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人気のベビーカステラをキッチンカーで開業する方法とは?儲かるポイント・資格・設備についても解説!
目次

お祭りでよく見かける、ベビーカステラ。
子どものころ、屋台で売っている焼きたての甘い香りに釣られて買った方も多いのではないでしょうか。
懐かしい存在のベビーカステラですが、最近では材料やトッピングにこだわった人気店も増えてきています。
おしゃれなスイーツとしての可能性も秘めたベビーカステラ屋の開業をお考えの方も少なくないはず。
実は、営業する場所を自分で選んで出店できるキッチンカーなら、イベント出店などの活躍の場も広がります!
この記事では、キッチンカー開業時に知っておきたい必要な資格や車内設備に加えて、儲かるためのポイントもお伝えします。
キッチンカーで焼きたてのベビーカステラを販売して、新たなブームの火付け役となりませんか?
今回は、キッチンカーでのベビーカステラ屋についてご紹介していきます。

キッチンカーの人気メニュー・ベビーカステラとは?
昔ながらの縁日を思い出させるおやつとして幅広い世代から愛されている、ベビーカステラ。
近年はキッチンカーでも出店が増えており、見た目のかわいらしさと焼き立ての香ばしさで多くのお客さまを引きつけています。
小ぶりで食べやすく、持ち帰りやシェアに向いていることからイベントや公園などでも売れやすいメニューです。
「昔ながらの懐かしさ」と「今風のアレンジ」の両方を取り入れると、リピーターの確保や話題性アップにつながるでしょう。
ここでは、ベビーカステラの特徴や歴史を押さえ、キッチンカーに導入するメリットを確認していきます。
【ベビーカステラの特徴】
ベビーカステラは直径3~4センチほどの一口サイズで、外は香ばしく中はふんわりとした食感が魅力のメニューです。
焼き立ては香りが強く、目の前で調理するライブ感があるため、通りすがりの人を思わず足を止めさせる力を持ちます。
また、生地自体がシンプルなため、味付けやトッピングを変えることで幅広いアレンジが可能なのも大きな魅力です。
さらに見た目のかわいさがSNSで拡散されやすく、集客効果も高いのが強みです。
キッチンカー開業者にとっては材料費が比較的安く、利益率が高い点も魅力といえるでしょう。
仕込みや保温ショーケースでの作り置きがしやすく、短時間で大量に焼けるので回転率を上げやすいことも特徴です。

【ベビーカステラの歴史】
ベビーカステラのルーツは江戸時代の「カステラ」にさかのぼるとされています。
当時、外国から伝わったカステラを小さくアレンジしたといわれています。
また、兵庫で親しまれていたお菓子を元に作られたという説もあり、発祥や歴史には諸説あります。
主に縁日やお祭りの屋台で広まり、子どもから大人まで気軽に食べられる定番メニューとして定着しました。

キッチンカーでベビーカステラ屋を開業する際に必要な資格
キッチンカーを営業するためには『食品衛生責任者』の資格と、保健所の営業許可が必要となります。
【食品衛生責任者】
キッチンカ―を営業する際に必要な資格は『食品衛生責任者』です。
※キッチンカ―内で調理行為を行う場合は、保健所の営業許可の取得が必要になります。
食品衛生責任者は飲食店や食品に関わるお店ごとに、必ず1人配置するよう義務付けられています。
食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が主催する約6時間の講習会とテストを終えると修了証が授与されます。
受講したい自治体の講習会の日程を調べて取得しましょう。
※但し、下記の資格を持っている方は、受講が免除されます。
栄養士・調理師・製菓衛生士・と畜場法に規定する衛生管理責任者・と畜場法に規定する作業生成責任者・
食鳥処理衛生管理者・船舶料理士・食品衛生管理者もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者

【保健所の営業許可】
「営業許可」とは、飲食店(キッチンカ―)が食品を調理・提供をする為に必要な許可のことです。
この許可は行政が定める基準(キッチン設備や調理内容など)を満たしている飲食店(キッチンカ―)に保健所から発行されます。
キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可を取得する事になります。
そして、営業許可を取得する為には、前項で紹介した「食品衛生責任者」の資格が必要になります。
この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しております。
※移動して販売をするキッチンカーは管轄地域毎で営業許可を取得する必要があります。
許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要です。
キッチンカーのベビーカステラ屋に必要な設備
キッチンカーでベビーカステラを移動販売する際には、どのような設備が必要になるのでしょうか。
キッチンカーの設備とベビーカステラ調理の設備に分けてご紹介します。
【キッチンカーの設備】
キッチンカーで移動販売を行う際には、営業する地域を管轄する保健所で営業許可を取得する必要があります。
営業許可取得の際には、シンクの数や給排水タンクなど、保健所が定める施設基準を満たすキッチンカーを持ち込んで検査を受けます。
移動販売でベビーカステラ屋を開業する場合も車輛内で調理行為をする場合は同様の設備を準備しましょう。
必要な設備の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。
【ベビーカステラ調理の設備】
■ベビーカステラ焼き機
ベビーカステラを焼くためには、専用のベビーカステラ焼き機が必要になります。
ガス式と電気式がありますが、キッチンカーで販売するためには業務用としてガス式を準備しましょう。
火力が強いため外側をカリッと仕上げられるのが特徴ですが、中身が生焼けにならないよう火力を調整する必要があります。
■保温型ショーケース
焼き上げたベビーカステラを温かいまま保管したい場合には準備しましょう。
■その他
食材を衛生的に保管するための冷蔵庫、ベビーカステラの生地を作る際に必要なボウル等の調理器具を準備しましょう。

キッチンカーでベビーカステラ屋を営業するメリット
コロコロと丸くて可愛いベビーカステラは、子どもから大人まで食べやすいおやつとして人気があります。
キッチンカーでベビーカステラを販売するメリットには、どのようなものがあるでしょうか。
【作り方が簡単で、作り置きもできる!】
ベビーカステラは自宅でも作れるほど調理工程が少なく、生地を焼くだけで出来上がりになります。
また、作り置きで保温ケースに入れておけば、お客様を待たせることなく提供出来ます。
作業工数が少ないメニューは、キッチンカー内での作業がしやすく、効率的に営業できるのがメリットと言えます。

【お祭りやイベントの人気メニュー!】
片手で手軽に食べられるベビーカステラは、お祭りやイベントで人気のメニューです。
また、美味しいベビーカステラは冷めても美味しく、あえて冷やしてから食べる人もいるほど。
おやつとして長く愛されているので流行り廃りが少なく、大人から子供まで楽しめるといった特徴があります。
もちろん、キッチンカーでの提供にもぴったりです。
イベントだけでなく、テーマパークや商業施設でも売上が見込めるので出店チャンスを逃さないようにしましょう。

キッチンカーでベビーカステラ屋を営業するデメリット
キッチンカーでベビーカステラを販売するデメリットについても確認しておきましょう。
【ランチ営業の売上は見込めない】
ベビーカステラはおやつや軽食に分類され、お腹いっぱいに食べるメニューではありません。
そのため、平日のランチタイムはキッチンカーにとって安定した売上を見込めますが、ベビーカステラでの出店は難しいと考えましょう。
スーパーや公園など親子連れのおやつ需要を狙える出店や、イベントや休日の出店場所で売上を確保できるようにしましょう。

キッチンカーのベビーカステラ屋で儲かるためのおすすめアレンジメニュー
ベビーカステラはそのままでも人気がありますが、競合との差をつけるにはアレンジも大切です。
シンプルなメニューだからこそ、素材を変えたり見せ方を工夫したりすることで、単価アップやSNSでの拡散につながります。
また、「つい写真を撮りたくなる」ような見た目を意識すると、宣伝効果も期待できます。
ここでは、キッチンカーで提供することも考慮したおすすめのアレンジを紹介します。
【米粉のベビーカステラ】
米粉を使ったベビーカステラは、小麦粉を控えている方や健康志向のお客さまにアピールしやすいアレンジです。
グルテンを気にする人が増えているほか、アレルギー対応の一環としても導入しやすい特徴があります。
米粉は小麦粉に比べて軽やかな食感になり、焼き上がりもふんわり感が増すのも大きな魅力です。
また「和の素材」として日本らしさを打ち出せるので、外国人観光客にも好まれやすい点が強みといえるでしょう。
さらに、黒糖やきな粉と組み合わせることで和スイーツらしい雰囲気を演出できます。
定番にプラスして提供することで、差別化と単価アップの両方を狙ってみるのはいかがでしょうか。

【ベビーカステラのフォンデュ】
ベビーカステラを串に刺し、チョコレートやキャラメルソースでフォンデュ風に楽しめるアレンジは食べやすさ抜群でキッチンカーにぴったりのアレンジ方法です。
見た目が華やかでイベントやフェスで特に注目されやすく、若い世代の集客につながります。
ソースを複数用意すれば「選べる楽しさ」も生まれ、リピーター獲得にも効果的です。
カップに入れて持ち歩きやすい形にすれば、食べ歩きイベントにもぴったりです。
ベビーカステラのシンプルさを逆手に取り、味や見た目で変化を加えることが成功のポイントになるでしょう。

【ベビーカステラのパフェ】
ベビーカステラをカップに入れてアイスや生クリーム、フルーツなどと重ねたパフェは、見た目の豪華さでお客さまの目を引きやすいアレンジです。
お祭りや縁日のイメージが強く、安めの価格設定になりやすいべビーカステラを「特別なスイーツ」に変えることで、単価を高く設定しやすくなる点がメリットです。
透明カップを使って層を見せると、写真映えするメニューになりSNSでの拡散が期待できます。
さらに、季節ごとにイチゴやマンゴーなど旬のフルーツを取り入れると、季節感のある限定メニューとして販売しやすいのも嬉しいポイントです。
冷たいアイスと温かいベビーカステラを組み合わせると食感や温度差の楽しさが生まれ、リピートにつながりやすい魅力的な商品になるでしょう。
また、追加トッピングメニューを設定することで売上アップを狙うチャンスにもなります。

キッチンカーのベビーカステラ屋で儲かるためのポイント
調理工程がシンプルで、初めての開業でも参入しやすいベビーカステラのキッチンカー。
キッチンカーでベビーカステラ屋開業を成功に導くためのポイントをまとめてご紹介していきます。
【トッピングやアレンジで他店と差別化を図る】
お祭りや屋台で見かけるベビーカステラは、基本的にプレーン味の1種類です。
キッチンカーで販売する場合、生地自体にイチゴやチョコといった味付けをしてメニュー数を増やすことでお客様の満足度をあげることができます。
メイプルシロップや練乳といったソースをトッピングするなど、アレンジも幅広いのが特徴です。
バターや卵にこだわって他店と差別化する方法もあります。
自分の理想とするベビーカステラを探して、開業計画を立てていきましょう。

【軽トラック型キッチンカーで開業する】
焼きたてのベビーカステラをお客様に提供するためには、キッチンカー内で立って焼き上げる必要があります。
軽トラック型キッチンカーの大きさであれば、ベビーカステラ焼き機、保温型ショーケース、冷蔵庫を設置した上で、十分な作業スペースを確保ができます。
また、軽トラック型キッチンカーは、ベビーカステラを売りやすい公園やスーパーの前といった場所でも出店可能なサイズなので安心です。

まとめ
今回は、キッチンカーでのベビーカステラ屋についてご紹介しました。
お祭りやイベントで親しまれているベビーカステラは、調理手順がシンプルでキッチンカーでの販売にも適しています。
おやつとして購入してもらいやすい出店場所を探し、生地へのこだわりやトッピングなどのアレンジで他店との差別化にも力を入れると成功が見込めます。
最近人気が出てきているベビーカステラで、ブームを先取りしてキッチンカーでの開業計画を立てみませんか。

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