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名古屋のソウルフード・台湾まぜそばをキッチンカーで販売!開業を成功へ導くポイントとは?
目次
名古屋のソウルフードが台湾まぜそば!?
台湾まぜそばは、名古屋のラーメン店主の失敗から偶然生まれた新しい形のラーメンで、2013年名古屋めし総選挙で見事 準グランプリを獲得し全国区に!
台湾まぜそばは、台湾ミンチと呼ばれる唐辛子とニンニクを利かせた醤油ベースのひき肉そぼろと極太麺、ニラ、ネギ、魚粉、卵黄、おろしにんにくなどの具材をよくかき混ぜて食べる汁なし麺です。
麺を食べ切った後、どんぶりに残るたれにご飯を投入して食べる“追い飯”もファンの中では定番の食べ方!
一度食べたら忘れることのできないパンチと刺激のきいた具材と汁なし極太麺の組み合わせが話題を呼びあっという間にブームを巻き起こしました。
今や冷凍食品にもなるほど知名度の上がった台湾まぜそばをキッチンカーで移動販売しませんか?
どんな設備が必要なの?キッチンカー開業には資格もいるの?
など、キッチンカー開業前に知りたい情報を合わせて学んでいきましょう。
今回は、キッチンカーの台湾まぜそば屋開業についてご紹介します。
キッチンカーで台湾まぜそば屋を開業する際に必要な資格
キッチンカーを営業するためには『食品衛生責任者』の資格と、保健所の営業許可が必要となります。
【食品衛生責任者】
キッチンカーを営業する際に必要な資格は『食品衛生責任者』です。
※キッチンカー内で調理行為を行う場合は、保健所の営業許可の取得が必要になります。
食品衛生責任者は飲食店や食品に関わるお店ごとに、必ず1人配置するよう義務付けられています。
食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が主催する約6時間の講習会とテストを終えると修了証が授与されます。
受講したい自治体の講習会の日程を調べて取得しましょう。
※但し、下記の資格を持っている方は、受講が免除されます。
栄養士・調理師・製菓衛生士・と畜場法に規定する衛生管理責任者・と畜場法に規定する作業生成責任者・
食鳥処理衛生管理者・船舶料理士・食品衛生管理者もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者
【保健所の営業許可】
「営業許可」とは、飲食店(キッチンカー)が食品を調理・提供をする為に必要な許可のことです。
この許可は行政が定める基準(キッチン設備や調理内容など)を満たしている飲食店(キッチンカー)に保健所から発行されます。
キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可を取得する事になります。
そして、営業許可を取得する為には、前項で紹介した「食品衛生責任者」の資格が必要になります。
この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しております。
※移動して販売をするキッチンカーは管轄地域毎で営業許可を取得する必要があります。
許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要です。
キッチンカーの台湾まぜそば屋に必要な設備
キッチンカーで台湾まぜそばを移動販売する際には、どのような設備が必要になるのでしょうか。
キッチンカーの設備と台湾まぜそば調理の設備に分けてご紹介します。
【キッチンカーの設備】
キッチンカーで移動販売を行う際には、営業する地域を管轄する保健所で営業許可を取得する必要があります。
営業許可取得の際には、シンクの数や給排水タンクなど、保健所が定める施設基準を満たすキッチンカーを持ち込んで検査を受けます。
移動販売で台湾まぜそば屋を開業する場合も車輛内で調理行為をする場合は同様の設備を準備しましょう。
必要な設備の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。
【台湾まぜそば調理の設備】
■ガスコンロ
台湾まぜそばを作る上で中心となるのはガスコンロです。
麺を茹でるためとスープを温めるために、少なくとも2口以上のコンロが必要になります。
キッチンカーでガスを使用するためには、プロパンガスの契約が必要です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
■冷蔵庫・冷凍庫・クーラーボックス
使用する食材を衛生的に保管するために設置しましょう。
夏場はキッチンカー内の冷蔵庫がなかなか冷えないことがあるので、クーラーボックスの用意もあると安心です。
■その他
寸胴鍋、スープレードル、包丁、まな板、ボウルなど必要な調理器具。
容器は持ち帰りも想定して、断熱性に優れた蓋付きの容器を使用するとお客様の満足度も上がります。
キッチンカーで台湾まぜそば屋を営業するメリット
ピリ辛の台湾ミンチと、ニラやすりおろしにんにくなどパンチのきいた具材を卵黄がまろやかにまとめ、絶妙なバランス感が魅力の台湾まぜそば。
キッチンカーで台湾まぜそば屋を開業するメリットを確認していきましょう。
【出店場所・時間の選択が多い!】
キッチンカーの大きなメリットは、場所を一か所に固定せずに移動して営業できる点です。
台湾まぜそばは、オフィス街でのランチタイム営業はもちろん、フードイベントや音楽フェス、さらには観光地や公園など、出店場所はたくさんあります。
キッチンカー開業後、最も悩むのが出店場所の確保。
出店場所・時間の選択肢が豊富な台湾まぜそばで開業すれば、このお悩みを回避できるかもしれません。
【辛いメニューの人気は高い!】
最近では、テレビなどでも激辛メニューを食べるコーナーがあったり、激辛グルメが集まったイベントも日本全国各地で開催され、若者や女性など多くの人が集まっています。
辛いけど癖になる台湾まぜそばは、アレンジも豊富で個性的なメニューとして人気です。
キッチンカーで台湾まぜそば屋を営業するデメリット
極太麺に絡みつく台湾ミンチ、ほどよい辛さと魚粉の香りが食欲をそそる台湾まぜそばは、一度食べたらクセになるおいしさです。
メリットがある一方で、キッチンカーで台湾まぜそば屋を開業するには以下のようなデメリットも考えられます。
【給排水の問題】
キッチンカーは固定の店舗と違い、使える水の量に限りがあります。
特に、麺を茹でるためには大量の水が必要になりますが、搭載のタンクの容量を大きくすることに加えて、ポリタンクなどで追加の給水を用意する必要があります。
提供メニューや提供数により様々なケースが想定されますが、台湾まぜそば屋を開業したい場合はどの程度のお水が必要になるかを考えながら、開業計画を進めましょう。
【季節や天候に売上が左右されやすい】
キッチンカーの営業は、季節や天候によって売上が大きく左右されることがあります。
特に冷たい雨の日や厳しい寒さの日は、お客様が外に出るのをためらうことがあるため、売上が下がる可能性が高まります。
季節や天候を考慮しながら、キャンペーンやプロモーションを実施するなど、売上を安定させる戦略を練ることが重要です。
キッチンカーで台湾まぜそば屋を成功させるポイント
キッチンカーで台湾まぜそば屋を開業する際、成功にはいくつかのポイントがあります。
キッチンカーならではの提供時の工夫やキッチンカーの選択など、開業前にしっかりとチェックしておきましょう。
【アレンジメニューで他店と差別化しよう!】
キッチンカーの販売では他店と差別化するのが成功する秘訣です。
たとえば、一風変わったトッピングでお客さんを驚かせたり、辛さを調節して辛い物好きな方にも、お子さんや辛いのが苦手な方にも喜ばれるよう、色々なバージョンを用意するのもいいですね。
【軽トラック型キッチンカーで開業する】
キッチンカー内でずっと座ったままや中腰の体勢を続けると、身体への負担が大きくなります。
快適に調理作業や接客ができるよう、軽トラック型キッチンカーでの開業をおすすめします。
軽トラック型キッチンカーでは、台湾まぜそばを調理するための複数口コンロや、盛り付けに必要な作業スペースを十分に確保できます。
都市部の細い道でも運転しやすく、駐車スペースが限られる出店場所にも安心して出店が可能です。
まとめ
今回は、キッチンカーでの台湾まぜそば屋開業についてご紹介しました。
ランチ営業だけでなく、イベントなどでも活躍が見込めるので、出店場所探しで悩みたくない方にはおすすめのメニューです。
一方で、キッチンカー営業は、季節や天候に売上が左右されやすいといったデメリットも存在します。
開業前にメリット・デメリットを把握し、計画的に開業を進めることが成功のカギです。
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