【2022年版】キッチンカーの人気メニュー6選!

人気のキッチンカーになるために重要なポイントは『メニュー選び』です。

思い切ってキッチンカーを開業するなら、売れるメニューで出店がしたい!と思うもの。

しかし、初めての開業でどんなメニューなら売れるのかわからない…という方や、

開業してしばらく経つけど売上が安定しない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方に向けて、キッチンカーの人気メニュー6選をご紹介していきます。

キッチンカーのメニューを決めるポイント

まずは、キッチンカーのメニューを決めるポイントから確認していきましょう。

【『どこで誰に販売するのか』で決める】

キッチンカーで販売するにあたり、『どこで誰に販売するのか』はとても重要な要素です。

どんなにおいしく調理をしても、お客様のニーズに合わなければ目標とする売上は達成できなくなります。

例えば、出店場所がオフィス街のランチ出店の場合、お弁当や丼といったボリュームのあるメニューが好まれます。

クレープやたこ焼きのような軽食は売れ行きが伸びません。

自分の出店したい場所、売りたいターゲットを具体的に決めてからメニューを決めていきましょう。

【キッチンカー内の作業に無理がないメニューにする】

キッチンカー内の設備は、固定の飲食店とは異なり多少制限があります。

水道から大量に水を使うことも、電力量を気にせず何個も電気調理器具を動かすことも難しい環境です。

キッチンカーの設備で調理できるメニューから選ぶようにしましょう。

また、キッチンカー内の作業スペースも限られています。

食材を大量にストックしたり、何工程もあるメニューの調理は難しいと考えましょう。回転率を上げたい場合には、メニューの提供スピードを上げることが大切です。

キッチンカー内で効率的に作業できる工夫も考えましょう。

【お店の顔になるメニューにする】

注目を集める人気キッチンカーには、お店の顔となる人気メニューが存在します。

お客様が「また食べたい!」と思うメニューを作りましょう。

定番メニューの美味しさを追求することも、少しのアレンジを加えることも、どちらの努力も欠かせません。

自分が研究していて楽しくなるメニュー、もっと美味しいものを作りたいと思えるメニューを探してみてください。

キッチンカーメニューの種類

キッチンカーのメニューは種類ごとに分けることができます。それぞれの種類の特徴を確認していきましょう。

【ランチ系メニューと軽食系メニュー】

販売場所から考えると、ランチ系と軽食系に分けることができます。

オフィス街や大学のキャンパスなどでランチ営業する場合に売れやすいのはランチ系です。ボリュームがあり、アレンジメニューが多くて飽きないのが特徴です。

スーパーや大型商業施設、公園などで営業する場合に売れやすいのが軽食系です。手持ちしやすい、トッピングが豊富といったメニューが多いのが特徴です。

軽食系でもたこ焼きや焼きそばなどはランチタイムにも売れ行きが良いメニューです。

【定番メニューと流行りメニュー】

キッチンカーで提供できるメニューはクレープやカレーといった定番メニューだけではありません。

タピオカドリンクのような流行りメニュー、タイ料理などの珍しいメニューなどもあり、種類は様々です。キッチンカーは何台か並んで出店する場合、競合店が多いと出店する機会を逃してしまいます。

そのため、出店場所を確保したい場合には少し珍しいメニューや、定番メニューに珍しいアレンジを加えるなどの工夫が必要です。

キッチンカーの人気メニュー6選

キッチンカーでの売れ筋は、やはり定番のメニュー。

しかし、定番といってもそれぞれに特徴は異なり、売れやすい出店場所や時間帯も異なります。

詳しく確認していきましょう。

【カレー】

カレーといえば、嫌いな人はいないほど人気があるメニュー。

最近では食べやすい欧風カレーだけでなく、本格的なスパイスを使用したインドカレーも人気が高くなっています。ルーを作っておけばご飯とルーをよそうだけなので、提供スピードの速さも魅力の一つです。

売れる時間帯はランチタイムに限られ、イベント出店もカレーフェスなどに限られがちです。

しかし、平日のランチ出店で安定した売上を確保しやすいので人気が高いメニューです。

【焼きそば】

お祭りの屋台などで馴染み深い焼きそばは、キッチンカーでも人気があります。

富士宮焼きそばや横手焼きそばといったご当地焼きそばもあり、イベントでも人が集まります。焼きそばの特徴は、香りそのものが宣伝になること。ソースのいい香りがすると思わず買いたくなってしまう人は多いはず。

また、使用する設備も作業工程も少ないのでキッチンカーにはピッタリ。

一気に数人分の調理をして保温することができます。提供スピードが速いところもキッチンカー向きのメニューの特徴ですね。

【ピザ】

ピザ窯があれば、焼きたてのピザの提供ができます。お客様の目の前で焼くので集客効果も高いメニューです。

マルゲリータなどの定番だけでなく、具材でオリジナリティが出しやすいところがピザの強みです。

原価が低いのに価格を高めに設定できるのも魅力ですが、ピザ窯自体のコストがかかるので注意が必要です。

【クレープ】

移動販売で人気のクレープは、2022年も変わらず人気メニューです。

キッチンカーの王道メニューともいえる人気を誇り、具材次第でスイーツにも軽食にもなれるので、競合店が多いことは覚悟しましょう。

ピザと同様に、食材の原価が安く、値崩れをしないのが特徴です。

ランチタイムの売れ行きは伸び悩みますが、イベントではランチタイム以降のおやつとして行列ができることも。

【からあげ】

イベントでも駅前でも、出店場所の選択肢が幅広いのがからあげの特徴です。

平日・休日問わず売れやすく、お弁当にすることもできるのがからあげの強み。最近では家での揚げ物を避ける人が増えてきているので、固定店舗でも唐揚げ専門店が増えています。

揚げ物はキッチンカー内が油でベトベトになりやすいので対策をしましょう。

【丼・お弁当】

長く経営を続けているキッチンカーの特徴として、平日に安定した売上を確保できる出店場所を持っています。

平日のランチ営業でよく売れるのが、丼やお弁当といったメニュー。

定番の唐揚げ弁当やローストビーフ丼といったボリュームのあるメニューがよく売れます。

その他にも健康志向で玄米や雑穀米を使ったお弁当や、色彩豊かな旬の野菜を使ったお弁当も人気があります。

まとめ

今回はキッチンカーの人気メニューについてお伝えしました。

まずメニューは、

・『どこで誰に販売するか』

・キッチンカー内で調理可能か

・お店の顔になるようなメニューか

を意識して決めていきましょう。

定番メニューは人気がありますが、出店機会を増やすためにもアレンジなどのメニュー研究は欠かせません。

自分のお店にしかない味で、お客様に長く愛されるキッチンカーを目指しましょう。

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