揚げたてアツアツの串カツをキッチンカーで移動販売!開業を成功させるためのポイントを紹介します。

串カツは、大阪のソウルフードとして知られています。この地元の味として親しまれている串カツは、観光客にも「大阪に来たら串カツ」というイメージが定着しており、旅行者にも人気の一品。

串カツの魅力は、なんと言っても揚げたてアツアツを食べられること!

注文を受けてから揚げることが多いので、サクサクの衣と中の具材が持つジューシーさや香ばしさが一体となり、味わい深く非常においしく食べられます。

注文した串カツを職人さんが手際よく揚げ、その場で食べる。

そんな体験こそが串カツのおいしさを一層引き立てます。

設備を整えたキッチンカーなら、揚げたてアツアツの串カツを移動販売ができます!

どんな設備が必要なの?

キッチンカー開業には資格もいるの?

このように、キッチンカー開業前に知りたい情報を合わせて学んでいきましょう。

今回は、キッチンカーの串カツ屋開業についてご紹介します。

串カツとは?

串カツは、大阪で生まれた串揚げ料理です。もともと労働者向けに安くて手軽に食べられる料理として誕生しましたが、次第にその手軽さや美味しさが一般の人々にも広まりました。

立ち食いスタイルで楽しんだり、串カツ専門店も全国に広がりを見せるなど、徐々にそのおいしさが多くの人を魅了し始めています。

【串カツの特徴】

日本の代表的な食べ物の一つで、一口大に切った豚肉を串に刺して衣を付け、油で揚げた料理です。

揚げたてをすぐに楽しめるのも串カツの魅力。串に刺さっているため、手を汚さずに食べられるのもポイントです。

一般的にはソースをたっぷりと付けて食べることが多く、串カツのサクサクとした衣と、ジューシーな具材のコンビネーションが特徴的で、大阪では「二度漬け禁止」というルールがあり、串カツをソースにつける際は、衛生面を考慮して一度だけつけるのがマナーです。

【串カツの歴史】

串カツの発祥は、大阪の新世界地区とされています。

1929年に開店した「天ぷらの三原」という店が元祖とされ、ここで提供された串に刺した天ぷらが、のちに串カツの原型になったと言われています。

戦後、日本全国に広がり、大阪のソウルフードとして知られるようになりました。

キッチンカーで串カツ屋を開業する際に必要な資格

キッチンカーを営業するためには『食品衛生責任者』の資格と、保健所の営業許可が必要となります。

【食品衛生責任者】

キッチンカーを営業する際に必要な資格は『食品衛生責任者』です。

※キッチンカー内で調理行為を行う場合は、保健所の営業許可の取得が必要になります。

食品衛生責任者は飲食店や食品に関わるお店ごとに、必ず1人配置するよう義務付けられています。

食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が主催する約6時間の講習会とテストを終えると修了証が授与されます。

受講したい自治体の講習会の日程を調べて取得しましょう。

栄養士・調理師・製菓衛生士・と畜場法に規定する衛生管理責任者・と畜場法に規定する作業生成責任者・

食鳥処理衛生管理者・船舶料理士・食品衛生管理者もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者

【保健所の営業許可】

「営業許可」とは、飲食店(キッチンカー)が食品を調理・提供をする為に必要な許可のことです。

この許可は行政が定める基準(キッチン設備や調理内容など)を満たしている飲食店(キッチンカー)に保健所から発行されます。

キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可を取得する事になります。

そして、営業許可を取得する為には、前項で紹介した「食品衛生責任者」の資格が必要になります。

この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しております。

※移動して販売をするキッチンカーは管轄地域毎で営業許可を取得する必要があります。

許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要です。

キッチンカーの串カツ屋に必要な設備

キッチンカーで串カツを移動販売する際には、どのような設備が必要になるのでしょうか。

キッチンカーの設備と串カツ調理の設備に分けてご紹介します。

【キッチンカーの設備】

キッチンカーで移動販売を行う際には、営業する地域を管轄する保健所で営業許可を取得する必要があります。

営業許可取得の際には、シンクの数や給排水タンクなど、保健所が定める施設基準を満たすキッチンカーを持ち込んで検査を受けます。

移動販売で串カツ屋を開業する場合も車輛内で調理行為をする場合は同様の設備を準備しましょう。

必要な設備の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。

【串カツ調理の設備】

■フライヤー

串カツをキッチンカー内で揚げるために必要です。

電気式とガス式がありますが、火力が強く高温を保てるガス式の方が美味しく仕上がります。

また、ランチ営業を行う場合は、一度にたくさん揚げられると回転率をアップに繋がります。

業務用のフライヤーを準備しましょう。

■ホットショーケース

揚げた串カツを保温しておくことができます。

作り置きしたい場合には設置しておくと便利です。

キッチンカーで使うホットショーケースの選び方について、詳しくはこちらをご覧ください。

■冷蔵庫・冷凍庫・クーラーボックス

串カツの調理に使用する食材を新鮮に保つために、冷蔵庫や冷凍庫は必須です。

特に夏場はキッチンカー内が暑くなりがちなので、クーラーボックスを用意しておくと、食材を冷たく保てて安心です。

キッチンカー内のスペースを効率的に利用しながら、冷蔵・冷凍設備を配置することで、食材の管理がスムーズに行えます。

業務用冷凍ストッカーの選び方について、詳しくは以下の記事も参考にご覧ください。

キッチンカーの人気串揚げ・具材4選

バラエティ豊かに多くの具材を楽しめるのが串カツの魅力で、お客様にとっては「何を食べようか」迷う時間も楽しみのひとつではないでしょうか。

串カツ屋で人気の具材と、思わず足を止めてしまう変わり種具材をご紹介します。

第1位【豚肉】

串カツの具材の定番と言えば、豚肉を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

豚肉の串カツはジューシーでボリュームがあり、他の野菜を間に挟むと豚肉の旨味が野菜にも染み込み、おいしさが増します。

豚肉は部位によっても食感が違うので、お好みで選ぶと良いでしょう。

第2位【エビ】

プリっとした食感のエビの串カツは、ソースやタルタルソースをかけるとおいしいです。

串揚げのエビは、一口サイズのものを選ぶと子供も食べやすくなります。

エビの背ワタは爪楊枝を使うと簡単に取る事ができるので、是非試してみて下さい。

第3位【レンコン】

シャキシャキとした食感が人気のレンコン。

皮が付いたレンコンを1cm程の厚みに切るとシャキシャキとした食感が楽しめます。

また、串に刺す前に酢水に浸けて灰汁を抜く事を忘れずにしましょう。

第4位【玉ねぎ】

安価で手に入りやすい玉ねぎは、甘みがあり様々な料理に使われている万能な野菜。

揚げると甘みが増して柔らかくトロっとした食感を楽しむ事ができます。

特に、3月~5月が旬の新玉ねぎで作ると、普段の玉ねぎよりもより一層甘さが感じられるでしょう。

番外編【変わり種串揚げ具材】

[バナナ]

バナナを串揚げにして、チョコレートソースで味わってみてください。

普段よく食べるバナナが大変身!話題になること間違いなしです。

[アイス]

チョコレートでコーティングされたアイスや、お餅で包まれたアイスなどがおススメです。

暑くて冷たいアイスの串揚げ試してみてください。

[マシュマロ]

バーベキューで定番のマシュマロを揚げてみましょう。

甘く溶け出すマシュマロが、他にはないおいしさです。

キッチンカーで串カツ屋を開業するメリット

今や串カツは、専門店もあるほど人気のメニューです。

多くの異なる食材を使用できるため、バリエーション豊かで飽きがこない点が魅力です。

キッチンカーで販売する際のメリットをご紹介します。

【具材・アレンジの種類が豊富】

串カツは、主に豚肉で作られることが多いですが、部位を変えることで多くの人に喜ばれます。

また、豚肉だけでなくタマネギなど間に挟む具材を変えることで、さらにメニューのバリエーションが広がります。

串カツ以外にも、牛肉や魚介類も人気の串揚げです。

具材を多く取りそろえることで、1本だけでなく3本、4本とついつい買いたくなるものです。

変わり種具材を研究することで話題性もあり、人気が出ることでしょう。

【肉メニューはキッチンカーで人気が高い!】

キッチンカーの人気メニューにも様々ありますが、共通して言えるのは肉料理の人気の高さです。

揚げているときの香ばしい香りや油がはじけるパチパチとした音に誘われて、ついつい買いたくなってしまいますよね。

串揚げ手軽に食べられて、しかもボリューミー!見た目が豪華な肉メニューなので、イベントでの活躍も期待できます。

キッチンカーで串カツ屋を開業するデメリット

一口サイズで食べやすく、手を汚さずに食べられる串カツは、食べ歩きメニューとしても人気なので、イベントやフェスなどの出店にも向いています。

デメリットは、どんなことがあるでしょうか?

キッチンカー開業を成功させるためにも、デメリットを把握しておきましょう。

【使う食材が多く、食品ロスが損失に繋がりやすい】

串カツを作るには、新鮮な豚肉と卵が必要です。また、串カツだけでなく他の食材を準備することでバリエーションが広がり、単価アップが狙えます。

しかし、毎日出店しない場合には仕入れた食材が余ってしまうことも。

食品ロスは、経費の無駄にもつながるので、賢く在庫を管理することが重要。食材管理には特に気をつけましょう。

【暑い季節は売れにくい】

夏の暑い季節は食欲が落ちるため、串カツなどの揚げ物は敬遠されがちです。

キッチンカーの売り上げに主力となるランチタイムに、暑い時期は売り上げが伸びにくくなる可能性があります。

しかし、スタミナのある豚肉は夏の暑い時期に積極的の摂りたい食材!

ですから、その暑い季節は逆手を取ってスーパーマーケットや帰宅時間の駅付近での営業をしてみるのはどうでしょうか。

暑い季節「自宅で揚げ物をしたくない」と思う方は多く、揚げたてのおいしい串カツを買って帰りたいという需要は高まります。

季節に合わせ、出店場所を変えらるのがキッチンカーの大きなメリットです。そのメリットを生かし、季節や時間に合わせ出店場所を工夫してみましょう。

キッチンカーで串カツ屋を成功させるポイント

大阪のソウルフードだった串カツも、チェーン店ができ全国に知られるほど知名度も上がり人気もあります。

キッチンカーの串カツ屋において、安定した売り上げを上げるためのポイントをまとめてみました。

【回転率を速くする工夫を!】

串カツは一本一本の単価が安いので、キッチンカーの売り上げを安定させるためには、数多く売る必要があります。

注文からなるべく短時間で提供できるよう、食材の下準備をしておいたり、キッチンカー内の動線の確保、お会計がスムーズにできるようQR決済の導入なども検討してみてください。

【軽トラック型キッチンカーで開業する!】

キッチンカー内での作業環境は、効率的なサービス提供に直結する重要な要素です。

軽トラック型キッチンカーは、コンパクトで運転しやすく、都市部でも駐車しやすいメリットがあります。

串カツの調理に必要なフライヤーや他の調理器具を搭載しても、十分な作業スペースを確保できるので、効率良くお粥を提供することが可能です。

さらに、ケータバンクのリースプランで借りられる軽トラック型キッチンカーは初期投資を抑えることができ、串カツ屋開業のリスクを低減させる助けともなるでしょう。

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まとめ

今回は、キッチンカーの串カツ屋開業についてご紹介しました。

食べやすい大きさに切った食材を揚げる串カツは、手軽に食べられるという点からもキッチンカー向きのメニューといえます。

食べ歩きにも、ランチ営業も、テイクアウト需要を狙った出店もでき、幅広い活躍が期待できるでしょう。

単価が安いのがデメリットではありますが、回転率を上げることでカバーできる可能性も秘めています。

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