おにぎり屋で儲かるキッチンカーになるには?必要な資格や資金、おすすめの出店場所も解説!

目次

日本の伝統的なメニュー「おにぎり」。

どこでも食べられる手軽さと純粋なおいしさで、老若男女問わず幅広い層から愛されています。

おにぎりをキッチンカーで販売してみたいけど、おにぎり屋って儲かるの?

キッチンカーのおにぎり屋って、開業資金はいくらかかるの?

このような疑問をお持ちの方は、わからないこと、不安なことが多く、開業にあと一歩踏み出せていないのではないでしょうか。

この記事では、おにぎり屋のキッチンカーが「儲かる」ための重要なポイントを、詳しく解説します。

開業に必要な資格、資金計画、集客しやすい出店場所の選定、お客様の興味を引くメニュー作りのコツまで、これからキッチンカーを開業しようと考えている方や、すでに開業しているがメニュー展開に悩んでいる方にとって、具体的で実践的なアドバイスをお届けします!

わからないことが、先の見えない不安を大きくするものです。

ぜひ、記事を読んで、開業への一歩を踏み出してみてくださいね。

今回は、おにぎり屋が儲かるのかについて、キッチンカー開業に必要なものも併せてわかりやすく解説していきます。

おにぎり屋は儲かる!?

キッチンカーでのおにぎり屋開業は、比較的低資金で始められるため、興味を持たれる方も多いのではないでしょうか。

おにぎり屋に限らず、食材の仕入れから調理方法、販売場所の選定に至るまで、計画的に進めれば利益を出しやすいのがキッチンカーの特長です。

ここでは、おにぎり屋がなぜ利益を出しやすいのか、その理由を3つのポイントで詳しくご紹介します。

【ターゲット層が幅広いので儲かる!】

おにぎりは老若男女を問わず幅広い層に愛されている、日本ならではの伝統的なメニュー。

純粋に「おいしい」と思えるシンプルさが、子どもから大人まで、多くの人々に受け入れられる理由の一つといえるでしょう。

朝食に、昼食に、そしてちょっとした軽食にと、一日のどの時間帯でも消費されるため、販売のチャンスは非常に多いのが特長です。

また、キッチンカーでおにぎり屋を開業すれば、イベントやフェスティバル、公園など、さまざまな場所での出店ができます!

ターゲット層の幅広さは出店場所の選択肢を増やすため、販売機会を最大限に活用することで、売り上げは右肩上がりに増加することでしょう。

【難しい調理の必要がないので儲かる!】

おにぎり屋の魅力の一つは、複雑な調理技術を必要としない点です。

基本的なお米の炊き方と、おいしいおにぎりを握る技術を身につけるだけ。

さらに、キッチンカーならではの利点として、設備投資を抑えつつ運営が可能なのも嬉しいポイントです。

小さなスペースで高効率に作業を行えるため、効率よく利益を上げることができます。

これにより、初期投資を迅速に回収し、利益を安定させることが可能となるでしょう。

【アレンジ豊富な具材で儲かる!】

「おにぎりの具材は何が好き?」

と聞かれたとき、頭の中にいくつもの具材が浮かぶのではないでしょうか。

定番の、梅干し、鮭、たらこ、昆布、ツナマヨ。

少し変わった、煮玉子、唐揚げ、豚キムチ。

どこか懐かしさを感じる、ふき味噌、しそ昆布、山ごぼう。

さらに最近は、アボカドやガパオライスなど。

海外の食材やメニューを取り入れた創作おにぎりまで、多彩なバリエーションがあります。

アレンジの種類の豊富さは、新しい顧客を引き寄せる要因となり、リピーターを増やす助けにもなります。

また、季節ごとに旬の食材を使った期間限定のおにぎりも、お客様の興味を惹き続けるのに大変有効なポイントといえるでしょう。

おにぎり屋のキッチンカー開業に必要な資格

キッチンカーでおにぎり屋を開業する場合、必要な資格が存在します。

ここでは、以下のキッチンカー開業に必要な3つの重要な要素に焦点を当てます。

・普通自動車運転免許

・食品衛生責任者

・保健所の営業許可

スムーズにキッチンカー開業できるよう、この記事を参考にして準備を進めてください。

【普通自動車運転免許】

おにぎり屋のキッチンカーを開業する上で、最初に必要なのが普通自動車運転免許です。

キッチンカーを運転するために特別な免許が必要だと考える方もいますが、特別な免許は存在しないため、基本的には普通自動車免許での運転が可能です。

※普通自動車免許で運転可能な範囲を超える大型キッチンカーの場合には、大型免許が必要となります。

※免許取得年により運転できるキッチンカーの種類やサイズが限られる場合があります。

キッチンカーに必要な免許やキッチンカー運転のポイントなどは、以下の記事で詳しく解説しています。(太字)

【食品衛生責任者】

食品を扱う以上、その安全性を確保することは最も重要な責務の一つです。

キッチンカーももちろん、飲食物を取り扱うため、食品を衛生的に管理し、調理することが求められます。

キッチンカーを開業するためには、「食品衛生責任者」の資格が必須です。

食中毒や食品衛生法の違反を起こさない為に運営管理を行う役割を持っており、飲食店(キッチンカーも含む)には1店舗1名の設置が必要になります。

食品衛生責任者になるためには、食品衛生責任者養成講習会を受講しましょう。

最近では、忙しい準備期間中でも、食品衛生責任者講習を受けることができるよう、現在ではオンラインでの受講が可能となっています。

インターネットを通じて、自宅や好きな場所で講習を受けられるため、時間や場所にとらわれることなく、必要な知識を身につけることができます。

受講資格や受講金額など、詳しくは以下の記事をご覧ください。

【保健所の営業許可】

キッチンカーで食品を販売するためには、保健所からの営業許可を得る必要があります。

これは、公衆衛生を守るための法律に基づくもので、営業許可を得るためには、食品の取り扱いや保管、キッチンカーの設備など、一定の基準を満たす必要があります。

キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可の取得が必須です。

そして、営業許可を取得する為には、必ず前項でお伝えした「食品衛生責任者」の資格が必要になります。

この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しています。

許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要だと覚えておきましょう。

難しいと思われてしまいがちな、キッチンカー開業の営業許可取得手続き。

しかし、営業許可申請はポイントを押さえてしまえば、難しいものではありません。

そのポイントは『事前相談』です!

営業許可の取得を始める前に、保健所に事前相談を行うことが非常に重要です。

保健所へ申請する営業許可の手続きや必要書類について、詳しくは以下の記事で解説しています。

おにぎり屋のキッチンカー開業に必要な資金目安

キッチンカーでおにぎり屋を開業するには、開業資金の準備が必要です。

「何に」「いくらかかるのか」がわかれば、あとは必要な資金を貯めたり調達したり、計画的に準備を進めるのみです!

これからキッチンカーを開業しようと考えている方に向けて、必要な資金の目安とその内訳を解説します。

【キッチンカー(車両)取得費】

■キッチンカーを製作・購入する場合

キッチンカーの開業に欠かせないのは、キッチンカー(車両)の取得です。

キッチンカー製作・購入の場合、価格の幅が広いため一概に価格をお伝えすることができません。

参考の価格は、

小型キッチンカー:70万円~400万円

中型キッチンカー:230万円~800万円

となります。

ベースとなる車両や外装にどこまでこだわるのか、内装の素材は何にするのか…などで価格は大きく変化します。

こだわればこだわるほど価格は上がりやすく、こだわる要素が多いので悩みどころです。

■レンタル・リースを利用する場合

イベントなど数日の短期利用であればレンタルで十分ですが、数ヶ月~1年以上かけてキッチンカーを運営してみたい方にはリースが有効です。

ここでは、ケータバンク株式会社が提供しているリースサービスを軸に紹介します。

CBリースde開業サービスでは、初期費用は『準備費用+登録事務手数料の10万円のみ』となっています。

車両にかかる費用をグッと抑えることで、その他の機材などに費用をかけられるので開業時に理想に近い設備を手に入れることができます。

使用地域により別途手数料が発生する場合がございますので、詳細はぜひお気軽にお問合せください。

【ケータバンク株式会社 リースサービス資料はこちら】

【設備・調理機材費】

キッチンカー内で調理を行うため、調理に必要な機材を車内に搭載する必要があります。

おにぎり屋では、例として以下の機材が挙げられます。

・業務用炊飯器 約50,000円~

・冷蔵庫 約100,000円~

その他、コンロやフライヤーなど、提供する具材に併せて準備が必要です。

おにぎり屋の要といえば、やはりお米!

業務用炊飯器の選び方やおすすめの炊飯器について、詳しくは以下の記事も参考にご覧ください。

【包装材・容器費】

メニューを提供するためには、テイクアウト容器が必要となります。

見映え・機能性・コストも考えて準備しましょう。こちらも何を提供するのかによって金額が大きく変わります。

おにぎりを衛生的に提供するために必要な使い捨て可能な包装紙や、持ち運びやすい容器の値段の例は以下の通りです。

・おにぎりフィルム 約2,000円/200枚

・おにぎり用フードパック 約520円/50枚

包装材費は意外と高額になることがあるので、大量購入での割引やコスト効率の良い供給元を見つけるよう意識してください。

【販促品(チラシ・タペストリー等)費】

おにぎり屋のキッチンカーを知ってもらうためのチラシやタペストリー、メニューボードなどの製作にも費用がかかります。

看板はDIYで作る方法もありますので、3,000円~20,000円程度で準備ができます。

チラシやショップカードの相場は、3,000部で20,000円~30,000円とされています。

目を引くデザインや、分かりやすい情報提供が求められるため、プロのデザイナーに依頼することを考える場合は、より高額になると考えておきましょう。

【保健所の許可取得費】

保健所からの営業許可を取得するための費用も、資金計画に含める必要があります。

例として、東京都の場合、食品衛生責任者講習会受講費12,000円と営業許可取得費用18,300円がかかります。

おにぎり屋のキッチンカー開業に必要な資金調達の方法

キッチンカーでおにぎり屋を開業するためには、資金が必要です。

もちろん自分で資金を貯めている方がほとんどかと思いますが、キッチンカーの開業時に使える補助金・助成金が存在します。

また、金融機関からの融資を受けられるケースもあるので、しっかりと確認していきましょう。

ここでは、おにぎり屋の開業資金をどのように調達するか、具体的な方法をご紹介します。

【自己資金を貯める】

最も基本的な資金調達方法は、自己資金を貯めることです。

自己資金で開業にかかる費用の全てを賄える場合、返済のプレッシャーがなく、事業の自由度も高くなるのが大きなメリットです。

まずは、貯金を始めるにあたり、キッチンカー開業に必要な総額を計算し、毎月いくら貯める必要があるか計画を立てましょう。

節約や副業を始めることも、資金を増やす一つの手段となり得ます。

目標に向かってコツコツと資金を貯めることが、成功への第一歩です。

【銀行・信用金庫から融資を受ける】

銀行や信用金庫からの融資は、開業時に必要な資金を確保するための一般的な方法です。

メガバンクを始め、金融機関は事業計画書や過去の実績を基に融資を行います。

おにぎり屋としてのビジネスプランをしっかりと準備し、信頼できる計画を提示することが重要です。

また、金利や返済条件を比較検討し、自分のビジネスに最適な融資プランを選びましょう。

キッチンカー開業における融資について、以下の記事でより詳しく解説しています。

【日本政策金融公庫から融資を受ける】

日本政策金融公庫は、特に中小企業や個人事業主向けに低利で融資を行っています。

キッチンカーの新規開業者に対しても支援を行っており、比較的融資を受けやすい条件が整っているといえるでしょう。

事業計画がしっかりしていれば、公的融資の利用を検討するのも良い選択肢です。

事業計画書の作成には時間がかかりますが、その分、将来の事業運営がスムーズに行えるようになります。

以下では、キッチンカー開業に使用する事業計画書の書き方を例も交えて詳しく解説しています。

【補助金・助成金を利用する】

国や地方自治体、様々な団体による補助金や助成金は、返済不要で資金を提供してくれるケースがほとんどのため、非常に魅力的です。

活用することで、開業時の負担を大きく軽減できるでしょう。

申請時には事業計画書と同様の内容を提出する必要があるので、準備しておきましょう。

また、補助金や助成金の申請には条件がありますので、事前に要件を確認し、必要な書類を準備してください。

キッチンカー開業時に申請できる補助金、助成金の一例は以下の通りです。

[ものづくり補助金]

正式名称は、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金です。

国から支給される補助金で、対象はものづくりやサービスを行う中小企業です。

機械装置費や原材料費などの対象項目に対して必要な資金の1/2が補助されます。

キッチンカーで申請する場合は100万円~500万円の補助とされています。

[小規模事業者持続化補助金]

キッチンカー開業で多く利用される、小規模事業者が対象の補助金です。

新型コロナウイルス流行以降、事業を継続・発展させるためにかかった費用を補助する目的とされています。

一般型では50万円、低感染リスク型ビジネス枠では100万円といった上限設定です。

但し、一般型においても新規開業の事業者については100万円の上限が適用される条件もあります。申請に必要な書類は申請者によって異なるので、申請前によく確認しておきましょう。

通年で公募されていますが、3か月ごとに締め切られます。

おにぎり屋のキッチンカー開業の手続き・流れ

これからキッチンカーでおにぎり屋を検討している方は、開業までの手続きの流れがわからずお悩みの方も多いのではないでしょうか。

ここでは、わからないまま進めると不安が多い開業までのステップを、わかりやすく具体的に解説します。

解説する流れに沿って手続きを進めれば、疑問点も解消できてスムーズにキッチンカー開業が可能になります。

それでは、具体的な手続き・流れを見ていきましょう。

【保健所に事前相談する】

キッチンカー開業において、保健所への事前相談を行うことは非常に重要です。

この相談では、どのようなメニューを提供するのか、のほか、施設の基準などを確認します。

事前に情報を得ておくことで、後の手続きがスムーズに進みます。

車両購入後に必要な設備が発覚するなどのトラブルを避けることができるので、必ず車両取得前に相談に行きましょう。

仕込み場所の所在地や自動車の保管場所等、どこを管轄する保健所に事前相談に行くか悩まれる方も多いかと思います。

下の図を参考に、当てはまる保健所に事前相談に行くようにしてください。

引用:新たに食品に関する営業を始められる皆さんへ-自動車関係営業許可申請等の手引き-

発行:東京都福祉保健局健康安全部食品監視課

【キッチンカーを取得する】

キッチンカーの選定と取得は、開業における重要な決断を必要とする場面です。

・新車のキッチンカーを製作する

・中古のキッチンカーを購入する

・リースのキッチンカーを取得する

大きく分けて3つある、以上の選択肢から自分に最適な方法で車両を取得しましょう。

もちろん、おにぎりの提供に適した設備が整っているかもよく確認して取得してください。

【営業許可申請書類を提出する】

申請書類はキッチンカー完成予定日の10日前を目安に提出しましょう。申請時に必要な書類は以下の通りになります。

・営業許可申請書 1通

・施設の構造及び設備を示す図面 2通

・営業の大要 2通

・許可申請手数料

・食品衛生責任者の資格を証明するもの(食品衛生責任者手帳等)

また、食品衛生責任者の資格は、以下のどれかが必要となります。

・栄養士、調理師、製菓衛生師、食鳥処理衛生管理者、船舶料理士、と畜場法に規定する衛生管理責任者/作業衛生責任者の資格を有する者

・食品衛生管理者又は食品衛生監視員となることができる資格を有する者

・食品衛生責任者の資格取得のための養成講習会修了者

【保健所でキッチンカーの施設検査を受ける】

書類提出後、実際にキッチンカーの施設検査が行われます。

この検査では、衛生管理や設備の適正をチェックされます。

検査には合格することが必須であり、不備があれば指摘された部分を改善し後日改めて再検査を受けましょう。

また、検査の際は、必ず営業者が立ち会うようにしてください。

【営業許可証を交付される】

すべての審査をクリアすると、最終的に保健所から営業許可証が交付されます。

この許可証をもって初めて、法的に営業を開始することが可能になります。

基本的には保健所から営業許可書が交付されてから、営業開始となりますが、出店予定日が証書完成(完成まで大体1週間)前にある場合は担当の保健所職員さんに相談しましょう。

おにぎり屋のキッチンカーで儲かるには?押さえたい5つのポイント

キッチンカーのおにぎり屋で儲かるには、押さえておきたい重要なポイントが5つあります。

これから解説するポイントを押さえて、競合との差別化を図り、より多くのお客様に選ばれるおにぎり屋を目指しましょう。

【お米のおいしさにこだわる】

おにぎりのおいしさを決める最も大切な要素は、お米の品質です。

良質なお米を選び、おいしく炊き上げる技術に磨きをかけましょう。

ブランド米にこだわるのも一つの手ですが、新鮮なお米を使用し、炊飯方法にもこだわることで、ふっくらとしたおにぎりが完成します。

おいしいおにぎりを提供することが、リピーターを増やす鍵となるため、開業前からしっかりと研究していってくださいね。

【特別感のある具材が入ったおにぎりを提供する】

おにぎりは、自分で作って食べられるメニューでもあります。

また、コンビニやスーパーでも安価で販売されているので、差別化が求められます。

ただのおにぎりにするのではなく、特別感のある具材を使用しましょう。

例えば、ローカルで有名なご当地グルメや、少し高級な具材を使った限定メニューを作ることで、他とは違う価値を提供でき、お客様の関心を引きます。

【季節ごとに旬の食材を使用する】

季節感を大切にすることも、キッチンカーのおにぎり屋で成功するためのポイントです。

春には桜えびや菜の花、夏には鰹やうなぎ、秋には栗や秋鮭、冬にはたらこやかにといった、旬の食材を取り入れたメニューを提供しましょう。

毎週決まった出店場所で営業する場合でもお客様を飽きさせることなく、季節ごとの変化を楽しみに、何度も足を運んでくれるようになります。

【セット販売で客単価を上げる】

キッチンカー経営における最大の悩みともいえるのが、客単価の低さ。

おにぎり屋では、1個あたり200円前後に価格設定することが多く、1人あたりの客単価の低さが気になります。

おにぎりだけでなく、ドリンクやサイドメニューとのセット販売を行うことで、1人当たりの購入金額を増やしましょう。

例えば、おにぎり2個に味噌汁やピクルスを加えたセットは、昼食としてぴったりなボリューム感ですよね。

お客様はより満足感を得られ、店舗の収益向上にもつながるため、ぜひ取り入れてみてください。

【冷めてもおいしく食べられる工夫をする】

キッチンカーのおにぎりは、持ち帰りを前提としている場合が多いです。

そのため、冷めてもおいしさが損なわれないように工夫することが重要です。

特にオフィス街では、このようなお客様も多いと推定されるからです。

「お昼用に買ったけれど、急な仕事で食べるのがお昼休みを過ぎてしちゃった……」

「この後忙しくなるから、手が空いているうちに買っておいて後で食べよう!」

そんなお客様をがっかりさせない工夫は、必要不可欠ですよね。

おにぎりのごはんの塩分濃度を研究する、具材を工夫するなど、冷めた後もおいしく食べられるようにしましょう。

儲かるおにぎり屋はここで営業する!3つの出店場所候補

キッチンカーでおにぎり屋を開業する際、営業場所はしっかりと選定してください。

集客力が高い場所を選べば、売り上げの増加が期待できるからです。

ここでは、おにぎり屋のキッチンカーにおすすめの3つの出店場所をご紹介します。

営業する地域やターゲット層により、最適な出店場所は異なりますが、出店場所選定の際の参考にしてみてくださいね。

【オフィス街・大学のキャンパス・官公庁周辺】

オフィス街や大学のキャンパス、官公庁の周辺は、特に平日に多くの人が集まる場所です。

近年、人が集まる時間にだけ飲食物を提供できるキッチンカーが重宝されている出店場所といえます。

昼休みにおにぎりを手軽に食べたいと考えるサラリーマンや学生、公務員が多いため、定期的な顧客を獲得しやすいといえるでしょう。

また、イベントやセミナーが開催される日に合わせて出店することで、さらに多くの人々にアプローチできます。

手早く食べられて栄養バランスの取れたおにぎりが非常に好まれるので、メニュー研究も行ってくださいね。

【ターミナル駅周辺】

ターミナル駅周辺は、通勤・通学で使われる人々が朝夕を中心として大量に行き交う場所です。

朝の時間帯には、手軽に持ち運べる朝食として、それ以外の時間帯はランチとして、日常的に利用する顧客を獲得しやすいでしょう。

また、ターミナル駅周辺には商業施設が隣接していることも多く、イベント出店を狙えることもあります。

集客しやすい立地で行われるイベントは、こまめに出店募集を確認しておくのがおすすめです。

【公園】

公園は、家族連れ、友人同士だけでなく、運動を楽しむ人など多種多様な人が集まることが多い、集客しやすい出店場所です。

公園の立地や使用目的、規模や施設内容によってターゲットは大きく異なると理解しておきましょう。

また、公園内で開催されるイベントやフェスティバルの際には、イベント用の特別なメニューを考えれば、さらに多くの集客が見込めます。

イベントで認知度を高めるとリピーターになる顧客も多く見込めるため、経験と実績を詰んで応募してみてくださいね。

おにぎり屋のキッチンカーで儲かるために!おすすめ具材5選

キッチンカーでおにぎり屋を開業しようと考えている皆さんは、お客様の心をつかむメニュー作りが成功への鍵とお気づきかと思います。

これまでお話してきた通り、おにぎりの具材によって集客効果は大きく左右されるでしょう。

ここでは、特に人気が高く、おすすめの具材を5つ選びました。

ご紹介する具材を参考にして、他のおにぎりと差別化を図り、お客様の興味を引きつけてください!

【ツナマヨ】

ツナマヨは、おにぎりの具として非常に人気が高く、幅広い年齢層から支持されています。

ツナのしっとりとした食感とマヨネーズのクリーミーな味わいが、おにぎりの米と絶妙にマッチします。

アレンジとして、醤油を加えて和風にする、ナンプラーを加えてエスニック風にする、などのアレンジも利く具材。

手軽に準備でき、コストも抑えやすいため、キッチンカーでの提供には最適です。

安定した人気を確保できるメニューのため、アレンジを加えても加えなくても、1つは用意しておきましょう。

【鮭】

鮭は、おにぎりの定番具材として親しまれています。

おいしさはもちろんのこと、栄養価の高さでもお客様に喜ばれる具材です。

特に、しっかりと焼き上げた鮭をほぐして使うことで、香ばしさが増し、おにぎりのおいしさが一層引き立ちます。

また、鮭は見た目にも鮮やかで、食欲をそそる色合いを与えるので、欠かせない具材といえそうです。

【たらこ・明太子】

たらこや明太子は、その塩味と独特の風味で、おにぎりにアクセントを加える具材です。

明太子の場合、少し辛みがありますが、これがおにぎりの味に深みを与え、特に大人の顧客からの支持を得やすい傾向にあります。

たらこはお子さまでも食べやすいため、公園やイベント出店では取り入れておきたい具材です。

たらこと明太子はどちらも、冷めてもおいしく、キッチンカーでの販売にはぴったりといえるでしょう。

【焼肉・唐揚げ】

焼肉や唐揚げを使ったおにぎりは、ボリュームがあり、食べ応えのあるメニューを求めるお客様にぴったりです。

特にイベントやフェスなどでの販売では、肉系具材を使ったおにぎりが大きな人気を集めます。

焼肉の味付けを韓国風にしてみたり、唐揚げをチキン南蛮風にしてみたりなど、ユニークなアレンジがしやすいのも嬉しい具材です。

平日のランチからイベントまで、ぜひ1つは取り入れてみたいのが肉系メニューといえるでしょう。

【煮玉子】

煮玉子を加えたおにぎりは、そのまろやかな味わいと食感が魅力です。

煮玉子の黄身が半熟状態のものを使用すると、中からとろりとした黄身が溢れ出し、特別感のある一品になります。

少し贅沢なおにぎりは、お客様に自宅では作れない特別感を提供することができるため、記憶に残るメニューとなるでしょう。

まとめ

今回は、おにぎり屋が儲かるのかについて、キッチンカー開業に必要なものも併せてわかりやすく解説しました。

キッチンカーでおにぎり屋を成功させるためには、適切な準備と戦略が必要です。

開業に必要な資格や資金、営業許可の取得から始まり、お米の品質にこだわること、特別感のある具材を提供すること、そして季節の食材を活用することが、顧客を引きつけるポイントだと解説してきました。

また、セット販売や冷めてもおいしいおにぎりの提供により、客単価の向上を図れます。

出店場所の選定も大変重要なポイントで、オフィス街や駅周辺、公園など、人が集まる場所を選ぶことが成功の鍵を握ります。

これまでご紹介した内容を踏まえ、具体的な開業プランを立てていけば、キッチンカーでのおにぎり屋は多くのお客様に愛され、結果的に「儲かるビジネス」へと成長していくでしょう。

あなただけが作り出せる、独自性を持ったおにぎりの開発に努め、顧客のニーズに応えながら、着実にキッチンカー事業を展開してください。

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