅学習も可能です。

おいしいメニューを提供するための基盤を作りたい方は、今回の記事でご紹介した資格も参考にしてみましょう。

実際にキッチンカーを開業する際には、ご紹介した食品衛生責任者養成講習会についてや、保健所の営業許可取得についてもぜひ参考にしてみてくださいね。

自分に合った方法で食品や栄養、衛生管理について学び、キッチンカー開業への大切な一歩を踏み出せることを願っています。

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