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自家製ソーセージ・フランクフルトで人気キッチンカーを目指す!キッチンカー開業に必要な情報を解説します。
目次
パリッ!ジュワー!肉汁溢れるソーセージ・フランクフルトは、どこに行っても人気のあるメニューですよね。
大量生産では味わえない自家製ならではの本格的なソーセージ・フランクフルトはイベントやフェスでも行列必至!
注文から提供まで手間ひまかからないソーセージ・フランクフルトは、はじめてのキッチンカー開業にピッタリのメニューです。
設備を整えたキッチンカーなら、本格的なソーセージ・フランクフルトの移動販売ができます!
どんな設備が必要なの?
キッチンカー開業には資格もいるの?
など、キッチンカー開業前に知りたい情報を合わせて学んでいきましょう。
今回は、キッチンカーのソーセージ・フランクフルト屋開業についてご紹介します。
ソーセージ・フランクフルトとは?
ソーセージ・フランクフルトは、あらびきした豚肉などのお肉にスパイスやハーブを加え、専用の器具を使って腸に肉を詰めてつくります。
茹でたり、グリルで焼いたりして食べると一口噛むごとに肉汁があふれ出し、豊かな風味を楽しめます。ジューシーで食べごたえがあるため、子どもから大人まで満足できるメニューです。
【ソーセージ・フランクフルトの特徴】
ソーセージやフランクフルトは、塩や胡椒を使ったシンプルな味付けから、ハーブやガーリック、チリなどのスパイスを加えたもの、さらにはチーズ入りなど、味わいの違うさまざまなフレーバーが楽しめます。
地域ごとの特産品や香辛料を使ったソーセージも多く、国や地域によって異なる独自の味わいがあるため、食べるたびに新しい発見ができます。
ソーセージやフランクフルトをグリルで焼くと、パリッとした焼き目と独特の香りで人々を惹きつけます。
軽食やおつまみとして、幅広く楽しめるのも魅力ですね。
【ソーセージ・フランクフルトの歴史】
ソーセージは、古代ギリシャやローマの時代に肉を保存するため生まれました。
肉を腸に詰めることで酸素が遮断され、燻製や塩漬けにより長期保存が可能となり、食料供給が不安定だった時代に重要な食品となりました。
中世になると、ヨーロッパ各地で独自のレシピが開発され、地域ごとに異なるソーセージが誕生しました。例えば、イタリアのサラミ、ドイツのブラートヴルスト、スペインのチョリソなどがあります。
19世紀以降、ソーセージの製造は工業化され、より多くの種類が世界中で広まりました。
現在では、冷蔵保存や冷凍技術の発達により、フレッシュな状態で長期間保存できるようになりました。
一方、フランクフルトは、13世紀のドイツ・フランクフルト市で誕生したとされています。
16世紀以降、ドイツ国内や周辺の国々に広がり、ビールやザワークラウトとともに食べるスタイルが定着しました。
19世紀には、ドイツからアメリカに渡った移民によりアメリカに伝えられ、ホットドッグの具材として多くの人に食べられています。
キッチンカーでソーセージ・フランクフルト屋を開業する際に必要な資格
キッチンカーを営業するためには『食品衛生責任者』の資格と、保健所の営業許可が必要となります。
【食品衛生責任者】
キッチンカーを営業する際に必要な資格は『食品衛生責任者』です。
※キッチンカー内で調理行為を行う場合は、保健所の営業許可の取得が必要になります。
食品衛生責任者は飲食店や食品に関わるお店ごとに、必ず1人配置するよう義務付けられています。
食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が主催する約6時間の講習会とテストを終えると修了証が授与されます。
受講したい自治体の講習会の日程を調べて取得しましょう。
※但し、下記の資格を持っている方は、受講が免除されます。
栄養士・調理師・製菓衛生士・と畜場法に規定する衛生管理責任者・と畜場法に規定する作業生成責任者・
食鳥処理衛生管理者・船舶料理士・食品衛生管理者もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者
【保健所の営業許可】
「営業許可」とは、飲食店(キッチンカー)が食品を調理・提供をする為に必要な許可のことです。
この許可は行政が定める基準(キッチン設備や調理内容など)を満たしている飲食店(キッチンカー)に保健所から発行されます。
キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可を取得する事になります。
そして、営業許可を取得する為には、前項で紹介した「食品衛生責任者」の資格が必要になります。
この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しております。
※移動して販売をするキッチンカーは管轄地域毎で営業許可を取得する必要があります。
許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要です。
キッチンカーのソーセージ・フランクフルト屋に必要な設備
キッチンカーでソーセージ・フランクフルトを移動販売する際には、どのような設備が必要になるのでしょうか。
キッチンカーの設備とソーセージ・フランクフルト調理の設備に分けてご紹介します。
【キッチンカーの設備】
キッチンカーで移動販売を行う際には、営業する地域を管轄する保健所で営業許可を取得する必要があります。
営業許可取得の際には、シンクの数や給排水タンクなど、保健所が定める施設基準を満たすキッチンカーを持ち込んで検査を受けます。
移動販売でソーセージ・フランクフルト屋を開業する場合も車輛内で調理行為をする場合は同様の設備を準備しましょう。
必要な設備の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。
【ソーセージ・フランクフルト調理の設備】
■業務用グリドル又は鉄板
ソーセージ・フランクフルトの調理にはグリドル又は鉄板が必須です。
皮目をパリッと焼くためには、火力の調節が可能な業務用グリドルがおすすめです。
特に、ガス式のグリルは強力な火力で肉の旨みを引き出します。
キッチンカーで使用するためにはプロパンガス対応の製品を選ぶ必要があります。
キッチンカーで使用するプロパンガスについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
■冷蔵庫・冷凍庫・クーラーボックス
ソーセージ・フランクフルトの調理に使用する食材を新鮮に保つために、冷蔵庫や冷凍庫は必須です。
特に夏場はキッチンカー内が暑くなりがちなので、クーラーボックスを用意しておくと、食材を冷たく保てて安心です。
キッチンカー内のスペースを効率的に利用しながら、冷蔵・冷凍設備を配置することで、食材の管理がスムーズに行えます。
業務用冷凍ストッカーの選び方について、詳しくは以下の記事も参考にご覧ください。
キッチンカーのソーセージ・フランクフルト屋におすすめサイドメニュー
ソーセージ・フランクフルトの香りは、食欲を刺激しつい買いたくなるメニュー。
さらにサイドメニューを提供することでメニューがさらに充実し、お客様に満足してもらいやすくなり、売上アップにもつながります。
キッチンカーのソーセージ・フランクフルト屋におすすめのサイドメニュー6選をご紹介します。
【ザワークラウト】
ドイツ料理でよく使われる発酵キャベツで、酸味が効いておりソーセージの味を引き立てます。
消化を助ける効果があるため、脂っこいメニューとの相性が良く、フランクフルトやホットドッグと一緒に提供することが多いです。
【フライドポテト】
ソーセージやフランクフルトと一緒に注文することが一番多いのがフライドポテト。セットで販売すれば単価アップも見込めます。
スパイシーな味付けやガーリック、トリュフ風味など、手軽にバリエーションを増やすことも可能で、ソースやディップを追加してより楽しんでもらうこともできます。
【オニオンリング】
揚げた玉ねぎのリングでサクサクの食感が魅力です。ソーセージの塩味とオニオンリングの甘みが相性良く、ビールなどのドリンクと相性が抜群です。
揚げ物で満足感があり、幅広い客層に人気があります。
【ピクルス】
キュウリやニンジン、カリフラワーなどを酢漬けにした洋風の漬物。サイドメニューとしては軽くてさっぱりしており、ソーセージの油っぽさを中和してくれます。
発酵食品で消化を助ける効果があり、長時間のイベントやフェスティバルでの出店時にぴったりです。
【マカロニ&チーズ】
クリーミーなチーズとマカロニを組み合わせたアメリカンなサイドメニューです。ソーセージとセットでボリューム満点のメニューとして提供できます。
チーズ好きな人にとても人気があり、特に寒い季節に温かいメニューとしておすすめです。
【アルコール】
ソーセージ・フランクフルトと相性ピッタリなのがビールやハイボール、レモンサワーなどのアルコールです。
アルコール販売は、客単価をアップさせるのに最適。セット販売もしやすいため売り上げアップの可能性が高まります。
キッチンカーでソーセージ・フランクフルト屋を営業するメリット
食べた瞬間パリッとはじける音とあふれだす肉汁、特有の香りと風味が魅力のソーセージ・フランクフルトは、老若男女人気のメニューです。
キッチンカーでソーセージ・フランクフルト屋を営業する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
【低コストで開業できる】
キッチンカーは、固定店舗と比べて初期費用が安く抑えられます。内装や設備費も少なく、レンタルや中古のキッチンカーを利用することで、さらにコストを削減できます。
ソーセージやフランクフルトは調理が比較的シンプルで、専用の設備も最低限で済むため、設備費も抑えられます。
【効率よく提供できる】
ソーセージやフランクフルトは調理が簡単で、準備や提供に時間がかかりません。そのため、短時間で多くのお客様に提供でき、回転率が高くなるのが特徴です。
特にイベントやフェスティバルでの出店では、シンプルなメニューであることが強みとなり、手軽に購入しやすいメニューとして選ばれやすいです。
キッチンカーでソーセージ・フランクフルト屋を営業するデメリット
ソーセージやフランクフルトは、シンプルで親しみやすい味わいが特徴であり、子どもから大人まで幅広い層に愛される食品です。
手軽に楽しめることから、キッチンカーでも人気があるメニューですが、キッチンカー開業の際にはデメリットもしっかり理解する必要があります。
【天候に左右されやすい】
キッチンカーは屋外での営業が多いため、雨や風、暑さ、寒さなど、天候の影響を強く受けます。特に悪天候の場合、集客が難しくなることがあります。
夏の猛暑や冬の寒さでは、客足が遠のくことがあり、天候の変化によって売上が不安定になりやすいです。
【体力的にきつい作業が多い】
キッチンカーの営業は、設置や撤収作業、移動、準備、長時間の立ち仕事など、体力を要する作業が多いです。また、営業場所までの移動や出店準備も負担がかかるため、特に長時間営業を行う場合には体力の消耗が激しくなります。
特に炎天下や寒冷地での営業は、体力的な負担が大きく、継続的に営業を続けるには十分な体調管理が必要です。
キッチンカーでソーセージ・フランクフルト屋を成功させるポイント
ソーセージやフランクフルトは、焼いたり茹でたりするだけで美味しく食べられます。
また、調理が簡単なので注文から提供まで短時間でできるので、はじめてのキッチンカー開業に向いているメニューと言えます。
キッチンカー開業を成功させるためのポイントをまとめてみました。
【思わず買いたくなるセットメニューで単価アップ】
ソーセージ・フランクフルトを単品で提供するのも良いですが、キッチンカーの欠点である客単価の低さをカバーする必要があります。
売上をアップさせるためには、サイドメニューやドリンクとのセット販売が効果的といえるでしょう。
ソーセージ・フランクフルトに合ったサイドメニューやドリンクを提供することで、お客様にとってもお得感が増し、さらにソーセージ・フランクフルトの美味しさを堪能してもらえます。
また、セットメニューは、お客様にとって選択肢を減らし、注文を簡単にするので、キッチンカーでの忙しい時間帯にもスムーズな対応が期待できます。
【軽トラックベースのキッチンカーで開業しよう!】
作業工程が少なく提供できるソーセージ・フランクフルトですが、キッチン部分では立った状態で作業できる車種を選びましょう。
キッチンカー内でずっと同じ体勢を取っていると、身体に大きな負担がかかるため、軽バンなどの小さい車種での開業はあまりおすすめできません。
また、お客様をお待たせしないよう効率よく提供するためにも、作業の動線には余裕を持つと安心です。
ランチ営業でサイドメニューやドリンクとセットで提供したい場合は、コンロ以外にも調理設備と作業スペースが必要となります。
軽トラックベースのキッチンカーなら、コンロや業務用炊飯器など、ソーセージ・フランクフルトの調理に必要な調理器具を搭載しても、十分な作業スペースを確保できます。
また、公園やマンションのエントランスにも出店可能なサイズなので、出店場所を限定される心配もありません。
まとめ
今回は、キッチンカーでのソーセージ・フランクフルト屋開業についてご紹介しました。
ソーセージ・フランクフルトは、子どもから大人まで幅広い層に愛されるメニューです。手軽に楽しめることから、キッチンカーでも人気があるメニューです。
提供時間が短いのも魅力的で、サイドメニューやアルコールとのセット販売で客単価を向上させ、軽トラック型キッチンカーで効率的な営業を行うことが、成功への鍵となります。
これからのキッチンカー開業、ソーセージ・フランクフルト屋さんに是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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