キッチンカーでアルコール(お酒)販売できる!販売時の注意点・知りたい情報をわかりやすく解説!

イベント出店などをきっかけに「キッチンカーでアルコール販売を売りたい!」と考える方は多いようです。

キッチンカーで提供するメニューと相性が良いアルコールを販売すれば、売上アップも見込めます!

キッチンカーでアルコール販売を始めるにあたり、気になるのが法的制約や許可手続き、販売時の注意点ではないでしょうか。

今回は、キッチンカーでアルコール販売を行うためのポイントをわかりやすく解説します。

キッチンカーでアルコール(お酒)の販売はできる!

キッチンカーでは食品やドリンクの販売を行いますが、アルコール(お酒)の販売も可能です。

ただし、提供方法などにいくつかの制約やルールがあります。

キッチンカーでのバーや居酒屋にも注目が集まっているため、今後もアルコールを販売するキッチンカーは増えていくのではないでしょうか。

キッチンカーでアルコール(お酒)を販売するときの注意点

キッチンカーでアルコールを販売するときには、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?

安全にキッチンカーでアルコールを販売するために、以下の注意点に留意しましょう。

【栓を開けて販売する】

キッチンカーでのアルコール販売では、ビールやワインなどの容器の栓を開けて販売することが求められます。

栓を開けずに販売するためには、キッチンカー営業とは全く異なる「酒類販売業免許」を所持していなければいけません。

アルコールは開栓した状態で販売する、としっかり理解しておきましょう。

【営業許可取得時の品目数を守る】

キッチンカーが営業するためには、保健所の営業許可が必要です。

営業許可取得時にはキッチンカーの検査を行い、取り扱いできるメニューについて品目数が定められます。

アルコールなどのドリンクも品目に含まれますので、定められた品目数を守ったメニュー数でアルコールを販売しましょう。

【深夜酒類提供飲食店営業届が必要か確認する】

キッチンカーで深夜0時を過ぎて営業し、アルコールを販売する場合は、深夜酒類提供飲食店営業届の提出が必要となる場合があります。

ただし、深夜酒類提供飲食店営業届は、バーや居酒屋のように、お酒の提供が主となる飲食店を経営する場合に必要な届けだということを覚えておきましょう。

自分のキッチンカーが当てはまるかについては地域の条例によって異なるため、事前に確認しましょう。

許可が必要になる場合は、各警察署に確認の上、申請を行ってください。

キッチンカーアルコール(お酒)販売でのQ&A

実際にキッチンカーでアルコールを販売してみたいけど、わからないことが多いな…とお悩みではありませんか?

キッチンカーでのアルコール販売に関するよくある疑問について、簡単に解説します。

【キッチンカーで販売するアルコールに氷を入れられますか?】

キッチンカーで販売するアルコールに、氷を入れることはできます。

ただし、氷を衛生的に扱い、清潔な状態を保つことが重要です。

キッチンカーの給水タンクの水を使って凍らせた氷については、飲用としての使用ができません。

アルコールに限らず、ドリンクに氷を使用する場合には販売されている氷を使用しましょう。

【アルコールはいくらで販売してもいいのでしょうか?】

キッチンカーで販売するアルコールに価格の制限などはありません。

その他に出店するキッチンカーや周辺地域の相場から決めるのがおすすめです。

アルコール単品での販売価格の設定だけでなく、その他に販売するメニューとのセット価格を設定すると客単価アップに繋がります。

【アルコールは容器やカップに注がなければいけませんか?】

キッチンカーではアルコールを開栓した状態で販売する必要がありますが、必ずしも容器に注ぐ必要はありません。

ただし、缶ビールなどをそのままお客様に販売するよりは、カップなどに注ぐ方が売値を高めに設定しやすい傾向にあります。

お酒の種類に合わせたカップでおしゃれに提供すると、お客様にも喜ばれそうですね!

【アルコールと一緒にフルーツやミントを入れてもいいですか?】

キッチンカーのアルコール販売では、アルコールの風味を引き立てるためにフルーツやミントなどを入れることもできます。

ただし、フルーツやミントの葉は加熱処理を行わない食品であるため、取り扱いには注意が必要です。

食品衛生上の配慮が必要なので、事前によく管轄の保健所に確認するのがおすすめです。

【どこでアルコールを売っても大丈夫ですか?】

キッチンカーのアルコール販売については、出店場所の規則に従う必要があります。

イベントでは、提供できるアルコールのメーカーが指定されている場合があるので確認が必要です。

また、公共施設や未成年者が多い出店場所では、アルコールの販売自体を禁止していることもあります。

出店が決まった段階で、アルコール販売について確認をしておくと安心ですね。

キッチンカーで販売するアルコール・おすすめ3選!

イベントでは特に売れるアルコール飲料。

キッチンカーで販売するアルコールの中から、特に人気のあるおすすめアルコールを3つご紹介します。

【生ビール】

キッチンカーでのアルコール販売で人気のある生ビールは、男女問わず多くの人に愛されています。

爽やかな味わいとキッチンカーの雰囲気が相まって、お客さんに喜ばれることでしょう。

揚げ物メニューや肉メニューとの相性はバッチリです!

【クラフトビール】

最近人気を集めているクラフトビールも、キッチンカーでのアルコール販売におすすめです。

個性的なフレーバーやこだわりの醸造方法が魅力なので、出店場所にちなんだ銘柄を販売するとお客様の満足度も上がりそうです。

【ハイボール】

ハイボールは、シンプルでありながら幅広い層に人気のあるアルコールです。

最近では糖質を気にする方はハイボールを選ぶことが多いので、取り入れておきたいアルコールです。

こちらも生ビールと同様に、肉メニューとの相性が抜群です。

キッチンカーでは肉メニューの人気が高い傾向にあるので、肉メニュー×アルコールで人気店を狙えるかもしれません。

まとめ

キッチンカーでアルコールを取り扱う場合には販売方法や許可手続きに注意しましょう。

氷の使用やフルーツを合わせての提供は、保健所への確認をとってから進めるとトラブルになりません。

適切な準備とルールの遵守を心掛け、キッチンカーでのアルコール販売を安全に行いましょう。

今回ご紹介した人気のアルコールも取り入れながら、キッチンカーの魅力を最大限に引き出してください。

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