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キッチンカーの沖縄料理屋開業!開業資金・メニュー・売上アップのポイントを紹介!
目次
地ものの野菜や魚を使用し、特徴的な味わいが人気の沖縄料理。
キッチンカーでも人気があるメニューが多いジャンルです。
設備を整えたキッチンカーなら、移動販売の沖縄料理屋が開業できます!
まず、開業準備を進めるにあたって、気になるのが開業資金ですよね。
「キッチンカーって購入すると製作するといくらかかるの?」
「どんなメニューが人気なの?」
このように、キッチンカー開業にあたり不安や疑問を抱く方は少なくないはずです。
この記事では、キッチンカー開業資金の相場や内訳について解説し、開業に必要な資格やキッチンカーの設備について詳しくお伝えしていきます。
初めて飲食業に携わる方にもわかりやすくご紹介していくので、開業時の参考にしてみてください。
おしゃれなキッチンカーで、自分の好きな場所に移動して営業してみませんか?
今回は、キッチンカーでの沖縄料理屋開業について知りたい情報をまとめてご紹介します。
キッチンカーの沖縄料理屋開業に必要な開業資金とは?
キッチンカーの沖縄料理屋開業をお考えの方にとって、一番気になるのが「開業にいくらかかるのか」ではないでしょうか?
開業資金の詳しい相場や内訳について、確認していきましょう。
【キッチンカーの開業資金の相場】
前提として、どのような車両を使うのか、どのような厨房機器を設置するのかで価格は大きく変わることを理解しておきましょう。
・キッチンカーをオーダーメイドで製作する
・キッチンカーを中古で購入する
・キッチンカーをレンタル、リースする
など、車両の入手方法で価格は変わりますが、開業資金の相場は約250万円~600万円といわれています。
【キッチンカー開業資金の内訳】
実際にキッチンカーを開業する場合、何にどのくらいの金額がかかるのでしょうか。
開業前に知っておけば、必要な部分にお金をかけて、不必要なコストを削れます。
内訳について、詳しく確認しておきましょう。
[キッチンカー(車両)費]
■キッチンカーを製作・購入する場合
キッチンカー製作・購入の場合、価格の幅が広いため一概に価格をお伝えすることができません。
参考の価格は、以下の通りです。
小型キッチンカー:70万円~400万円
中型キッチンカー:230万円~800万円
ベースとなる車輌や外装にどこまでこだわるのか、内装の素材は何にするのか…などで価格は大きく変化します。
こだわればこだわるほど価格は上がりやすいので、自分はどこにこだわりたいのかを明確にするのが大切なポイントです。
■キッチンカーをレンタル・リースする場合
イベントなど数日の短期利用であればレンタルで十分ですが、数ヶ月~1年以上かけてキッチンカーを運営してみたい方にはリースが有効です。
ここではケータバンク株式会社が提供しているリースサービスを軸に紹介します。
CBリースde開業サービスでは、初期費用は『準備費用+登録事務手数料の10万円のみ』となっています。
車両にかかる費用をグッと抑えることで、その他の機材などに費用をかけられるので開業時に理想に近い設備を手に入れることができます。
使用地域により別途手数料が発生する場合がございますので、詳細はぜひお気軽にお問合せください。
[設備・調理機材費]
キッチンカー内で調理を行うため、調理に必要な設備を車内に搭載する必要があります。
沖縄料理屋のメニューの提供には欠かせないのが、ガスコンロです。
新品か中古か、また、大きさ、コンロの口数、機能によって、価格には大きな幅があります。
目安となる価格は、約50,000円~200,000円前後となっています。
また、サイドメニューとして他のメニューを提供する場合は必要な調理機材を設置してください。
その他キッチンカーで使える調理機材について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
[包装材・容器費]
沖縄料理屋のメニューを提供するためには、テイクアウト容器が必要となります。
見映え・機能性・コストも考えて準備しましょう。
こちらも何を提供するのかによって金額が大きく変わります。
弁当容器:764円/50個
内嵌合蓋:561円/50個
参考として、以上のような価格で販売されています。
[販促品費]
看板やチラシなどの販促品費も、開業資金の一部です。
看板はDIYで作る方法もありますので、3,000円~20,000円程度で準備ができます。
チラシやショップカードの相場は、3,000部で20,000円~30,000円とされています。
また、キッチンカーの販促品として欠かせないのが「のぼり」です。
のぼりは比較的安価で購入しやすく、お客様の目を惹くので、ぜひ開店時から導入してみましょう。
[保健所の許可取得費]
東京都の場合、食品衛生責任者講習会受講費12,000円と営業許可取得費用18,300円がかかります。
その他の自治体では金額が異なることがあるので、自分が取得する自治体のページを確認しましょう。
キッチンカーの沖縄料理屋開業に必要な資格とは?
キッチンカーで沖縄料理屋を営業するためには『食品衛生責任者』の資格と、保健所の営業許可が必要となります。
【食品衛生責任者】
キッチンカーを営業する際に必要な資格は『食品衛生責任者』です。
※キッチンカー内で調理行為を行う場合は、保健所の営業許可の取得が必要になります。
食品衛生責任者は飲食店や食品に関わるお店ごとに、必ず1人配置するよう義務付けられています。
食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が主催する約6時間の講習会とテストを終えると修了証が授与されます。
受講したい自治体の講習会の日程を調べて取得しましょう。
※但し、下記の資格を持っている方は、受講が免除されます。
栄養士・調理師・製菓衛生士・と畜場法に規定する衛生管理責任者・と畜場法に規定する作業生成責任者・
食鳥処理衛生管理者・船舶料理士・食品衛生管理者もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者
その他、食品衛生責任者について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【営業許可】
「営業許可」とは、飲食店(キッチンカー)が食品を調理・提供をする為に必要な許可のことです。
この許可は行政が定める基準(キッチン設備や調理内容など)を満たしている飲食店(キッチンカー)に保健所から発行されます。
キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可を取得する事になります。そして、営業許可を取得する為には、前項で紹介した「食品衛生責任者」の資格が必要になります。
この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しております。
※移動して販売をするキッチンカーは管轄地域毎で営業許可を取得する必要があります。
許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要です。
キッチンカーの沖縄料理屋開業に必要な設備とは?
キッチンカーで沖縄料理屋開業する際には、どのような設備が必要になるのでしょうか。
キッチンカーの設備と沖縄料理屋の設備に分けて解説します。
【キッチンカーの設備】
キッチンカーで移動販売を行う際には、営業する地域を管轄する保健所で営業許可を取得する必要があります。
営業許可取得の際には、シンクの数や給排水タンクなど、保健所が定める施設基準を満たすキッチンカーを持ち込んで検査を受けます。
沖縄料理屋の移動販売する場合も、車両内で調理行為をする場合は同様の設備を準備しましょう。
必要な設備の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。
【沖縄料理屋の設備】
キッチンカーで移動販売する沖縄料理屋に必要な設備も確認しておきましょう。
■ガスコンロ
沖縄料理の各種メニューで、炒め物や焼き物をするために必要です。
サイドメニューの調理を行う場合には、効率良く調理できるように2口以上のコンロを準備しましょう。
ガスコンロを使うためには、プロパンガスの契約が必要です。
ガス会社の探し方など、キッチンカーで使用するプロパンガスについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
■炊飯器
主食として必要になる場合には、ご飯を炊くために準備しましょう。
業務用炊飯器には、電気式とガス式があります。
ガス式の炊飯器を使用する場合は、プロパンガス対応か確認が必要です。
電気式の炊飯器は消費電力が大きいので、その他の電気機材とも合わせて使用できるか確認して購入しましょう。
キッチンカーで使う炊飯器の選び方は、こちらの記事に詳しく解説されています。
■その他
冷蔵庫、冷凍庫、フライパン、鍋、ボウルなどの調理器具を用意しましょう。
また、サイドメニューを提供する場合は、必要な調理器具を準備してください。
容器は持ち帰りを想定して、断熱性と嵌合性に優れた蓋付きの容器を使用するとお客様の満足度アップが期待できます。
キッチンカーの沖縄料理屋開業で売上アップする3つポイント
キッチンカーへの注目が高まっているため、新規開業者が増えているといわれています。
街でおしゃれなキッチンカーを見かけることもありますよね。
せっかくキッチンカーを開業するなら成功させたい!と思うものです。
どのようにすれば沖縄料理屋のキッチンカーの売上をアップできるのか、学んでいきましょう。
【ドリンクとサイドメニューをセットで販売する】
キッチンカーの平均客単価は1,000円以下と言われています。
沖縄料理は主食メニューを扱う場合、多くのキッチンカーで600円~800円に設定するかと思います。
客単価か来客数を上げなければ売上は上がりませんが、来客数を増やすのは出店場所によるため自分の力だけでは難しいこともあります。
沖縄料理屋のコンセプトに合うサイドメニューとのセット価格を設定することで、客単価の引き上げができます。
調理が難しくないメニューなどを取り入れてみましょう。
【他店にはない魅力をつくる】
キッチンカーの店舗は増加傾向にあるため、他店との差別化は必須となります。
何にこだわって特化するのか、取り扱うメニュー数を増やすのか、など、キッチンカーのコンセプトを決めましょう。
サイドメニューの充実も図る場合は、お店のコンセプトに合うサイドメニューを開発する必要があります。
このキッチンカーで買いたい!と思わせる、他店にはない魅力をつくりましょう。
【軽トラック型キッチンカーで開業する】
立った状態で調理する場合、軽トラック型キッチンカーでの開業をおすすめします。
キッチンカーに使用される車両として軽バン型も人気がありますが、毎日ずっと中腰を続けるのは身体に大きな負担がかかります。
軽トラック型キッチンカーなら、メインメニューだけでなくサイドメニューを販売するために必要なコンロなどの調理機材、冷蔵庫を搭載しても、十分な作業スペースを確保できます。
軽トラック型キッチンカーは公園やマンションのエントランスにも出店可能なサイズなので、出店場所を限定される心配もないのが魅力です。
キッチンカーの沖縄料理屋・人気メニュー3選
おいしいメニューが多い、沖縄料理。
メジャーなものからちょっとマイナーなものまであり、何をメインとして取り扱うかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、キッチンカーで沖縄料理屋開業をお考えの方に、人気メニュー3選をご紹介します。
【沖縄そば】
「そば」という名ではありますが、そば粉ではなく小麦粉を主原料としている沖縄そば。
豚骨、鰹節、昆布でとった出汁に、しょうゆと塩で味を調えたスープが特徴です。
具材として、沖縄名物であるソーキ(豚の角煮)、三枚肉、卵などを加えます。
本場沖縄でも店舗や家庭によって味付けや具材が異なるので、キッチンカーでもオリジナリティを追求しやすいメニューといえます。
【ゴーヤチャンプルー】
ゴーヤ(苦瓜)をメインとし、豆腐、卵、豚肉などを加えた炒め物で、沖縄料理の中でもポピュラーなメニューです。
ゴーヤの苦みが特徴的なほかにも、ビタミンやミネラルが豊富であることや、高たんぱく低カロリーな点からも人気があります。
スパムやツナを加えたり、海鮮を使用したりするなどのアレンジもしやすく、沖縄そばと同様にオリジナリティを加えやすい点もキッチンカー向きといえるのではないでしょうか。
平日のランチタイムなどの出店場所での活躍が見込めます。
【サーターアンダーギー】
沖縄の伝統的なお菓子です。
結婚式やお祭りなどの特別な機会で楽しむものとして伝わってきましたが、近年では日常的なお菓子として親しまれています。
小麦粉を主原料としており、生地に抹茶や黒糖を練り込むなどのアレンジも可能です。
全国的に知名度が高いことからも、沖縄料理屋には欠かせない存在といえるでしょう。
まとめ
今回は、キッチンカーでの沖縄料理屋開業について、知りたい情報をまとめてご紹介しました。
キッチンカーの沖縄料理屋の開業資金は、取得するキッチンカーの価格によって大きく上下します。
開業資金を低く抑えたい場合は、リースのキッチンカー利用を検討しましょう。
また、キッチンカーでは飲食物を販売するため、保健所の営業許可を取得する必要があります。
施設基準を満たしたキッチンカーで、衛生的にも安心・安全なキッチンカー営業を心掛けてください。
現在、開業者が増えているキッチンカーのなかで開業を成功に導くためにも、今回ご紹介した売上アップのポイントを参考に、自分らしいキッチンカー開業を進めていきましょう。
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