【開業者の疑問】キッチンカーの食材仕入れってどんな方法があるの?

キッチンカーでの営業をする上で、食材の仕入れは日々行う重要な作業の一つです。

仕入れと言っても現在はネット通販なども充実してきて、選択肢は様々になりました。美味しいメニューを提供して、利益もきちんと出したい!

そのためには、食材の仕入れ方をよく検討する必要があります。今回は主な仕入れ方法についてや仕入れ方法毎のメリット・デメリットも含めてご紹介していきます。

食材の仕入れまでの流れ

まずは、食材の仕入れまでの流れを簡単に確認しましょう。

【メニューとメニューに必要な食材を決める】

最初に、メニューとメニューに必要な食材を決めましょう。次に、メニューごとの原価率を決めて、それそれの食材の原価を決めます。原価率の設定は自由ですが、経営にも大きく関わる部分となります。原価率の設定については、過去のコラムを参照してみてください。

原価って?キッチンカーの原価率は何%が正しいのか?計算方法を理解して販売価格を設定しよう! – ケータバンク株式会社 – キッチンカーの総合商社 (caterbank.co.jp)

【仕入れ業者を決める】

仕入れ業者を決める際には、

■品揃え

■価格

■配送の有無

■支払方法

などを、よく確認しましょう。

複数の仕入れ業者を自分の使いやすいように組み合わせる方法もあります。いつも使っている業者で欠品が起きてしまった際にも対応しやすくなります。

業務用食材の仕入れ先

各食材の仕入れ先について、代表的な業者やメリット・デメリットとともにご紹介します。

【卸業者・通販】

食品総合卸や食品専門商社、問屋です。最近ではネットやカタログでの販売をする卸業者も増えてきました。また、電話やFAXなどの注文がメインでしたが、最近はネット通販が増えてきています。

メリットとしては、単価の低さが挙げられます。掛け払いや配送への対応もあり、店舗ごとに担当営業がついてくれることもあるので、手厚いサービスを求める場合はおすすめです。また、独自のサービスにより翌日配送などもあります。

デメリットは、商品を直接手に取って選べないので品質にこだわる場合には使いにくく感じることもあります。

〔三菱食品(リクエ)〕

食品卸業界で売上一位の三菱食品が運営する「RYQUE(リクエ)」です。

豊富な品揃えが魅力で、食品カタログには生鮮食品や冷凍食品のなどの食品だけでなく、調味料や資材も含めた1万点以上の商品が掲載されています。スマホでの注文が可能なのも便利で使いやすく、担当営業がついてくれる卸業者ならではの安心感もあります。

〔食彩ネット〕

株式会社サイネックスの子会社が運営する、業務用食材仕入れ専用の通販サイトです。6000点以上と品数も充実しており、業務用食材だけでなく営業に必要な消耗品や厨房用品も揃います。登録料・年会費は無料です。

〔Mマート〕

2000年設立の業務用食材の業者間取引(BtoB)サイトです。Mマートが販売を行うのではなく、サイトを通して業者間でやり取りする形になります。2021年12月現在の買い手会員登録数は184,392社と、国内最大級と人気が高いサイトです。各出品者ごとに評価ページもあり、品質の確認もできます。小ロットの取り扱いもあるため、使いやすさも魅力です。

〔ミクリード〕

創業1995年の業務用食材通販サイトです。バイヤーが厳選した4000点の商品を取り扱い、電話での注文は深夜2時まで受け付けています。サンプル利用もできるので、しっかり自分で味の確認ができるところが大きな魅力となります。

〔ウィルモール〕

総合業務用食材販売サイト。サイト運営業者で食品卸売業の株式会社トーカンや各種業者がモール内に出店しており、海産物から豊富な食材が揃っている。

このほかにも、沢山の卸業者や通販サイトがありますので、インターネットで仕入れたい食材を探してみましょう。

【業務用スーパー】

業務用スーパーは、飲食店などの業者向けスーパーです。商品数が多く、大容量で安く仕入れができるのがメリットです。デメリットは、ネット通販などど違って買い出しに行くための時間を作らなければならないところです。また支払い方法も掛け払いなどには対応していないため、その場で支払えるようにしましょう。

〔メトロ〕

「メトロ」は、ドイツのメトログル−プが運営する業務用専門スーパーです。現在では関東圏にのみ店舗があります。飲食店などプロ向けのスーパーであり、会員登録をしなければ購入することができません。会員登録には飲食店の営業許可証が必要となります。

※2021年10月31日でメトロジャパンは事業撤退し、全店閉店しました。

〔業務スーパー〕

神戸物産が運営しているスーパーです。一般の人も入れるため、最近人気が高まっています。大容量・低価格で仕入れができるのが魅力で、賞味期限の長い常温・冷凍商品の取り扱いがメインです。

〔アミカ〕

東京・愛知・岐阜など東海地方を中心に展開している業務用のスーパーです。こちらは会員制ではなく、一般の人も購入できます。プロが厳選した約6000点以上の商品を販売しており、その品質には定評があります。

他にも様々な業務用スーパーがあるのでインターネットで探してみましょう。

【生産者】

生産者さんから直接買う方法です。鮮度が良い状態で仕入れることやこだわりの一品を仕入れる事が最大のメリットですが、食材によっては小ロットでは購入できないこともあるので注意が必要です。

インターネットが発達し、生産者の方が独自に販売する事や直販サイトなども充実していますので、活用してみましょう。

〔日本産直市場〕

日本の旬の食材を全国の生産者から産地直送しています。会員登録が必要ですが、登録料、年会費等は一切かかりません。

〔食べチョク〕

生産者から新鮮でおいしい食材が直接届けられます。生産者さんとメッセージをやり取り出来たり、面白い機能が実装されている日本最大のオンライン直売所です。

【市場】

どの地域にもあり、鮮度の良さと種類の豊富さが魅力です。実際に購入する際にやり取りできるので、安心感が高いのが大きなメリットです。デメリットとしては、魚市場などは早朝に開くことや休場日があるので、よく確認しておきましょう。

【小売店・専門店】

全国各地、どこにでもあるスーパーを始め、地元のお肉屋さん、魚屋さん、八百屋さんなどの小売店・専門店です。一般向けの価格なので、大量仕入れには向いていないのがデメリットとなります。急に食材が必要になった時には頼りになる存在なので、営業場所から一番近い小売り店は確認しておくと良いでしょう。

まとめ

今回は食材の仕入れについてお伝えしました。それぞれの良いところを上手く使って仕入れるようにすると、時間や食材のロスが減ってキッチンカーの営業がしやすくなります。

仕入れはキッチンカーの経営にも大きく関わる部分なので、情報を集めてよく考慮し自分に適した仕入れ方法を探していきましょう。

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