【キッチンカー開業攻略完全版】キッチンカー開業の手順まとめ(開業後編)

キッチンカー開業手順について「開業前変」では営業許可を取りキッチンカーのオープンまでの流れを解説しました。本項では開業後に何を行っていかなくては行けないのか?を解説していきます。キッチンカー開業後の準備は開業前と同様重要な事ばかりです。これを怠ると事業者として社会的信頼を損なう可能性もありますのでしっかり行いましょう。

全編については以下から確認できます。

【キッチンカー開業攻略完全版】キッチンカー開業の手順まとめ(開業前編) – ケータバンク株式会社 – キッチンカーの総合商社 (caterbank.co.jp)

保険関連の加入手続きを行う

キッチンカーでの営業も歴とした一事業者です。事業を行う上で様々な責任が生じるのも当然の事で、有事の際なども責任を問われる可能性も十分にあります。注意してても避けられない事故もあり得る中で必要な保険の加入はしっかりと行っておきましょう。

【車に関わる保険に加入する】

車には事故が起きた際に最低限の保険となる「自動車賠償責任保険」の加入は義務付けられており、車検時に必ず新規又は更新にて加入をする必要が有りますがあくまで最低限になり、事故時は実際の賠償額を保証できるレベルで無い確率が高いです。

キッチンカーは車をベースとしたお店の商売です。当然、車での移動も多くなり毎日必ず運転を行う仕事ですので、交通事故のリスクと常に隣りあわせとなります。どんなに注意しても「絶対に起きない」とは言い切れないのが事故ですので、万が一を想定し「任意保険」の加入を行ってください。中には開業初期に「少しでも節約を!」と言う意識で、加入をされない方も居るようですが、そのような考え方はあまりお勧めできるものではありません。

また、キッチンカーで事故を起こした際、キッチンカーの修繕は少々高額になる事も多くなります。

こちらも開業初期に少しでも節約したい気持ちもあるとは思いますが、必ず「車両保険」にも加入頂く事をお勧めします。

【営業事故に関わる保険に加入する】

キッチンカーは飲食店です。飲食店の営業事故で一番多いのが「食中毒の発生」です。これは飲食店を運営している以上、どんなに注意を払っても時に避けられない事もあります。巷では時に人の命が失われてしまう大きな事故が発生した過去もありました。

自己の際には相手先への賠償も必要になり、規模によっては記者会見などを行う必要性も出てきます。

そうなると費用は膨大でとても、手持ちの資金では賄えるレベルではありません。そう言った営業事故に対する保険が俗にいう「PL保険」と言う物です。

▽PL保険について

日本損害保険協会 – 損害保険Q&A – からだの保険・他 – 問94 (sonpo.or.jp)

現在は各出店場所の出店条件として「PL保険の加入」が義務付けられている事も多いので必ず加入手続きを行ってください。各損害保険会社に問合せを行えば手続きは簡単に出来ます。

営業オペレーションの最終確認を行う

いきなりぶっつけ本番は危険です!念入りに準備しても初めての現場はうまく行かない事が多い物。現場でミスをすればお客様に直接迷惑が掛かります。とにかく念入りに最終営業チェックを行ってください。

【調理提供の流れを最終確認】

必ずキッチンカーの中で最終的な営業手順の確認を行ってください。キッチンカーの中はとにかく狭いです!その中で短時間に沢山の調理提供を行わなければいけません。今まで広いキッチンで行ってたことが全くできない事もあります。狭いスペースの中で「どこに何を設置するのか?」キッチンカーの営業ではとても重要になってきます。

包材一つがどこにあるかだけで、提供速度が一気に変わりますから、そのような事を想定し必ず「キッチンカーの中での作業」をシミュレーションしてください。

【持ち物チェックリストを作成する】

キッチンカー開業後に必ずと言って良い程訪れるのが「忘れ物」です。一般の固定店舗では常にその場に物は備わっており、足りない物は買いに行けば何とかなる物です。キッチンカーの場合は違います。小さな一つの忘れ物で営業その物も出来ないぐらいの大事になってしまうのです。例えば僻地のイベント出店で、唐揚げ屋さんが「缶切り」一つ忘れただけで営業が出来ない場合もあるのです。キッチンカーにとってちょっとした忘れ物も一大事で売上の影響はもちろんの事、お客様や現場に大きな迷惑を掛けてしまう事になりかねないのです。

定常的に営業に必要な物をチェックリスト化し、準備時の確認をしっかり出来る体制を作る事はキッチンカーにとってとても重要な事です。

営業場所へのエントリーを行う

事前の情報収集が必要な事は「開業前編」で記載しました。

【キッチンカー開業攻略完全版】キッチンカー開業の手順まとめ(開業前編) – ケータバンク株式会社 – キッチンカーの総合商社 (caterbank.co.jp)

事前に調べた情報を基に、出店場所獲得に向けてエントリー作業を行います。

【エントリー素材をしっかり準備する】

キッチンカーの出店場所は全て「競争」の中で獲得するものです。巷では「親切に出店場所を紹介してくれる会社」があるかのような情報がありますが、この業界にそんな事実はありません。

※一部費用を払えば出店できる場所はありますが、キッチンカー営業に適さない場所である事がほとんどです

やはり優良な場所に出店をする場合は多くのエントリー店舗の中から「選ばれる」必要が有ります。

エントリーの際に「出店時の画像」「メニュー」等の情報を送付するのが原則ですが、これが選考時の判断材料になるのです。つまり如何にこれを充実させるかは今後様々な出店案件に勝ち抜くために重要になります。

①出店自画像

しっかりと装飾を行い、実際に営業をしている風景を想定して撮影を行う。イーゼルなどを駆使しより店舗の見栄えが良くなるよう、工夫してください。

②メニュー画像

単にメニューの単品画像では無く、しっかりとしたメニュー表の様なものがあるとより良くなります。

出店場所を勝ち取る為に残る「確率」を挙げていく努力は必須です。

「お店の画像」「メニューの画像」等、出店のエントリーをする素材は特に重要と言う事を意識してください。

【出店案件へのエントリーでスケジュール管理を今一度意識】

エントリーすれば選ばれるケースも残念ながら選考から漏れてしまうケースも出てきます。

ここで当たり前の注意点を一つ。

「選ばれた案件は絶対に断る事の無い様スケジュール管理を徹底してください!」

新規開業者の特徴として「とにかく早く出店をしたい」と言う気持ちが先行する事でどうしても「エントリーの乱れ打ち」をしがちになってしまいます。その為、仮に出店に選ばれたとしても、同日程の案件が被り一方を断らなければいけない事態に陥ってしまうのです。

キッチンカーの出店は管理者等による信頼を得るのも優位に立つ一つの材料です。

それを初回からいきなり「キャンセル」等発生する物なら、今後その管理者とは二度と付き合いが出来ないと思って頂いて大げさでは無いと言う事を心得てください。

出店者を先行するのも裏では多くの会議が行われ、沢山の人が関わる事もあります。それを安易に断る店舗と言う事になればキッチンカー業界での信用もがた落ちです。

単に「出店日」だけでは無く

・出店日

・応募期日

・選考結果の発表日程

などをしっかりスケジュール管理し、間違えても「出店案件が被ってキャンセル」などと言う事が起きないようにしてください。

まとめ

ここから先は実際の出店を重ねる事になります。この先の事は活字で説明できるものでは無く、各店舗が経験を積みながら

・オペレーションの改善

・サービスの改善

・出店場所探しの感覚

などをどんどん養って行く事になります。

ここまで来た頃にはある程度キッチンカーの内情も把握でき、他を頼らずキッチンカー運営を行えるようになっているかと思います。

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