南国生まれのスーパーフード『アサイーボウル専門店』でキッチンカー開業!メニュー・売上アップのポイントを紹介!

キッチンカーでの開業を目指す方にとって、どのメニューを選ぶかはとても重要なポイントです。

近年、健康志向の高まりやSNS映えの魅力から注目の「アサイーボウル」は、アサイーピューレをベースに、フルーツやグラノーラをトッピングした華やかでヘルシーなメニューです。

軽食でもスイーツ感覚でも楽しめるため、女性を中心に幅広い年代から支持されています。

設備を整えたキッチンカーであれば、ひんやりとしたアサイーボウルをその場で手軽に提供することができ、見た目の鮮やかさも相まって集客力アップが期待できます。

「キッチンカーで開業したいけれど不安がある」「ほかと差別化できるおしゃれなメニューで注目されたい」そんな方にとって、アサイーボウルは有力な選択肢となるはずです。

どんな設備が必要なの?

キッチンカー開業には資格もいるの?

など、キッチンカー開業前に知りたい情報を合わせて学んでいきましょう。

今回は、キッチンカーのアサイーボウル屋の開業についてご紹介します。 

アサイーボウルとは?

アサイーボウルは、ブラジル原産のヤシ科フルーツ「アサイー(Açaí)」をスムージー状にして、フルーツやグラノーラをトッピングしたヘルシースイーツのこと。

キッチンカーでヘルシーなメニューを提供したいと考えている方にとって、アサイーボウルは非常に魅力的な選択肢です。

ですが、まだ日本ではアサイーボウルの認知度が高くない地域もあり、どのようなメニューなのかを正確に説明できることが強みになります。

ここではアサイーボウルの基本的な情報として、どんな特徴があるのか、どこで生まれたメニューなのかを解説していきます。

【アサイーボウルの特徴】

アサイーボウルとは、ブラジル原産の果実「アサイー」をペースト状にしたものをベースに、さまざまなフルーツやグラノーラをトッピングして仕上げる冷たいメニューです。

ハワイのサーファーたちがエネルギーチャージや朝食代わりに取り入れたのが始まりとされています

カラフルでSNS映えしやすく、写真を撮ってから楽しむお客さまや、栄養価の高さから美容や健康に気を使う方に支持されています。

一般的には冷凍のアサイーピューレを使用し、バナナやベリー類、はちみつ、ナッツなど、好みに応じた様々なトッピングがあります。

冷たいスムージーのような感覚で食べられるため、暑い時期にはぴったりです。

朝食代わりとして提供することもでき、健康的な食習慣を重視する層にはとても魅力的なメニューでしょう

キッチンカーで提供する場合は、スピーディーな調理が可能な点も大きなメリットです。 

【アサイーボウルの歴史】

アサイーボウルの起源はブラジルのアマゾン地域にあります。

現地の先住民がエネルギー源として食べていたもので、豊富な栄養素が含まれていることから世界中で人気が広がりました。

その後、アメリカ西海岸の健康志向なライフスタイルと結びつき、ハワイなどの観光地を中心にアサイーボウルとして親しまれるようになりました。

特にハワイではサーファーたちのエネルギー補給メニューとして人気が高まり、観光客にも広がっていったそうです。

日本に伝わったのは比較的最近で、カフェや百貨店の催事などで提供され始めたのがきっかけです。現在では「おしゃれで体にやさしい朝食」として女性を中心に認知が進んでいます。

トレンド性が高く、SNSでの拡散も期待できるため、キッチンカーでの導入には向いているメニューではないでしょうか。

キッチンカーでアサイーボウル屋を開業する際に必要な資格

キッチンカーを営業するためには『食品衛生責任者』の資格と、保健所の営業許可が必要となります。

【食品衛生責任者】

キッチンカーを営業する際に必要な資格は『食品衛生責任者』です。

※キッチンカー内で調理行為を行う場合は、保健所の営業許可の取得が必要になります。

食品衛生責任者は飲食店や食品に関わるお店ごとに、必ず1人配置するよう義務付けられています。

食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が主催する約6時間の講習会とテストを終えると修了証が授与されます。

受講したい自治体の講習会の日程を調べて取得しましょう。

栄養士・調理師・製菓衛生士・と畜場法に規定する衛生管理責任者・と畜場法に規定する作業生成責任者・

食鳥処理衛生管理者・船舶料理士・食品衛生管理者もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者

【保健所の営業許可】

「営業許可」とは、飲食店(キッチンカー)が食品を調理・提供をする為に必要な許可のことです。

この許可は行政が定める基準(キッチン設備や調理内容など)を満たしている飲食店(キッチンカー)に保健所から発行されます。

キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可を取得する事になります。

そして、営業許可を取得する為には、前項で紹介した「食品衛生責任者」の資格が必要になります。

この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しております。

※移動して販売をするキッチンカーは管轄地域毎で営業許可を取得する必要があります。

許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要です。

キッチンカーのアサイーボウル屋に必要な設備

キッチンカーでアサイーボウルを移動販売する際には、どのような設備が必要になるのでしょうか。

キッチンカーの設備とアサイーボウル調理の設備に分けてご紹介します。

【キッチンカーの設備】

キッチンカーで移動販売を行う際には、営業する地域を管轄する保健所で営業許可を取得する必要があります。

営業許可取得の際には、シンクの数や給排水タンクなど、保健所が定める施設基準を満たすキッチンカーを持ち込んで検査を受けます。

移動販売でアサイーボウル屋を開業する場合も車輛内で調理行為をする場合は同様の設備を準備しましょう。

必要な設備の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。

【アサイーボウル調理の設備】   

■冷蔵庫・冷凍庫

冷凍アサイーピューレや、トッピング食材などを保管するために必要です 。

冷蔵庫といっても種類は様々で、それぞれ特徴が異なります。キッチンカーで使用できる冷蔵庫の種類についても確認していきましょう。

■業務用ブレンダー(ミキサー) 

アサイーピューレやバナナ、フルーツをなめらかに仕上げるために、高出力タイプのブレンダーが必須です。

氷や冷凍フルーツを混ぜるため、家庭用ではなく業務用を選ぶようにしましょう。

■クーラーボックス

冷凍庫を一日稼働させる電源がないといった場合には、クーラーボックスで食材を保管します。

アサイーボウルが売れる夏場は外気温が高いため、食材が溶けないようにクーラーボックス内の温度調整も重要です。

■まな板・包丁・カット機器

いちごやキウイ、バナナなどのフルーツを提供直前にカットする必要があるため、果物専用のまな板と包丁が必要です。

フルーツを安全かつスピーディーに切るフルーツスライサーも導入を検討するとよいでしょう。

アサイーボウル専門店のおすすめサイドメニュー  

アサイーボウルは冷たいメニューのため、寒い季節や雨の日は売上が下がる傾向があります。

しかし、ちょっとした工夫でこのデメリットをカバーできます。

メニュー構成や出店戦略を工夫することで、安定した売上を目指すことが可能です。

ここでは実践しやすい改善策をご紹介します。アサイーボウルは冷凍保存が必要ですが、常温で提供できるスイーツや焼き菓子を組み合わせることで、天候にも左右されにくいため、キッチンカーの提供メニューに温度帯の幅を持たせましょう。

【バナナブレッド】

常温で保存できるうえに腹持ちもよく、朝食代わりに買うお客様にも喜ばれます。

焼き上げた状態で提供すれば、アサイーボウルの寒さを補うバランスの良いサブメニューです。

リッチな味わいながらも、ナッツの香ばしさと南国感が加わることで、ハワイらしいメニューとして打ち出せます。

小さめサイズで提供すれば、食後のプチデザートや子ども向けのセットにも最適です。

季節を問わず人気があり、常温販売しやすいのも魅力です。

【マカデミアナッツ入りブラウニー】

リッチな味わいながらも、ナッツの香ばしさと南国感もあるので、ハワイらしいメニューとして打ち出せます。

小さめサイズで提供すれば、食後のプチデザートや子ども向けのセットにも最適です。

季節を問わず人気があり、常温販売しやすいのも魅力です。

【ハワイアンコーヒー(コナコーヒー)】

苦味が控えめでまろやかな酸味が特徴で、コーヒーが苦手な方にも受け入れられやすい風味です。

「ハワイ=コナコーヒー」というイメージは強く、メニューに加えるだけでブランド性が高まります。

アサイーボウルとのセット販売や朝の時間帯での集客にも効果的です。 

【ココナッツミルクラテ】

牛乳ではなくココナッツミルクを使うことで、ヴィーガンや乳製品を避ける層にもアプローチできます。

ホットで提供すれば寒い季節にもぴったりで、体をあたためつつハワイらしさも演出可能です。

アサイーボウルとの世界観の統一感もあり、ドリンク単品でも人気が期待できるのはないでしょうか。

キッチンカーでアサイーボウル屋を営業するメリット

アサイーボウルは、健康志向の高まりやSNS映えへの関心が強い今の時代にぴったりで、軽食としてもスイーツとしても提案できる柔軟性がある点が大きな強みです。

特に「ほかのキッチンカーとの差別化を図りたい」「女性や健康志向の方をターゲットにしたい」と考えている方には、アサイーボウルはおすすめです。

ここでは、キッチンカーでアサイーボウル専門店を営業することで得られるメリットを、具体的な視点からご紹介します。

【ヘルシー志向のニーズを捉えやすい】

アサイーボウルはフルーツやナッツをたっぷり使ったヘルシーなメニューであり、健康を意識した方やダイエット中の方にも選ばれやすい特徴があります。

近年では「罪悪感の少ないスイーツ」として注目され、スムージーやサラダボウルと同様の位置づけで人気を集めています。

とくに20代から40代の女性層をターゲットとする場合、自然な素材で構成されたアサイーボウルは強力な訴求ポイントになります。

さらに、グルテンフリーやヴィーガン対応など、細かなアレンジも可能で、メニューの幅を広げることができます。

【調理工程がシンプルで提供スピードが速い】

キッチンカーでの営業では、いかにスピーディーにメニューを提供できるかが売上に直結します。

アサイーボウルは焼いたり煮込んだりする工程がないため、ブレンダーでアサイーを滑らかにし、トッピングを盛りつけるだけで完成する点が大きなメリットです。

加熱調理が不要な分、火災リスクも下がり、設備投資も抑えやすくなります。

また、仕込みに時間がかからないため、営業前の準備や営業後の片付けも比較的簡単で、効率よく運営しやすいです。

ワンオペや少人数での営業を検討している方には、非常に向いているメニュー構成といえるでしょう。

【SNS映えするビジュアルで集客力が高い】

アサイーボウルの特徴は、色とりどりのフルーツを自由に組み合わせて盛りつけられる華やかな見た目です。

いちごやキウイ、ブルーベリーなどのカラフルな食材が並ぶことで、視覚的なインパクトを与えられます。

メニューPOPや実際の提供品が写真映えすることで、SNSでの拡散が期待でき、自然な集客効果を生み出します。

「写真を撮ってから食べる」という習慣がある今の時代において、アサイーボウルのビジュアル力は強力な武器になります。

とくにイベントやフェスの出店時には、初めてのお客さまにも手に取ってもらいやすくなるため、集客の軸として活用できます。

アサイーボウルは、提供のしやすさと話題性、そして健康志向という三拍子がそろった注目メニューです。

キッチンカーで差別化を図りたい方、女性や健康意識の高い層を狙いたい方にとって、大きな武器になるはずです。

ぜひ自分らしいアサイーボウルのスタイルを見つけて、開業準備を進めてみてください。

キッチンカーでアサイーボウル屋を営業するデメリット

アサイーボウルは健康志向の高まりとともに注目されているメニューですが、キッチンカーで提供する場合、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。

見た目の華やかさやヘルシーさで人気を集めやすい一方で、仕入れ管理や天候の影響、世界観の演出など、他のメニューと比較して工夫が求められる場面も多くあります。

特にピザなどの加熱系メニューと違い、冷凍や冷蔵が必要な食材が多く、運営面での制約も発生します。

ここでは 、アサイーボウル専門のキッチンカーを始める際に注意しておきたい3つのポイントを詳しく解説します。

【使用する具材が多いので食品ロスが出やすい】 

アサイーボウルは、冷凍アサイーピューレをベースに、フルーツやグラノーラ、はちみつ、ナッツ類など、複数の具材を組み合わせて提供するメニューです。

このようにトッピングの種類が多いことで、在庫管理が複雑になりやすくなります。

さらに、フレッシュフルーツを扱う以上、傷みやすい食材を多く保管しなければならず、売れ残った場合は食品ロスとなってしまう可能性が高まります。

週末のみの営業や天候に左右される出店スケジュールでは、日持ちしない食材を使い切ることが難しい場合もあるでしょう。

加えて、季節によって仕入れ価格が変動する果物もあり、利益率の確保が難しくなることも考えられます。

ピザやホットドッグのように、比較的保存しやすい具材とは異なる運営の難しさがあることを理解しておく必要があります。

【季節や天候に売上が左右される】

アサイーボウルは冷たいメニューであるため、特に夏場には需要が高まりますが、気温の低い冬や雨の日などは売上が極端に落ち込むことも少なくありません。

暑さを求めて購入する消費者が多いことから、真夏のイベントや屋外フェスでは強い武器になりますが、通年で安定して収益をあげるには工夫が求められます。

特に冷え込みの激しい地域では、寒い季節の売上減少が大きな課題になります。

また、天候不良によってイベントが中止になることもあり、そうした場合には仕込んだ材料が無駄になる可能性も高くなります。

ピザのような温かいメニューと比較すると、アサイーボウルは季節性の影響を受けやすいため、年間を通じた売上計画を慎重に立てる必要があります 。  

キッチンカーでアサイーボウル専門店を成功させるポイント

アサイーボウルはメニューのクオリティだけでなく魅力を最大限に活かすためには、いくつかの工夫と準備が必要です。

キッチンカーでアサイーボウル専門店を成功させるためのポイントをまとめました。

【ハワイらしいお店の雰囲気作りとブランディング力】

アサイーボウルはハワイ発祥のヘルシー系メニューであり、多くの人が「南国らしさ」や「おしゃれさ」を求めて購入する傾向があります。

そのため、単にアサイーボウルを提供するだけでは差別化が難しく、店構えやメニュー名、パッケージなどのビジュアル面にもこだわりが求められます。

キッチンカーのラッピングデザインやユニフォーム、提供時の器のデザインなど、細部にまで世界観を統一させて、ブランド力を高める必要があります。

ブランディングが売上を左右する大きな要素になるため、開業前からお店のコンセプト設計をしっかりと行うことが重要です。 

【軽トラック型キッチンカーで開業する】

立った状態で調理する場合、軽トラック型キッチンカーでの開業をおすすめします。

キッチンカーに使用される車両として軽バン型も人気がありますが、毎日ずっと中腰を続けるのは身体に大きな負担がかかります。

軽トラック型キッチンカーなら、メインメニューだけでなくサイドメニューを販売するために必要なコンロなどの調理機材、冷蔵庫を搭載しても、十分な作業スペースを確保できます。

軽トラック型キッチンカーは公園やマンションのエントランスにも出店可能なサイズなので、出店場所を限定される心配もないのが魅力です。

さらに、ケータバンクのリースプランで借りられる軽トラック型キッチンカーは初期投資を抑えることができ、アサイーボウル屋開業のリスクを低減させる助けともなるでしょう。

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まとめ

今回は、アサイーボウル専門店のキッチンカー開業についてご紹介しました。

女性を中心にトレンド性が高く、人気のアサイーボウルですが、出店場所が屋外であるキッチンカーでは、季節や気温によって売上が左右されがちです。

寒い時期にどのような営業を行うか、よく計画を立てて開業しましょう。

またお客さまの満足度を上げるためにも、アレンジやトッピング、サブメニューについて学び、メニュー開発に力を入れてみてください。

オフィス街やイベント会場など、立地に合った出店場所に合った戦略を立てれば、多くのお客さまに満足してもらえる可能性があります。

キッチンカーのアサイーボウル専門店の開業資金は、取得するキッチンカーの価格によって大きく上下します。

現在、開業者が増えているキッチンカーのなかで開業を成功に導くためにも、今回ご紹介した売上アップのポイントを参考に、人気のキッチンカー開業を目指していきましょう。

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