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キッチンカーのイベントで大活躍!テイクアウト用コップの選び方とは?
目次
キッチンカーでドリンクを提供する際に必要になるのがコップです。
「コップと言っても、素材もサイズも色々あり迷ってしまう…。」
といった方も、多いのではないでしょうか。
提供する場所や季節だけでなく、ホットかコールドかでもコップの選び方は変わります。今回は、テイクアウトで使いやすいコップ選びのために知っておきたい知識をご紹介していきます。
コップのサイズ
まず、コップ選びで最初に考えるのがサイズです。
ドリンクカップのサイズは『オンス』という単位が使用されることが多いです。あまり馴染みのない単位ですが、ドリンクを扱う場合は触れる機会が多いので覚えておきましょう。
1オンスは約29.57mlなので、おおよそ30mlと考えてどのサイズのコップを用意するか考えましょう。
記載されている容量はコップ満杯の容量なので、実際に提供するドリンクの量は記載された容量の70%~80%を目安にしましょう。
一般的はファストフード店では
■Sサイズ:10オンス
■Mサイズ:12オンス
■Lサイズ:22オンス
となっていることが多いです。
キッチンカーでテイクアウトの冷たいドリンクを提供する場合は、氷を入れることをふまえて10~16(満杯容量約300~480ml)オンスだと使いやすいサイズです。
その他の目安として、
●缶ビール350mlを入れる場合は16オンス(満杯容量約480ml)
●日本酒を入れる場合は5~9オンス(満杯容量約150ml~270ml)
となります。
コップの材質
コップの材質によって特徴が異なります。それぞれの特徴をしっかり把握して、提供するドリンクに合う材質のコップを選びましょう。
【紙コップ】
紙コップと言えば、まず一番最初に浮かぶ形かと思います。
コストが抑えられ、ホットでもコールドでも使用できるのでとても使い勝手が良い材質のコップです。
お店のオリジナルロゴを印刷することもできます。
ただし、紙が薄く熱が伝わりやすいので、熱いものを提供する際は少し注意が必要です。
ホットドリンクを提供する場合は、カバーやスリーブを付けて提供することで、お客様の火傷などの心配を低減することができます。
【厚紙コップ】
厚紙コップは、紙コップ1.5倍の厚さなので強度が高いのが特徴です。
長時間飲み物を入れておいても変形しにくく、ホットにもコールドにも使用できます。厚さがあるので紙コップより断熱性もありますが、飲み物の熱さによってはスリーブなどが必要になります。
【発泡紙コップ】
紙の表面にポリエチレン素材の発砲素材を貼り付けるという特殊な加工をして、断熱性を上げた紙コップです。
気泡の層があるので断熱性が高く、火傷のリスクを軽減することができます。結露しにくく、表面に凹凸があることで滑りにくいのも特徴です。
ホット・コールドどちらも使用できます。
【エンボスコップ】
紙コップの上からもう一枚凹凸のある厚紙を貼り付けたタイプのコップです。
1枚目と2枚目の間に空気の層ができるので、断熱性が高くなっています。発砲紙コップと同様に結露しにくく、表面に凹凸があることで滑りにくいといった特徴があります。
ホット・コールドどちらにも使用でき、紙素材なので燃えるゴミとして処分ができます。
【プラスチックコップ】
コーヒーチェーン店やコンビニなどのアイスドリンクの提供で、触れる機会の多いプラスチックコップです。
キッチンカ―ではイベントの際にプラスチックコップに注がれているビールをよく見かけます。
カフェなどのお店ではアイスドリンクを入れることが多く、熱いものを入れると変形してしまい、破損してケガに繋がることもあるのでよく注意しましょう。
プラスチックコップは通常のコップ型のみではなく、ワイングラスやシャンパングラスのような形状もあります。中身が見えるので、最近多いSNSでの集客を狙う場合にはプラスチックコップを使用して綺麗に仕上げるのがおすすめです。
ドリンクのみではなく、野菜スティックやかき氷を入れて提供することができるので、使い勝手の良いコップです。
テイクアウトには蓋付きがおすすめ!
ビールなどのアルコール飲料は除きますが、キッチンカーでドリンクを提供する場合、ほとんどのお客様が受け取り後すぐに飲むのではなく持ち歩くことになるかと思います。
お客様が持ち運びやすいよう、蓋付きのドリンクカップをおすすめします。
【ドリンクがこぼれにくい】
テイクアウトでは、やはり持ち運ぶことが前提となります。
持ち運ぶ際にドリンクがこぼれてしまうと、火傷やケガの心配、衣服を汚してしまう可能性もあります。冷たい飲み物を提供する場合は、蓋に十字の切れ込みがあるものを選ぶことでストローが固定され飲みやすくなります。
お客様に気持ちよく過ごしていただけるよう、蓋付きのドリンクカップでの提供をおすすめします。
【ホットドリンクが冷めにくくなる】
ホットドリンクを提供する場合、蓋付きコップで提供することでドリンクが冷めにくくなります。
よりおいしい状態で提供することでお客様の満足度も上がります。蓋をしたまま飲める小さな飲み口付きのタイプなど蓋の形状も様々あるので、提供するドリンクに合うものを探してみましょう。
【ゴミが入りにくい】
蓋をすることでゴミなどが混入することを防ぐことができます。
屋外で提供することが多いキッチンカーにとって、とても大きなメリットです。状況によっては購入後に入ったゴミでもクレームや返金対応を求められることがあるので、ゴミが入ることを事前に防げる蓋は欠かせません。
まとめ
今回は、テイクアウトで使いやすいコップ選びのために知っておきたい知識をご紹介しました。
サイズや材質など豊富なコップですが、今回の記事を参考にして、提供するドリンクにぴったり合うコップを探してみてください。
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