可愛くておいしい!人気のりんご飴をキッチンカーで開業するために必要な設備・資格を解説!

お祭りの屋台に並んだ、りんご飴。子どものころに食べた人も多いのではないでしょうか。

実はここ数年、りんご飴の人気が高まっています!

キッチンカーから始まり人気店となったりんご飴屋があることからも、最近は特にりんご飴のキッチンカーが注目されています。

見た目が可愛く、まだまだ人気が出そうなりんご飴をキッチンカーで開業してみませんか?

今回は、キッチンカーのりんご飴屋開業についてご紹介していきます。

りんご飴とは?

キッチンカーで販売するスイーツメニューの中でも、見た目が華やかで話題になりやすい「りんご飴」。

お祭りやイベントの屋台でよく見かける伝統的なスイーツですが、今ではキッチンカーで専門店として営業するお店も増えています。

おしゃれなパッケージに入れることで、ちょっとした手土産や差し入れとしても選ばれやすくなるため、キッチンカーでの開業を考えているなら、ターゲットに合わせた商品展開が成功のカギになるでしょう。

りんご飴は、作り方が比較的シンプルで、調理設備も多く必要ないため、キッチンカー初心者でも始めやすいメニューのひとつです。

開業に向けて、りんご飴の特徴や歴史について詳しく見ていきましょう。

【りんご飴の特徴】

りんご飴は、外側のパリッとした飴と、果汁たっぷりのりんごの組み合わせが特徴のスイーツです。

噛んだ瞬間に飴が割れ、中のりんごがジュワッと広がる食感が楽しめます。

一般的なりんご飴は、りんごをまるごと飴でコーティングするタイプですが、最近ではカットしたりんごを飴がけするスタイルも人気です。

食べやすく、スプーンやフォークで楽しめるので、小さなお子さんや女性客にも受け入れられやすくなるでしょう。

また、飴のフレーバーや色を変えることで、さまざまなバリエーションを作れます。

例えば、シナモンやレモン風味の飴を使うことで、甘さにアクセントを加えたり、ホワイトチョコでコーティングすることで、よりおしゃれなスイーツに仕上げたりすることもできます。

りんごの品種によっても味や食感が変わるため、季節ごとに使用するりんごを変えるのもおすすめです。

酸味の強いりんごを使えば、飴の甘さとのバランスが取れ、さっぱりとした味わいになります。

一方で、甘みの強い品種を選べば、デザート感のある贅沢な味わいを楽しめるでしょう。

りんご飴は、見た目が華やかで手に持ちやすいため、イベントやフェスの会場でも注目を集めやすいメニューです。

カラフルなデザインやユニークなトッピングを施すことで、SNS映えするスイーツとしても話題になります。

キッチンカーで販売する場合は、写真映えするパッケージやデザインを工夫すると、さらに集客につなげましょう。

【りんご飴の歴史】

りんご飴の歴史は古く、日本ではお祭りや縁日での定番メニューとして親しまれてきました。

りんごを飴でコーティングするスタイルは、もともと海外から伝わったものですが、日本独自の進化を遂げ、縁日文化の中で根付いてきたのです。

海外では「キャンディーアップル」や「キャラメルアップル」として知られており、特にアメリカではハロウィンの時期に登場するスイーツとして定着しています。

キャラメルやナッツをコーティングしたり、チョコレートを加えたりするスタイルも一般的で、日本とは少し違ったアレンジが楽しまれているのです。

日本では、昭和の時代から縁日や屋台で提供されるようになり、当時はお祭りの象徴的なスイーツとして楽しんでいました。

昔ながらのりんご飴は、真っ赤な飴にコーティングされたシンプルなスタイルが主流で、今でもそのイメージが根強く残っています。

最近ではりんご飴の専門店が登場し、新しいスタイルのりんご飴が生まれています。

飴の甘さや食感を工夫したり、りんごの品種を厳選したりすることで、より洗練されたスイーツとして進化していくでしょう。

キッチンカーでりんご飴屋を開業する際に必要な資格

キッチンカーを営業するためには『食品衛生責任者』の資格と、保健所の営業許可が必要となります。

【食品衛生責任者】

キッチンカーを営業する際に必要な資格は『食品衛生責任者』です。

※キッチンカー内で調理行為を行う場合は、保健所の営業許可の取得が必要になります。

食品衛生責任者は飲食店や食品に関わるお店ごとに、必ず1人配置するよう義務付けられています。

食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が主催する約6時間の講習会とテストを終えると修了証が授与されます。

受講したい自治体の講習会の日程を調べて取得しましょう。

※但し、下記の資格を持っている方は、受講が免除されます。

栄養士・調理師・製菓衛生士・と畜場法に規定する衛生管理責任者・と畜場法に規定する作業生成責任者・

食鳥処理衛生管理者・船舶料理士・食品衛生管理者もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者

【保健所の営業許可】

「営業許可」とは、飲食店(キッチンカー)が食品を調理・提供をする為に必要な許可のことです

この許可は行政が定める基準(キッチン設備や調理内容など)を満たしている飲食店(キッチンカー)に保健所から発行されます。

キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可を取得する事になります。

そして、営業許可を取得する為には、前項で紹介した「食品衛生責任者」の資格が必要になります。

この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しております。

※移動して販売をするキッチンカーは管轄地域毎で営業許可を取得する必要があります。

許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要です。

キッチンカーのりんご飴屋に必要な設備

キッチンカーでりんご飴を移動販売する際には、どのような設備が必要になるのでしょうか。

キッチンカーの設備とりんご飴調理の設備に分けてご紹介します。

【キッチンカーの設備】

キッチンカーで移動販売を行う際には、営業する地域を管轄する保健所で営業許可を取得する必要があります。

営業許可取得の際には、シンクの数や給排水タンクなど、保健所が定める施設基準を満たすキッチンカーを持ち込んで検査を受けます。

移動販売でりんご飴屋を開業する場合も車輛内で調理行為をする場合は同様の設備を準備しましょう。

必要な設備の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。

【りんご飴調理の設備】

■コンロ

りんご飴の飴部分を温めるために必要なのが、ガスコンロです。

キッチンカーでガスコンロを使用するためには、プロパンガスの契約が必要です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

■冷蔵庫・冷凍庫・クーラーボックス

使用する食材を衛生的に保管するために設置しましょう。

夏場はキッチンカー内の冷蔵庫がなかなか冷えないことがあるので、クーラーボックスの用意もあると安心です。

キッチンカーで使う冷蔵庫の選び方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

■その他

鍋、ボウル、温度計、などその他調理に必要な調理器具も準備しましょう。

キッチンカーでりんご飴屋を営業するメリット

お祭りのイメージから日本のお菓子と思われがちですが、実はアメリカが発祥のりんご飴。

本場アメリカではクリスマスや収穫祭のお菓子として親しまれているようです。

そんなりんご飴をキッチンカーで販売する場合、どのようなメリットがあるのか確認しておきましょう。

【つくり方が簡単で作り置きができる!】

りんご飴の作り方はとても簡単です。

洗ったりんごの水気を取り、鍋に作っておいた飴を絡めて冷やすだけ。

難しい調理工程はないので、初めてキッチンカー開業される方でも安心です。

また、作り置きができるので、お客様をお待たせすることもありません。

回転率を上げることで、効率のよい営業ができるでしょう。

【お祭りやイベントで人気がある!】

りんご飴といえば、やっぱりお祭りのイメージが強いかと思います。

キッチンカーは場所を移動できることから、イベントにもよく呼ばれます。

りんご飴を好みそうな女性や子どもが多いイベントに出店すれば、大きな売上が期待できますよ。

キッチンカーでりんご飴屋を営業するデメリット

可愛い見た目からSNSで拡散されやすいということもあり、一気に人気が高まっているりんご飴。

キッチンカーでりんご飴を移動販売するデメリットについても確認しておきましょう。

【ランチ営業での活躍は難しい】

キッチンカーは近年注目が高まり、平日のランチタイムの出店場所が増えてきています。

ランチ営業は毎週決まった場所に出店できることから安定した収入を確保しやすく、キッチンカーには人気の出店場所です。

りんご飴の場合はお菓子に分類されるので、ランチ営業は難しいと考えておきましょう。

【天気の影響を受けやすい】

イベントでの活躍が期待できるりんご飴のキッチンカーですが、天気の影響を受けやすいのがデメリットです。

出店場所やイベントの多くは屋外であることから、雨が降ると来客が減り、売上も確保しにくくなります。

また、イベントによっては悪天候時には中止になってしまうことがあります。

営業できなければその日の売上は0円になってしまいますので、気をつけなければいけません。

キッチンカーでりんご飴屋を成功させるポイント

大人にとっては懐かしいお祭り菓子ですが、最近ではおしゃれで可愛いスイーツとして人気が高まっています。

りんご飴のキッチンカー開業を成功させるポイントをまとめてみました。

【アレンジやトッピングで他店との差別化を図ろう!】

他店との差別化を図り、人気のイベントや出店場所を確保できるようにしましょう!

キッチンカーの出店場所を探していると、複数台並んで出店する場所があるかと思います。

同じメニューのキッチンカーを並べるのは避けたいため、応募時に同じメニューのキッチンカーがいた場合には「どちらが良いか」比べられることとなります。

りんご飴の場合は、飴の味やトッピングで他店との違いをアピールできます。

また、最近ではフルーツ飴としてその他の果物を使うメニューも人気がでています。

出店場所やイベントのコンセプトに合わせられるよう、色々な果物を使ってみるのもおすすめです。

【軽トラック型キッチンカーで開業しよう!】

キッチンカー内でりんご飴を作る場合には、立って作業ができる軽トラックサイズのキッチンカーを選びましょう。

軽バンサイズでは座ったままや中腰の体勢を長時間続けることになり、思いのほか身体に負担がかかり、身体を傷めてしまうことにもなりかねません。

毎日営業するためにも、できるだけ快適に調理・販売するスペースを取れる軽トラック型キッチンカーで開業しましょう。

軽トラックは、りんご飴を売りやすい公園や商業施設前といった場所への出店も可能なサイズです。

キッチンカーのりんご飴屋で取り入れたいトッピング3選!

キッチンカーでりんご飴を販売するなら、トッピングの工夫が重要になります。

定番の赤いりんご飴も魅力的ですが、見た目や味に変化をつけることで、お客様の目を引きやすくなるでしょう。

特に、SNS映えを意識したトッピングは、若い世代の集客につながりやすく、リピーターを増やすポイントです。

トッピングを活用すれば、味のバリエーションが広がるだけでなく、季節ごとの限定メニューも作りやすくなります。

ここでは、キッチンカーのりんご飴屋に取り入れたいトッピングを3つ紹介します。

どれも簡単にアレンジできて、おいしさもアップするものばかりなので、開業時の参考にしてみてください。

【ココアパウダー】

りんご飴にココアパウダーをまぶすことで、ほろ苦い風味が加わり、甘すぎない大人向けの味わいになります。

通常のりんご飴は、飴の甘さが強くなりがちですが、ココアパウダーをプラスすると、甘さが控えめになり、食べやすくなるでしょう。

特に、酸味のあるりんごと相性がよく、紅玉やジョナゴールドを使用するとバランスがとれます。

また、見た目も落ち着いたブラウンカラーになり、高級感が出るため、大人の女性やカフェ好きな人に受け入れられやすいメニューといえそうです。

さらに、ビターなココアパウダーだけでなく、ミルクココアを使えば、やさしい甘みが加わり、子どもにも食べやすい味になります。

ホワイトチョコレートを少しかけてからココアをまぶすと、よりリッチな風味になり、プレミアムなメニューとして展開できます。

りんご飴といえば、赤くてツヤツヤした見た目を想像する人が多いですが、ココアパウダーを使い、シックなデザインのパッケージと合わせれば、大人向けメニューの需要にも対応できるでしょう。

【カラースプレー】

カラースプレーは、小さなカラフルな粒状で、りんご飴をポップで可愛らしい見た目に変えてくれるトッピング。

特に子どもや若い女性に喜ばれるデザインが作りやすくなります。

飴の表面にまぶすことでサクッとした食感が加わり、見た目だけでなく味でも普通のりんご飴とは違った楽しさが生まれます。

また、バレンタインやハロウィンなどのイベントに合わせて、特定のカラーを使うのもおすすめです。

例えば、クリスマスなら赤と緑のカラースプレーを混ぜたり、バレンタインならハート型のスプレーを加えたりすることで、特別感を演出するメニューとなるでしょう。

さらに、チョコレートをコーティングした上にカラースプレーをのせると、より豪華なスイーツに仕上がります。

子どもが喜ぶメニューを増やしたい場合には、ぜひ取り入れてみてください。

【抹茶パウダー】

和風のトッピングとしておすすめなのが、抹茶パウダーです。

鮮やかな緑色が映えるだけでなく、上品な香りが加わるため、大人のお客さまから人気が高いトッピングです。

抹茶のほろ苦さと、飴の甘さが絶妙にマッチし、甘すぎないスイーツとして楽しめます。

特に、甘みのあるりんごと組み合わせると、フルーティーな香りと抹茶の風味が引き立つでしょう。

抹茶パウダーをふりかけるだけでなく、ホワイトチョコレートと組み合わせると、よりコクのある味わいになります。

また、黒蜜やあんこをプラスすることで、和風スイーツとしての魅力がさらにアップ!

和モダンなデザインのパッケージと合わせれば、外国人観光客向けの商品としても展開しやすくなるでしょう。

抹茶の人気は国内外で高いため、観光地やインバウンド向けに出店する場合にも適したメニューになります。

まとめ

今回は、キッチンカーのりんご飴屋開業についてご紹介しました。

お祭りのイメージが強いりんご飴ですが、最近ではその可愛さからスイーツとして人気が高まっています。

イベントでの活躍が期待できるので、週末のみの副業としてキッチンカー開業したい方にもおすすめです!

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