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キッチンカーの開業を失敗しない為に!移動販売の良さや開業の流れを学ぶ。
固定店舗よりも低コストで開業ができ、気軽に始められることで注目を集めているキッチンカー。
飲食店の経営の幅を広げるため、長年夢だった飲食の仕事を始めるため、キッチンカーに興味をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
せっかく開業するなら成功させたい!
最初は副業から始めるけど、軌道に乗ったらキッチンカーで生計を立てたい!
でも、キッチンカーの開業のことをまだよく知らない…。
そんな方のために、今回は失敗しないためのキッチンカー開業について、まとめてお伝えします。
キッチンカー(移動販売)におけるメリット
以前はイベント会場やオフィス街で見かけることが多かったキッチンカーですが、最近は住宅街など身近な場所に活躍の場を広げています。
キッチンカーを営業するメリットをお伝えしていきます。
【初期費用・維持費が抑えられる】
固定店舗の飲食店を開業する場合、内装工事や家賃、機材の用意などのために多額の開業資金を準備する必要があります。
キッチンカーの場合、開業に際して大きくかかる費用は車輌費となり、固定店舗に比べると開業資金をグッと抑えられるのが魅力です。
継続してかかる費用は駐車場代・ガソリン代がありますが、店舗の家賃と比較すると負担は大きくありません。
また、キッチンカー内はスペースも限られるため人員を最小限にすることができ人件費も抑えられます。
【集客しやすい場所へ出店できる】
キッチンカーならではの魅力は、移動して販売できること。
一つの場所に縛られることなく、自分のメニューが売れやすい場所を探して出店することができます。
出店場所はオフィス街や大学のキャンパス、ショッピングセンターやマンションのエントランス部分など選択肢は豊富にあります。
お客様の集まりやすい場所・自分のメニューがよく売れそうな場所を探して出店してみましょう。
【副業として始めることができる】
キッチンカーは、週末にイベント出店の機会が多くあります。
平日は本業で忙しい方も、週末だけのイベント出店ならキッチンカーで活躍することができます。
自分で営業する時間帯や場所を決めることができるので、本業が忙しい時期にはキッチンカーをお休みするなどスケジュールを自由に組めます。
いきなり開業するのが不安…という方も、まずは週末だけから始めることができるのが魅力ですね。
キッチンカー(移動販売)におけるデメリット
新型コロナウイルスの流行もあり、テイクアウト需要が高まる中でキッチンカーへの注目も高まっています。
開業するなら知っておきたい、キッチンカーを営業する上でのデメリットも確認しておきましょう。
【売上が季節や天候に左右される】
キッチンカーの出店場所は、基本的に屋外です。天候が悪ければ集客も悪くなり、売上が伸び悩むことも。
イベントなどは悪天候の場合、中止になってしまうこともあるので注意が必要です。
また、季節によって売れるメニューが変わってしまうこともあるので、臨機応変にメニューを変える工夫も必要です。
【出店場所の確保が難しい】
キッチンカーを営業する中で、多くの方が悩む問題です。
キッチンカーで扱うメニューはどうしても似たメニューが多く、出店を断られるケースも。
定番メニューでも少しアレンジを加えてファンを増やし、出店できる場所を増やしていきましょう。
また、出店場所は相手先の都合で突然無くなってしまうこともあります。必ず、安定して出店できる場所を複数確保するよう努めましょう。
【客単価が低く売上が伸び悩む】
キッチンカーの客単価の平均は、1,000円以下とされています。
固定店舗の飲食店と比べると低く、売上が伸び悩む一因となっています。客単価を上げるために、サイドメニューの充実やドリンクとのセット販売をするなどの工夫をしましょう。
キッチンカーを開業する流れ
いざキッチンカーを開業したい!と思ったら、まず何から始めれば良いのでしょうか。
キッチンカーを開業する流れを確認しておきましょう。
【キッチンカーの情報を集めて整理する】
まずは、キッチンカーの情報を集めて整理しましょう。
キッチンカー関連会社が開催している無料相談会に参加したり、実際に営業しているキッチンカーを見学に行くことでも情報を集められます。情報を集めたら整理をして、開業の目的なども含めて熟慮した開業計画を立てましょう。
出店場所の候補もいくつか見つけておくと、営業開始がスムーズになります。
飲食店の営業には、食品衛生責任者の資格も必要となります。
開業を考える場合は講習会の予約を含めて、早めに確認しておきましょう。
【メニュー・出店形態を決めて保健所に確認に行く】
出店形態(ランチ出店・イベント出店・その他の出店など)を決め、どのターゲットに何を売りたいのかを明確にしましょう。
キッチンカーの給排水設備容量に限界があることから、キッチンカーでは取り扱えないメニューもあるので保健所に確認に行く必要があります。
保健所ごとに見解が異なることもあるので、自分が営業する地域を管轄する保健所へ相談しましょう。
【キッチンカーの設計について保健所に確認する】
2021年6月に施行された食品衛生法改正により、キッチンカーの設備基準は全国で統一されました。この設備基準に沿ったキッチンカーでないと、保健所の営業許可を得ることができません。
実際にキッチンカーを製作・契約する前に確認をするようにしましょう。その際、キッチンカーの設計図や車輌全体の側面配置図を持参することでスムーズに相談ができます。
【キッチンカーを入手する】
保健所の確認を終えてから、キッチンカーを入手しましょう。
キッチンカーの製作には数ヶ月かかります。また、キッチンカーをリースする場合でもラッピング作業があると数週間かかるケースがあります。
いつ頃キッチンカーを入手できるか、キッチンカー会社との連絡をよく取り確認しましょう。
【調理器具や包装資材の準備をする】
キッチンカーを入手するまでの期間に、営業に必要な調理器具や包装資材を準備しましょう。発電機や箸、スプーン、容器などの細々としたものをこの期間に準備して納車を迎えられると、営業開始がスムーズになります。
【キッチンカーの営業許可を申請する】
自分が営業する地域を管轄する保健所に、営業許可を申請します。
入手したキッチンカーを実際に保健所に持ち込んで検査をしてもらう必要があります。申請書を提出し、手数料を支払い、キッチンカーが事前に提出した図面通り製作されているかを確認されます。
いつから営業開始できるかは各保健所によって異なるので確認しておきましょう。
【出店場所を探し、営業する】
出店場所を探し、営業を開始しましょう。
何か所か出店していくことで、同業者同士で情報交換を行い出店場所の情報を得ていくこともできます。
より良い出店場所を探しながら、キッチンカーの営業を楽しんでいってください。
キッチンカーの入手方法
キッチンカーの入手方法は大きく分け『買う方法』と『借りる方法』の二つがあります。
それぞれについて簡単にご紹介していきます。
【キッチンカーを製作又は購入する】
キッチンカーを製作、又は購入する方法です。
新しく製作して買う方法と、出来上がっている中古のキッチンカーを購入する方法があります。新しく購入して買う場合は長く愛用できるのがメリットですが、製作費がかかります。
中古のキッチンカーを購入する場合は、基本的な設備が整った車輌であればスムーズに営業開始できるのが魅力です。しかし、中古車の場合、購入後設備に不具合が見つかるケースも多くあります。
予想外の出費や、修理中は営業ができないなどのトラブルにもなりますので、よく検討して購入しましょう。
【キッチンカーをレンタル又はリースする】
キッチンカーをレンタルする場合、基本的にはイベントなど数日借りるケースに対応しています。
長期的に自分のお店として開業するために借りる場合はリースプランを検討しましょう。
リースの場合は製作・購入するより安く入手できることがメリットとなりますが、何年間もリースをする場合は買うよりもコストがかかります。
形状が決まっているので自分好みのキッチンカーに乗ることはできませんが、営業していく中で必要な設備やスペースがわかってきます。
営業が軌道に乗り、いざ自分のキッチンカーを製作・購入する場合には理想のキッチンカーを製作できるのが魅力の一つです。
まとめ
今回は、失敗しないためのキッチンカー開業についてまとめてお伝えしました。
やることが多く、何から始めていいかわからなくて迷う方も多いかと思います。開業を考えていく中で不安になることも多いかと思いますが、まずはしっかりと情報収集をして開業計画を立てていきましょう。
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