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キッチンカー設備を衛生的に保つには?機器ごとの清掃方法を解説!
目次
飲食店で最も気を付けなければいけないのが食中毒です。
食品を扱うキッチンカーでも、固定の店舗と同様に衛生面に気を配らなければいけません。清掃する際に使用する消毒液にはそれぞれ特徴があり、使用できる場面も異なります。
また、キッチンカー内の設備もそれぞれ清掃方法が異なります。
キッチンカーを衛生的に保ち、安全な営業を行うためにも、キッチンカー設備・機器の清掃について改めて確認しておきましょう。
キッチンカーで使用する消毒液
食品を扱うキッチンカーでは、消毒液を使って清掃し、キッチンカー内を衛生的に保つ必要があります。
まずは、キッチンカーで使用する消毒液について確認していきましょう。
【アルコール消毒液】
速乾性があり、スプレーなどで手軽に噴霧できるアルコール消毒液は幅広く使用されています。
手指消毒にも使用でき、安全性が高いという特徴があります。
食品を取り扱うキッチンカーで使用する場合、『食品添加物』の認可を受けたものを使用することが望ましいです。
食品添加物なのですすぎが不要となり、使い勝手が良く、また食品に噴霧することも可能です。
ただし、アルコールを使用する場合は火気厳禁になります。
キッチンカー内のスペースは狭く、火気を使用する調理機器も多いので特に気を付けて使用しましょう。
【次亜塩素酸ナトリウム】
主に、まな板や布巾などの調理機器の殺菌や漂白に使用されます。
必要以上に濃いと金属などが腐食してしまう可能性があるので、適正な濃度に希釈して使用しましょう。
また、一度希釈した次亜塩素酸ナトリウムは効果が低下してしまいます。希釈する手間を惜しんでまとめて大量に希釈するのは控えましょう。
使用時は、手指保護のため必ず手袋を着用し、換気を行いましょう。
キッチンカーの設備を衛生的に清掃する方法
キッチンカー内で調理を行う際、最も気を付けなければならないのが食中毒です。
十分な手指消毒や手袋を使用しての調理なども大切ですが、日々の営業後にきちんと清掃を行うことでも食中毒を防ぐことができます。
各設備ごとに清掃方法を確認していきましょう。
【調理台】
■準備するもの
・スポンジ
・中性洗剤
・アルコール消毒液又は次亜塩素酸ナトリウム(併用しない)
・水切りワイパー
・ペーパータオル
■清掃方法
①残っている食品などのゴミを集めて取り除く。
②洗剤を含めたスポンジで擦り洗いする。
③衛生的な水切りワイパーで水気を取ってからキッチンペーパーで拭き取る。
④消毒液を噴霧し、キッチンペーパーで拭き取る。
【シンク】
■準備するもの
・スポンジ
・中性洗剤
・水切りワイパー
・布巾(不織布が望ましい)
■清掃方法
①シンクの残菜受けを取り外し、中性洗剤を含ませたスポンジで洗う。
②流水ですすぐ。
③衛生的な水切りワイパーで水気を取る。
④衛生的な布巾で水気を拭き取る。
【冷蔵庫】
■準備するもの
・スポンジ
・中性洗剤
・アルコール消毒液
・布巾(不織布が望ましい)
■清掃方法
①冷蔵庫内を空にして、電源を切る。
(電源プラグを抜き、ファンが停止してから清掃を開始する)
②乾いた布巾で冷蔵庫本体の内外、扉、パッキン部分を拭き取る。
汚れがひどい場合には洗剤を含ませた布巾でふき取り後、別の硬く絞った衛生的な布巾で拭き上げる。
③庫内の棚は取り外して洗剤と流水で洗浄後に、水気を拭き取る。
④月に1~2回、フィルターの清掃を行う。
※機器メーカーごとに清掃方法が異なるため、取扱説明書を確認してから清掃しましょう。
【オーブン】
■準備するもの
・スポンジ
・中性洗剤
・布巾(不織布が望ましい)
■清掃方法
①鉄板など取り外せる部品は外して洗浄する。
②オーブン内の汚れは冷める前に洗剤をスプレーして洗浄する。
③ガラス面や本体外側は洗剤を含めた布巾で汚れを拭き取る。
④月に1~2回、ファンカバーやフィルターを取り外して洗浄する。
※機器メーカーごとに清掃方法が異なるため、取扱説明書を確認してから清掃しましょう。
【フライヤー】
■準備するもの
・スポンジ
・中性洗剤
・布巾(不織布が望ましい)
■清掃方法
①元栓を閉める。
②油を抜き、揚げかすを捨てる。
③洗剤を含ませたスポンジで、内側、油抜き栓、蓋などを洗浄する。
④揚げ網など分解できる部分は分解して洗剤で洗う。
➄流水ですすぎ、水分を切りしっかり乾燥させる。
⑥外側も洗剤を含ませたスポンジで洗浄して、水分を拭き取り乾燥させる。
※機器メーカーごとに清掃方法が異なるため、取扱説明書を確認してから清掃しましょう。
【炊飯器】
■準備するもの
・スポンジ
・中性洗剤
・布巾(不織布が望ましい)
■清掃方法
①炊飯窯は湯につけ、ご飯粒の残りを洗浄する。
②洗剤などを含ませたスポンジで釜や蓋などをまんべんなく洗浄する。
③本体外側は必要に応じて洗剤を含ませた布巾等で汚れを拭き取り、衛生的な布巾で洗剤分を拭き取り乾燥させる。
※機器メーカーごとに清掃方法が異なるため、取扱説明書を確認してから清掃しましょう。
まとめ
今回は、キッチンカー設備・機器の消毒についてお伝えしました。
消毒液はそれぞれ特徴が異なります。
アルコール消毒液を使用する際には火気に気を付け、次亜塩素酸ナトリウムを使用する際には手指保護のための手袋と換気が必須です。
また、各設備ごとに清掃方法が異なりますが、機器の場合は取り扱い説明書をよく確認の上清掃するようにしましょう。
綺麗に清掃したキッチンカーで、安全な営業を行ってください。
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