ニューヨーカーに大人気の屋台飯・オーバーライスをキッチンカーで移動販売する方法!必要な資格や設備を紹介!

オーバーライスは、トルコ発祥でニューヨークの屋台飯として火が付いた屋台飯の定番料理。

ターメリックライスの上に、スパイスに漬け込んだチキンとレタス、玉ねぎ、パプリカなどの野菜が盛り付けられ、ホワイトソースとホットソースをかけて食べる見た目もカラフルでおしゃれ。

設備の整ったキッチンカーで、おいしいオーバーライスを移動販売してみませんか?

今回は、キッチンカーのオーバーライス屋開業についてご紹介していきます。

キッチンカーでオーバーライス屋を開業する際に必要な資格

キッチンカーを営業するためには『食品衛生責任者』の資格と、保健所の営業許可が必要となります。

【食品衛生責任者】

キッチンカーを営業する際に必要な資格は『食品衛生責任者』です。

※キッチンカー内で調理行為を行う場合は、保健所の営業許可の取得が必要になります。

食品衛生責任者は飲食店や食品に関わるお店ごとに、必ず1人配置するよう義務付けられています。

食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が主催する約6時間の講習会とテストを終えると修了証が授与されます。

受講したい自治体の講習会の日程を調べて取得しましょう。

※但し、下記の資格を持っている方は、受講が免除されます。

栄養士・調理師・製菓衛生士・と畜場法に規定する衛生管理責任者・と畜場法に規定する作業生成責任者・

食鳥処理衛生管理者・船舶料理士・食品衛生管理者もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者

【保健所の営業許可】

「営業許可」とは、飲食店(キッチンカー)が食品を調理・提供をする為に必要な許可のことです。

この許可は行政が定める基準(キッチン設備や調理内容など)を満たしている飲食店(キッチンカー)に保健所から発行されます。

キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可を取得する事になります。

そして、営業許可を取得する為には、前項で紹介した「食品衛生責任者」の資格が必要になります。

この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しております。

※移動して販売をするキッチンカーは管轄地域毎で営業許可を取得する必要があります。

許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要です。

キッチンカーのオーバーライス屋に必要な設備

キッチンカーでオーバーライスを移動販売する際には、どのような設備が必要になるのでしょうか。

キッチンカーの設備とオーバーライス調理の設備に分けてご紹介します。

【キッチンカーの設備】

キッチンカーで移動販売を行う際には、営業する地域を管轄する保健所で営業許可を取得する必要があります。

営業許可取得の際には、シンクの数や給排水タンクなど、保健所が定める施設基準を満たすキッチンカーを持ち込んで検査を受けます。

移動販売でオーバーライス屋を開業する場合も車輛内で調理行為をする場合は同様の設備を準備しましょう。

必要な設備の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。

【オーバーライス調理の設備】

■ガスコンロ

オーバーライスを調理するためには、ガスコンロが必要になります。

効率よく調理するためには、2口以上のコンロを準備しましょう。

■炊飯器

オーバーライスを提供する場合には、炊飯器を設置しましょう。

キッチンカーで使用する炊飯器はガス式、炊飯量は5升がおすすめです。

キッチンカーで使う炊飯器の選び方などについて、詳しくはこちらをご覧ください。

■その他

包丁、まな板、ボウルなどの調理器具。

容器は持ち帰りも想定して、断熱性に優れた蓋付きの容器を使用するとお客様の満足度も上がります。

夏場はキッチンカー内の冷蔵庫がなかなか冷えないことがあるので、クーラーボックスの用意もあると安心です。

キッチンカーでオーバーライス屋を営業するメリット

ニューヨークの屋台で火が付いたオーバーライスは、キッチンカー販売に向いているメニューといえるのではないでしょうか。

キッチンカーでオーバーライス屋を営業するメリットについて確認していきましょう!

【ライバルが少ない】

オーバーライス専門店も出てくるほど、認知度も上がってきているオーバーライスですが、まだまだライバルの少ない料理です。

キッチンカーの人気メニューを目指すなら「ちょっとした特別感」も大切。

キッチンカーが活躍するイベントでは、いつも食べているものとは違うものを求めるお客様が多いので、オーバーライスは注目を集めることでしょう。

【出店場所の選択肢が多い】

開業者の多くが出店したがる、毎週決まった場所で安定した売上を確保しやすいランチ営業でも需要が見込めるメニューでしょう。

週末はご当地グルメイベントへの出店もできるため、出店場所の選択肢が多いのが魅力といえそうです。

キッチンカーでオーバーライス屋を営業するデメリット

オーバーライスはチキン以外にも、フィッシュやシュリンプなど季節ごとの具材を入れて楽しむ自由度の高さも魅力。

キッチンカーでオーバーライスを移動販売するデメリットについても、開業前によく確認しておきましょう。

【売上が季節や天候に左右されやすい】

オーバーライスは通年販売ができるメニューですが、やはり季節によって売上は変動します。

オーバーライスに限らず、熱々で提供するメニューは夏の暑い時季には販売数が伸び悩むことが多いようです。

また、キッチンカーの出店場所の多くは屋外のため、天候が悪化すると客足が伸びず売上が思うように上がらないこともあります。

雨でも売れ行きが落ちないオフィス街のランチ出店など、様々な季節や天候に対応できるよう対策を考えて営業しましょう。

【食品ロスが損失に繋がる】

オーバーライスでは、具材にさまざまな食材を使用します。

野菜もお肉も摂れるので栄養満点でお客様に喜ばれますが、売れ残りによる食品ロスが起こりやすいため気を付けましょう。

食品ロスは、その食材の仕入れに使った金額がそのまま損失となるため、できるだけ避けたいものです。

需要予測を行い、仕入れ量を適切にできるようコントロールしましょう

キッチンカーでオーバーライス屋を成功させるポイント

まだあまり多くはない、オーバーライスのキッチンカー。

キッチンカーでのオーバーライス屋開業を成功させるポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

【サイドメニューやドリンクをセットで販売する】

キッチンカーの客単価は1,000円以下と低く、売上がなかなか上がらない一因となっています。

お店のコンセプトに合わせて、コールスロー、キャロットラペ、ポテトなどのサイドメニューを充実させて単価アップが実現できるでしょう。

さらに、ブラウニー、バナナケーキのどのデザートメニューを増やすことで、売れにくい時間を減らす工夫もできます。

【軽トラック型キッチンカーで開業する】

基本的にキッチンカー内で調理を行う場合には、立って作業ができる軽トラックタイプのキッチンカーをおすすめします。

オーバーライスは食材の種類が豊富なので、食材を安全に保管するための冷蔵庫必須になります。

軽トラックサイズであれば、その他の調理機材も設置でき、十分な作業スペースも確保が可能です。

お店のコンセプトの合わせた装飾を加えてお客様に楽しんでもらえると宣伝効果も上がり、集客にも繋がります。

まとめ

今回は、キッチンカーのオーバーライス屋開業についてご紹介しました。

売れにくい季節がなく、ランチ営業やイベントなど出店場所の選択肢も多いオーバーライス。

ランチタイム以外も売れるサイドメニューの考案をして、提供出来る食数が増えるように効率的なオペレーションを心がけてみましょう。

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