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キッチンカーで使う業務用かき氷機の選び方とは?中古とレンタルどっちがいい?おすすめ商品3選も紹介!
目次

夏の定番メニューとして人気の高い「かき氷」。
イベントやお祭りに出店する機会の多いキッチンカーでも、もちろん人気メニューのひとつです!
メインメニューは別のものでも、夏季のみかき氷を取り入れようとお考えの方も多いのではないでしょうか?
ふわふわ食感の氷とカラフルなトッピングはSNS映えも抜群で、お客さまの目を引く力があります。
ただし、おいしいかき氷を安定して提供するためには、業務用のかき氷機選びがとても重要なポイント。
また、手動式か電動式か、氷の種類や電源環境、使いやすさやサイズなど、かき氷機を選ぶポイントはたくさんあります。
加えて、キッチンカーのサイズに合った大きさを選ばないと、調理スペースが狭くなり、作業がしにくくなることも……。
この記事では、業務用かき氷機の種類や特徴、選び方のポイントを詳しく解説します。
また、キッチンカーで使いやすいおすすめのかき氷機も紹介するので、自分に合ったものを見つける参考にしてください。
ぜひ、最後まで読んで自分のキッチンカーに最適なかき氷機を見つけましょう。
今回は、キッチンカーで使えるかき氷機について徹底的に解説していきます。

業務用かき氷機と家庭用かき氷機の違い
キッチンカーでかき氷メニューを扱う場合、機械選びはとても大切なポイントです。
家庭用のかき氷機でも氷を削ることはできますが、お客さまを相手にスピーディーに提供するには、性能面で不安が残ります。
業務用と家庭用では、使える氷の種類や作業効率、味にまで違いが出てくるのです。
ここでは、業務用と家庭用のかき氷機の違いを具体的に比較しながら、キッチンカーでの営業に適したポイントを細かく紹介していきます。
どのような機能を重視すべきか、自分のキッチンカーの出店スタイルと照らし合わせながら選ぶ参考にしてください。
【かき氷機の大きさ】
キッチンカーで使う機材を選ぶとき、まず考えたいのが「機械の大きさ」です。
かき氷機にもいろいろなサイズがありますが、家庭用はコンパクトで、机やキッチンの片隅に置けるものが多いです。
一方、業務用はある程度の大きさがあり、しっかりした設置スペースを確保する必要があります。
キッチンカーは限られたスペースで営業するため、機械が大きすぎると動線をさまたげるだけでなく、ほかの設備が置けなくなることも……。
しかし、業務用のかき氷機はその分、連続稼働ができたり、氷の削りスピードが早かったりと、営業向けの強みがたくさんあるのも事実です。
たとえば、屋外イベントや夏のフェスなどでは、短時間にお客さまが集中することもあります。
そんなときに機会損失にならないように、サイズと性能のバランスをしっかり見て、どこまでの機能が必要か見極めましょう。

【かき氷機で使う氷の種類】
かき氷機を選ぶ際に忘れてはいけないのが、「どんな氷を使うか」です。
家庭用のかき氷機は、主に水を凍らせたバラ氷や、専用の小さな製氷カップで作った氷を削るタイプが多くなっています。
そのため、氷が柔らかく溶けやすく、仕上がりにムラが出ることもあります。
一方で、業務用かき氷機は、ブロック氷やロックアイスなど、しっかり凍らせた氷を使えるモデルが主流です。
特に、純氷と呼ばれる透明度の高い氷を使うことで、シャリっとした食感と溶けにくさが出せます。
これにより、気温の高い屋外でも形が崩れにくく、おいしさをキープしやすくなります。
また、業務用の機械は刃の調整ができるものが多く、氷の削り方を変えることで、サラサラの雪のような食感から、しっかり粒感を残した削り方まで自由に演出ができます。
これはメニューの幅を広げたいキッチンカーにとって、大きな強みとなるでしょう。

【一度に作れるかき氷の量】
かき氷メニューは夏場にとても人気が高く、短時間にたくさんの注文が入ることがあります。
そんなときに大事になるのが、「一度にどれだけの量が作れるか」です。
家庭用かき氷機は基本的に1杯ずつしか作れないものがほとんどで、連続して削るとモーターが止まることもあります。
その点、業務用のかき氷機は連続使用を前提に作られているため、何十杯でも安定したパフォーマンスで提供できます。
モーターの出力が高く、途中で機械が熱を持って止まってしまう心配もありません。
また、イベントやお祭りなどで、お客さまが並んで待っている場面で、1杯ずつゆっくりしか作れないと、待ち時間が長くなり、機会損失につながってしまいます。
業務用であれば、2杯目、3杯目と連続して素早く提供できるので、回転率アップにも効果的です。

【かき氷を作るのにかかる時間】
キッチンカーでの営業では、お客さまを待たせず、テンポよく提供することが重要です。
そのため、「1杯あたりにかかる時間」も、かき氷機選びの大事な基準になります。
業務用かき氷機であれば、10秒〜15秒ほどで1杯を仕上げられるモデルも多く、回転率に大きな差が出ます。
イベントや屋外フェスでは、お客さまの集中する時間が限られているため、どれだけ早く提供できるかが売上に直結するポイントです。
また、業務用機の多くは、刃の高さや削るスピードを調整できるため、氷の状態に合わせて最適なスピードで削ることができます。
これにより、仕上がりの安定性も高まり、作業のしやすさにもつながります。
「早く削れる=味が落ちる」わけではありません。
しっかり冷えた氷を高速で削ることで、シャリ感を残しながらもふんわりとした食感が作れます。
提供時間を短縮することは、顧客満足にも直結する大切なポイントです。

【かき氷の食感】
かき氷メニューの人気を左右する最大のポイントが、「食感」です。
氷が粗くてガリガリしていたり、粒が大きすぎたりすると、せっかくのシロップやトッピングの味がなじみません。
口の中でサッと溶けるふんわりした氷はおいしく、リピーターを生みやすくなります。
家庭用のかき氷機では、氷の厚みや刃の角度を細かく調整できないものが多く、どれだけ工夫しても理想の食感に近づけるのが難しい場合があります。
特に、氷の粒が均一にならないと、味にもムラが出てしまいます。
一方で、業務用かき氷機は、刃の微調整が可能で、削る角度や速度によって好みの食感に仕上げることができます。
さらさらとした雪のような仕上がりを出すこともでき、シロップや練乳との相性も格段にアップします。
また、近年は「台湾風かき氷」や「ミルク氷」など、トレンドに合った新食感のメニューも増えており、そうしたアレンジを可能にするのも、業務用ならではの機能性です。
お客さまに「また食べたい」と思ってもらえるかき氷を提供するには、ただ氷を削るだけでなく、その仕上がりにこだわることが大切です。

キッチンカーで使える業務用かき氷機の種類
キッチンカーでかき氷の提供を考えている方にとって、どのタイプのかき氷機を選ぶかは大きな分かれ道になります。
業務用かき氷機には「手動式」と「電動式」の2つがあり、それぞれにメリットと注意点があります。
見た目のインパクトや操作性、コスト面など、重視するポイントによって適したタイプは変わってくるので、慎重に選びましょう。
キッチンカーという限られたスペースと電源環境の中で営業するためには、自分の出店スタイルに合った機械を選ぶことが重要です。
たとえば、イベントが中心なのか、平日のランチ営業が多いのかによっても、適したかき氷機は変わります。
ここでは、「手動式」「電動式」それぞれの特徴や適したシーン、導入のポイントを詳しく解説していきます。
初期投資をおさえたい方や、省スペースで営業したい方も、ぜひ参考にしてみてください。
【手動式かき氷機】
レトロなデザインと、目の前で手回しする演出が特徴の手動式かき氷機は、見た目のインパクトが強く、お客さまの目を引きやすいのが特徴です。
イベントやお祭りなど、目立ちたいシーンでは、手動タイプの存在感が集客に役立ちます。
削っている様子を見せることで、ワクワク感やライブ感を演出できるのも強みとなるでしょう。
手動式は、電源を必要としないため、電力供給が難しい場所や、ポータブル電源を使う営業スタイルに向いています。
また、作りがシンプルなため故障が少なく、メンテナンスも簡単なところがメリットです。
部品交換も手軽にできるものが多く、長く使えるという点も安心材料になります。
一方で、連続して大量に作る場面では、腕への負担が大きく、作業スピードに限界が出てきます。
1杯あたりの作業時間もやや長くなるため、行列ができたときの対応には工夫が必要です。
手が疲れてしまうと、提供スピードが落ちてしまうため、スタッフの人数や体力も考慮しましょう。
キッチンカーが出店する場所や販売する量がある程度読める方で、雰囲気づくりを重視したい方には、手動式かき氷機がぴったりです。
屋台風の演出や、昔懐かしいテイストを大切にしたい方にもおすすめです。

【電動式かき氷機】
スピーディーにたくさんのかき氷を提供したい方には、電動式のかき氷機がおすすめです。
スイッチ一つで氷を削れるため、作業にかかる労力が少なく、長時間の営業にも対応しやすいのが特徴です。
とくに、集客が見込めるイベント会場での出店では、提供スピードの速さが売上に直結します。
電動式の多くは氷の削り加減を調整できるため、サクサクした歯ごたえのある仕上がりから、ふんわりとした雪のような食感まで対応できます。
この機能により、提供するメニューの幅が広がり、トッピングや味のバリエーションも豊かに展開できるでしょう。
また、家庭用とは違い、業務用電動かき氷機は長時間の連続使用に耐えられるよう設計されています。
熱を持ちにくく、モーターもパワフルなので、繁忙期でも安定して営業できるのが大きなメリットです。
さらに、サイズやデザインも多彩で、限られたスペースにフィットするモデルも多く存在します。
ただし、電動式は電力が必要になるため、発電機やポータブル電源などでの電源確保が必要となります。
また、手動式に比べると価格が高くなりがちなので、予算と営業スタイルのバランスも大切です。
効率を重視するなら、電動式が第一の選択肢になります。

キッチンカーで使う業務用かき氷機の電源
業務用のかき氷機を導入する際、見落としがちなのが「どのような電源を確保するか」という点です。
とくにキッチンカーで営業する場合、固定店舗のように常に安定した電力がある環境ではありません。
出店場所によっては電源設備がないこともあるため、発電機やポータブル電源を準備しましょう。
一般的に業務用のかき氷機は、家庭用よりも出力が高く、しっかりとした電源供給が必要です。
電力不足になると、モーターがうまく回らなかったり、刃の動きが鈍くなってしまったりすることもあります。
それによって、かき氷の食感や削りスピードに影響が出てしまうリスクも考えられます。
キッチンカー営業で使える電源は、「発電機」と「ポータブル電源」の2種類です。
これから紹介する2つの電源確保の方法をしっかり理解し、自分のキッチンカーの営業スタイルに合った環境を整えていきましょう。
【発電機】
発電機は、電源のない場所でも安定した電力を確保できるため、キッチンカー営業にとって非常に心強い存在です。
業務用のかき氷機には消費電力が大きいモデルもあるため、使用する発電機は必ずワット数に余裕のあるものを選びましょう。
発電機は一般的にパワーが強く、長時間営業にも向いていますが、運転音が大きいため、出店場所によっては使用できないこともあります。
必ず屋外で使うこと、熱がこもらない場所に設置することなど、基本的なルールを守って安全に使うようにしましょう。
発電機は初期費用がやや高めですが、電源の自由度が高く、場所を選ばずに営業できるのが最大の強みです。
イベントやお祭りでの営業を考えている方には、非常におすすめの電源確保の方法といえます。
発電機を選ぶ際は、持ち運びやすさや燃料の補充方法、安全対策も大切です。
以下の記事では、キッチンカーで使用する発電機について詳しく解説しています。
【ポータブル電源】
発電機よりも静かで扱いやすいのが、ポータブル電源です。
最近では大容量タイプも増えており、キッチンカーでの営業にも十分対応できるようになってきました。
コードをつなぐだけで電力を供給できるため、初心者でも安心して使えるのが大きなメリットです。
ポータブル電源の魅力は、なんといっても静音性とクリーンさ。
においや排気ガスの心配がなく、出店場所周辺の環境を気にせずに使いやすいです。
また、電源が使える場所では充電しながら使えるタイプもあり、柔軟な対応が可能なのもメリットといえるでしょう。
持ち運びやすいデザインのものも多く、設置や撤収の手間も少なく済みます。
ただし、容量によっては長時間の連続使用に不向きなものもあるため注意が必要です。
キッチンカーで使う業務用かき氷機の選び方
かき氷機を選ぶとき、価格や見た目だけで決めてしまうと、キッチンカーの営業を始めてから後悔することがあります。
特にキッチンカーでは、スペースや作業効率、電源などの制約があるため、細かい部分までしっかりチェックすることが大切です。
これからキッチンカーを始める方にとって、「どのポイントを重視して選べばよいか」は非常に悩ましいところですよね。
キッチンカーの営業スタイルや提供数、氷の仕上がりなど、人によって求める条件はさまざまです。
ここでは実際のキッチンカー営業を想定したうえで、かき氷機選びのチェックポイントを5つに分けて紹介します。
使用する氷の種類やメンテナンス性、設置スペース、稼働頻度、そして保証の有無まで、ぜひこの機会に総合的に確認していきましょう。
【使用する氷の種類で選ぶ】
業務用かき氷機を選ぶ際に、まず確認したいのが「対応できる氷の種類」です。
一般的にかき氷機は、ブロック氷対応型とバラ氷対応型に分かれており、それぞれで仕上がりの質や作業効率に違いがあります。
ブロック氷は透明度が高く、削ったときにふんわりとした食感が出やすいため、高級感のあるメニューに仕上げたい場合に向いています。
一方、バラ氷は手軽に用意しやすく、仕込みの負担を軽減できます。
ただし、バラ氷専用のかき氷機は、氷の粒が不揃いになることがあり、繊細な口当たりを出すには少し不利な場合もあります。
逆に、ブロック氷対応機は、氷を専用サイズで用意しなければならず、事前準備が少し手間になります。
どちらを選ぶかは、メニューのこだわりと、仕込みにかけられる時間とのバランスを考えて判断するのがよいでしょう。

【お手入れのしやすさで選ぶ】
かき氷機は食品を扱う機械である以上、清潔さを保つことが最優先です。
キッチンカーの営業の合間や終了後にすぐに洗える構造かどうか、パーツの取り外しがしやすいかどうかは、選定時に必ずチェックしたいポイントです。
機種によっては、刃の部分や水受け皿の着脱がスムーズにできないものもあり、掃除が面倒になるとつい衛生管理が甘くなりがちです。
特にキッチンカーのような限られた水場で作業をする場合は、洗いやすさが作業効率に直結します。
パーツがシンプルで、スポンジや布でサッと拭くだけで済むものは非常に便利といえるでしょう。
さらに、衛生面を重視するなら、抗菌加工が施されているモデルや、水がたまりにくい設計のものもおすすめです。
日々のメンテナンスが簡単であれば、安心して長く使うことができます。
清潔に保つことが、お客さまの信頼につながります。
営業後の作業の手間も含めて、メンテナンス性の高いかき氷機を選びましょう。

【置き場所・サイズ・重さで選ぶ】
キッチンカーで営業する場合、限られたスペースの中に複数の機材を配置する必要があります。
かき氷機のサイズや重さは、想像以上に営業効率に影響するものです。
たとえば、横幅が広すぎると他の調理機材と干渉してしまったり、高さがあると棚に収まらなかったりすることがあります。
あらかじめ車内の作業台の寸法を測り、そのスペースに合うモデルを選ぶようにしましょう。
また、重量も重要なポイントです。
重すぎる機種は移動や設置に時間がかかり、開店時の準備や撤収作業に負担となります。
特に1人で営業している方は、持ち上げられるかどうかを実際の重量で確認しておくと安心です。
見た目だけでなく、営業中の動きやすさや収納しやすさまで考えて、サイズと重量のバランスを見ておきましょう。

【使用頻度で選ぶ】
どれだけの頻度でかき氷機を使用するかによって、選ぶべき機種の耐久性や機能も変わってきます。
毎日の営業で使うなら、長時間の連続運転に耐えられるモデルを選ぶ必要があります。
使用頻度が高い場合、刃の摩耗やモーターの劣化が早くなることもあるため、交換パーツが手に入りやすいかも確認しておくと安心です。
また、使用時間が長いほど、静音性も重視すべきポイントになります。
逆に、週末イベントのみなど短時間での使用が中心であれば、耐久性よりも持ち運びやすさや手軽さを優先しても問題ありません。
少ない営業日数でも、しっかりパフォーマンスを発揮できる機種を選びましょう。
また、営業スタイルに応じて、手動式を使うか電動式を使うかも変わってきます。
多くのお客さまに提供したいと考えている場合は、手動式では体力的に負担が大きくなることもあります。
営業頻度に合わせて必要な機能を明確にすることで、無駄な出費を防ぎつつ、快適に営業できる環境を整えましょう。

【保証の有無で選ぶ】
業務用かき氷機は、ある程度の初期費用がかかる機材です。
だからこそ「保証があるかどうか」は、購入時にしっかり確認しておくべきポイントになります。
とくに、夏場の繁忙期に突然の故障が起きてしまうと、大きな売上損失につながってしまうことも考えられます。
そんな事態を避けるためにも、最低でも1年間の保証が付いている製品を選ぶのがおすすめです。
また、修理対応が早いかどうかや、近くにサービスセンターがあるかも事前にチェックしておきましょう。
海外製のモデルでは、部品の取り寄せに時間がかかることもあります。
国内メーカーや信頼できる販売店を選ぶことで、サポート体制の不安を減らすことができる点なども検討してみてください。
さらに、保証内容もよく確認する必要があります。
モーターや刃の故障は保証対象になるのか、自然劣化や水濡れなどは対象外なのかといった細かな条件も、購入前に把握しておくことが大切です。
「いざというとき」に安心できるよう、保証の手厚さまで考慮して、かき氷機選びを進めましょう。

キッチンカーで使う業務用かき氷機の入手方法とは?
「いざ、開業に向けてかき氷機が欲しい!と思っても、どこで売っているかわからない…。」
「開業資金から値段が高い機材を買うのは難しいけど、どうしたらいいの?」
初めてキッチンカーを開業される方は、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
新品の購入、中古品の購入、レンタルと、入手方法の選択肢は多岐にわたります。
かき氷機の価格は、種類や性能によって異なりますが、開業時の資金計画に影響を与える部分でもあります。
各入手方法の特徴を理解し、キッチンカー開業計画や予算に合った最適な方法を選びましょう。
キッチンカーで使うかき氷機の入手方法を解説します。
【新品を購入する】
一番イメージしやすいのが「新品を購入する」という方法です。
インターネットで購入する場合は、メーカー直販サイトや調理機器販売サイト、Amazonや楽天市場でも購入ができます。
実際に目で見てから購入を決めたい方は、業務用調理機材専門店に行く必要があります。
事前に調べ、欲しいかき氷機の在庫があるか、その他に見たい機材は置いているかを問い合わせてから訪ねると良いでしょう。
新品のかき氷機を購入する場合、故障などのリスクの少ない状態の機器を手に入れられるのが大きなメリットです。
新品のかき氷機は価格が高めですが、耐久性や安全性に優れている点を考慮すると、投資価値は高いと言えます。
また、メーカー保証がついている商品が多いため、何か問題が発生した際にも安心なのも、嬉しいポイントです。
長期間使用する予定がある場合や、しっかりとメンテナンスを行って長く使いたい方には、新品の購入が最適といえるでしょう。

【中古品を購入する】
予算を抑えたい場合には、中古の業務用かき氷機を購入することも一つの方法です。
中古品であれば、新品に比べて初期費用を大幅に抑えることができます。
キッチンカーの開業には何かと費用がかかることが多く、新品を買うのは難しい…という方には、中古での購入がおすすめです。
ただし、中古品を購入する際は、機器の状態や性能をしっかりと確認することが重要です。
信頼できる業者から購入すれば、比較的良好な状態のかき氷機を手に入れることができる場合もありますが、保証がないことが多いため、メンテナンス費用が後からかかる可能性もあります。
中古品購入時には以下の項目の確認を行いましょう。
・年式の確認
・故障の確認
・付属品の確認
キッチンカーで使用する中古厨房機器について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【レンタルする】
業務用かき氷機をレンタルして調達する方法もあります。
レンタルの最大のメリットは、必要な期間だけ利用できることです。
しかし、多くはイベントなどで1日使う場合を想定しています。
かき氷機を使用するメニューをメインメニューとして開業する場合は長期的に使用することになるので、あまり現実的なレンタル料金ではありません。
試しに使ってみたいときや、単発のイベントで使用するときには利用してみましょう。
また、レンタルの場合はメンテナンスや修理が業者によって行われるため、手間がかかりません。

キッチンカーで使う業務用かき氷機のおすすめ商品3選
かき氷メニューをキッチンカーで提供するには、信頼性のある業務用かき氷機が欠かせません。
どの機種を選ぶかで、削りやすさや仕上がりの質、営業効率まで大きく変わってきます。
特に、夏場の繁忙期には連続稼働できる安定感が求められるでしょう。
ここでは、初心者でも扱いやすく、キッチンカーでの使用に適したおすすめの業務用かき氷機を3つご紹介します。
キッチンカーの営業スタイルに合わせて、ぜひ参考にしてみてください。
【中部コーポレーション/Hatsuyuki 初雪ブロックアイススライサー HA-110S(手動式)】
手動式かき氷機を探している方におすすめのかき氷機です。
ブロック氷専用の機種で、ふわふわとしたきめ細かいかき氷を作れるのが特長です。
手動式ながらも軽い力でハンドルを回せる設計で、女性や力に自信のない方でも無理なく使えます。
しかも、モーターを使わないので電源が不要です。
機体サイズは比較的コンパクトで、キッチンカー内でも省スペースで設置できます。
重量も約16キロと扱いやすく、持ち運べるのもうれしいポイントです。
さらに、刃の調整も可能で、好みに合わせた食感に仕上げられます。
電動式に比べてスピードは落ちますが、その分、手削りならではの味わいと演出効果があります。
目の前で削る姿を見せることで、ライブ感のある販売ができ、集客効果も期待できるでしょう。

【キプロスター/業務用電動かき氷機(ブロックアイス使用)PRO-WB350】
電動式のかき氷機を導入したい方にぴったりのかき氷機です。
ブロックアイス専用で、パワフルなモーターを搭載しており、スピードと仕上がりの両立が可能なモデルです。
操作はとてもシンプルで、スイッチを入れるだけですぐに氷を削り始められます。
手がふさがっているときでもスムーズに使えるため、繁忙時の作業効率が大きく向上します。
さらに、刃の調整ダイヤル付きで、食感を細かく調整できる点も魅力のひとつです。
本体の重さは約21キロほどですが、安定感があります。
また、この機種は清掃性にも優れており、パーツの取り外しがしやすく、衛生管理もラクに行えます。
お手入れの手間が少ないことは、日々のキッチンカー営業で大きな助けになるでしょう。
静音性も高いため、周囲が気になる屋内イベントや商業施設内での出店にも安心して使えます。
電動式を初めて導入する方にも扱いやすい1台です。

【池永鉄工/Swan ブロック氷専用氷削機 Cygne SI-150Cα】
「Swan(スワン)」シリーズで知られる池永鉄工のかき氷機は、プロの現場でも多く使われている高性能モデルです。
ブロック氷専用で、ふんわりとしたやわらかい仕上がりが特徴です。
見た目もスタイリッシュで、かき氷機らしさを感じさせないスマートなデザインが印象的です。
また、高性能ながら操作は簡単で、初めての方でもすぐに使いこなせます。
氷の削り量や刃の角度を調整できる機能もあり、メニューごとに食感を変えることも可能です。
たとえば、果物シロップをかけるときは粗めに、ミルク氷を使うときは細かめになど、メニューの幅が広がります。
サイズはやや大きめで重さもありますが、そのぶん本体がしっかり安定しており、ブレなく一定の品質を保てます。
ステンレス製のパーツが多く使われているため、清掃もかんたんで衛生面でも安心です。
高品質なかき氷をスピーディーに提供したい方、デザイン性も重視したい方におすすめです。

まとめ
今回は、キッチンカーで使えるかき氷機について徹底的に解説しました。
キッチンカーでかき氷を販売する際には、メニューの魅力だけでなく、営業スタイルに合ったかき氷機を選ぶことがとても大切です。
手動式や電動式、使う氷の種類や設置スペースなど、ポイントをひとつずつ確認することで、無理なく効率的に営業できる環境を整えられるでしょう。
特に、夏場はかき氷の需要が高まるため、準備の良し悪しが売上に直結します。
また、電源の確保やお手入れのしやすさなど、実際のキッチンカーの営業シーンを想定した機種選びが成功のカギになります。
新品・中古・レンタルといった入手方法の違いも理解して、自分にとって無理のない導入方法を選びましょう。
今回紹介したおすすめ商品も参考に、あなたにぴったりの1台を見つけて、かき氷メニューで多くのお客さまに喜んでもらえるキッチンカー開業を進めてください。

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