【キッチンカー開業準備】キッチンカーの入手方法・資金調達・失敗しないポイントを解説!

最近街中で見かける機会が増えているキッチンカー。

別名「フードトラック」とも呼ばれており、イベントだけではなく日常生活に溶け込み、活動の幅を広げています。

一つの場所に囚われない自由な働き方に憧れて、キッチンカーの開業を考える方も多いのではないでしょうか。

今回は、キッチンカーを開業するなら知っておきたい、キッチンカーや開業資金の調達方法と失敗しないためのポイントを解説していきます。

キッチンカーの入手方法

キッチンカーを開業する際に、最初に悩むのがキッチンカー(車両)の入手方法ではないでしょうか。

キッチンカーを入手する方法は、大きく分けて3つあります。それぞれの方法について、詳しく解説していきます。

【キッチンカーを製作する】

キッチン部分がない状態の車両に、キッチン部分を製作して入手する方法です。

■メリット・デメリット

キッチンカーを製作するメリットは、自分に合わせた理想のデザインや内装・設備の車両で開業できる点です。

販売するメニューやお店のコンセプトが決まっている場合には、具体的な希望を伝えて製作を進めることができます。

デメリットは、製作費用の高さです。開業時には調理機材など様々な費用がかかります。

あまりにお金をかけすぎると、車両以外に必要なものやその後の営業を続ける運転資金の不足が懸念されます。

■値段

まずキッチンカー製作費用について、車両の大きさや種類、内部の設備により大きく異なることを理解しましょう。

軽ワゴンや軽トラックでは約250~350万円前後、1tトラックなら約400~600万円前後が相場とされています。

使用する車両自体が新車か中古かによっても、キッチンカーの値段は大きく異なります。

【中古のキッチンカーを購入する】

キッチンカーとして売られている中古車を購入して入手する方法です。

■メリット・デメリット

キッチンカーとしての設備が整っているので、新たに製作するよりも費用がかからない点がメリットとして挙げられます。

また、製作期間を待たずにスムーズに営業を開始できるのもメリットと言えます。

デメリットは、中古車なので整備が行き届いていないこともあり、故障のリスクがあります。

故障を繰り返すと修理費もかかってしまうため、中古車を購入する際には慎重に選ぶようにしましょう。

■値段

走行距離や修理歴、キッチンなどの状態によって、価格は大きく異なることがあります。

参考として、中古車のキッチンカーは軽ワゴンや軽トラックなら約100~300万円、大型ワゴンや1tトラックなら約200~500万円がそうばと言われています。

【キッチンカーのリースを利用する】

キッチンカーを借りて営業をする場合、レンタルではなくリースを利用することもできます。

リースでは使用者名義を変更するので、購入した場合と同じ扱いで車両を使用できるのが特徴です。ここでは、ケータバンクのリースサービスを軸に解説していきます。

■メリット・デメリット

メンテナンス費用は全てケータバンクの負担になるので、車輌維持に関わる費用がほとんど掛かりません。

タイヤ交換や車検、その他法定費用の負担もないので、キッチンカ―の導入費及び維持費を抑えた開業が可能です。

1日あたり3,000円以下の価格設定なので、まずキッチンカーに興味を持って始めてみたい人にはピッタリのプランです。

デメリットは途中解約の場合に、違約金がかかります。安価なリースサービスですが、「どうしても月額でお金を払うのが嫌だ」「短期間の営業をしたい」という場合は、購入かレンタルをする方が良いでしょう。

■値段

ケータバンクのリースサービスは、準備費用+登録事務手数料が10万円、月額費用は12ヶ月契約で月々8万円6ヶ月契約で月々9万円(どちらも税別)となっております。

期間満了後は再リース契約により、延長してそのままの月額料金で利用する事が出来ます。

契約終了の場合は、車輌の返却となります。

☆ケータバンクのキッチンカーリースについて、詳しくはこちらをご覧ください。

キッチンカー開業資金調達の方法

キッチンカーの開業に興味はあるけれど、開業資金を調達する方法ってあるのかな……とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

ここでは、キッチンカーを開業する際に使える補助金や融資についてご紹介していきます。

【補助金・助成金を活用する】

キッチンカー開業時に使える補助金・助成金についてご紹介します。

今回ご紹介する補助金・助成金以外にも、各地方自治体などにより様々な制度があります。

ものづくり補助金

国から支給される補助金で、正式名称は、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金です。

3ヶ月ごとに締め切りがあり、申請時には事業計画書と同様の内容を提出する必要があります。

・上限額:100万円~500万円

・対象者:ものづくりやサービスを行う中小企業

・対象項目:機械装置費や原材料費などにかかる費用の2分の1

地域雇用開発助成金

厚生労働省から支給される助成金で、1年に1度、最大3回まで申請ができます。

・上限額:50万円~800万円

・対象者:離島や過疎地域など雇用機会が少ない土地で、創業した地域に居住する人を2人以上雇う開業者

・対象項目:設備や整備にかかる費用

業態転換支援事業(東京都)

東京都が行っている補助金制度です。東京都内で飲食業者が新たにテイクアウトや配送を行う際に申請できます。

・上限額:100万円

・対象者:東京都内で飲食業を営む中小企業者(個人事業主含む)

・対象項目:販売促進費や器具備品費など

【金融機関から融資を受ける】

開業資金が安いことから人気があるキッチンカーですが、車両の入手方法や準備する調理機材によっては大きな金額が必要になることもあります。

キッチンカーの開業を進める中で自己資金が足りない…という時には融資も検討しましょう。

■融資の相談ができる金融機関

・日本政策金融金庫

・都市銀行

・地方銀行

・信用金庫

■日本政策金融金庫から融資を受ける流れ

1.事業計画を立てる

出店形態や販売するメニューを決め、キッチンカーの開業にかかる費用を細かく計算しましょう。

2.窓口へ相談に行く

日本政策金融金庫は日本全国に支店があります。事前に予約をしておくとスムーズに相談ができます。

3.書類を準備して応募する

借入申込書・創業計画書は、ホームページからダウンロードできます。その他に必要な書類も準備していきましょう。

4.面談をする

書類提出後、担当者との面談があります。

5.結果発表・融資開始

面談から1週間~10日前後で結果が発表されます。融資の審査に通ったら、振込口座の手続きをしましょう。

審査に通らなかった場合でも、落ちた理由を聞いて再チャレンジすることができます。

■融資についての面談で聞かれること

計画性や開業準備がきちんとできているかを見るために、面談が行われます。

・起業のきっかけ

・起業する事業に関わる経歴の有無

・事業計画

・キッチンカーの出店先が決まっているか

以上の内容については特に聞かれることが多いので、事業計画書の内容をしっかり説明することが重要です。

担当者からの信頼を勝ち取れるよう、万全の準備で臨みましょう。

キッチンカー開業を失敗しないための3つのポイント

キッチンカーへの注目が高まり、キッチンカーの開業を希望する方は年々増加しています。

勇気を出してキッチンカーを始めてみたものの、なかなか思い通りにはいかず苦労される方もいらっしゃいます。

開業後に悲しい思いをしないよう、キッチンカーでの移動販売を失敗しないためのポイントを3つご紹介していきます。

【キッチンカーで提供できるメニューを選ぶ】

キッチンカーでの移動販売を開業する際に、まず考えるのが『メニュー』です。

固定店舗で提供するメニューとは異なり、キッチンカーで調理可能なメニューから選ぶ必要があります。

キッチンカー内はスペースが限られているため、たくさんの機材を搭載することや食材を大量に仕入れて保存するという方法は難しくなります。

できるだけ回転率を上げられる、作業工程の少ないメニューを選ぶことをおすすめします。

【自分に合った出店場所を探す】

長く安定した売上をキッチンカーになるためには、自分の提供するメニューに合った出店場所を探す必要があります。

キッチンカーの出店場所は、出店時間や客層など、それぞれ特徴が異なります。

ランチ出店ではボリュームがあり食べやすいメニュー、遊園地や公園では大人も子供も食べやすい軽食メニューなど、場所ごとに売れやすいメニューの特徴があります。

自分に合う出店場所を探してみましょう。

【キッチンカーの維持費を理解する】

開業時には、開業資金について調べることが多く、その後営業する上でかかる維持費についてまでなかなか考えが追い付かないことも。

しかし、キッチンカーの営業を続けるためにかかる費用についても開業時によく理解しておくと失敗が少なくなります。

キッチンカーを稼働させる時にかかる、原材料費やガソリン代、出店料などの費用についてはイメージがつきやすいかと思います。

しかし、何らかの事情でキッチンカーを稼働しない場合でも、車両維持費や保険費用などがかかります。

開業後に運転資金不足で困った…ということにならないために、開業時にしっかり確認して準備しておきましょう。

まとめ

今回は、キッチンカーや開業資金の調達方法と失敗しないためのポイントを解説しました。

まず、キッチンカーを入手するには、製作、中古車購入、リースといった方法があります。

それぞれのメリット・デメリットがありますが、初めてのキッチンカー開業ではリースを利用してテスト営業を行うのがおすすめです。

開業資金は補助金や助成金、融資といった方法でも確保することができます。

今回ご紹介した失敗しないためのポイントを押さえて、キッチンカー開業の夢を叶えてみませんか。

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