ケバブのキッチンカーを開業して人気店になろう!必要な資格・設備と儲かるメニューを紹介!

トルコ発祥の料理で、スパイシーな味付けがおいしいケバブ。

肉の塊を目の前でスライスしてくれるパフォーマンスも楽しめることから、存在感抜群で注目度が高いメニューです。

キッチンカーを開業するなら、人気の高いメニューを提供したいと考える人は多いのではないでしょうか?

スライスした肉を野菜と一緒にピタパンで挟めば片手で手軽に食べられるようになり、イベントでも人気があるほか、ランチ出店をメインとしたい場合には、ご飯と合わせたケバブライスなどにもアレンジ自在!

おいしさだけでなく、調理のライブ感や香ばしい香りが食欲をそそりますよね。

この記事では、ケバブの魅力や歴史、キッチンカーでの開業に必要な資格や設備について詳しく解説します。

イベント出店の機会が多いキッチンカーと、若者人気があり調理も簡単なケバブは相性バッチリ!

今回は、キッチンカーでのケバブ屋開業についてご紹介します。

ケバブとは?

ケバブは、スパイスで味付けした肉をローストして削ぎ落とし、ピタパンやラップで包んで提供するメニューです。

ジューシーな肉と新鮮な野菜が合わさり、特製ソースがアクセントになっていて、一口食べるとやみつきになる人も多いでしょう。

屋外で調理するスタイルが視覚的にも魅力的で、香ばしい香りが食欲を刺激するため、キッチンカーとの相性も抜群です!

では、ケバブにはどのような特徴があるのでしょうか?また、その歴史はどのように発展してきたのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

【ケバブの特徴】

ケバブの特徴は、じっくりと焼かれた肉の香ばしさと、スパイスの効いた味わいにあります。

一般的には、鶏肉や牛肉、羊肉を使い、スライスしたものをパンに挟んだり、ご飯と一緒に提供したりすることが多いです。

特に、日本のキッチンカーで人気なのは、鶏肉や牛肉のケバブ。

ピタパンやトルティーヤに包んで提供するスタイルが主流になっています。

もうひとつの特徴は、ソースの種類が豊富なことです。

ガーリックソースやチリソース、ヨーグルトベースのさっぱりしたソースなど、さまざまなバリエーションがあり、好みに合わせて選ぶことができます。

これによって、同じケバブでも違った味わいを楽しめるため、リピーターがつきやすいというメリットがあります。

さらに、ボリュームがあることも魅力のひとつ。

たっぷりの肉と野菜が入っているので、食べごたえがあり、満足度が高いメニューとして人気があります。

手軽に片手で食べられるため、イベントやフェス、ランチタイムなど、さまざまな場面で需要が高いこともキッチンカー向きの理由のひとつです。

【ケバブの歴史】

ケバブは、トルコ発祥のメニュー。

世界三大料理といわれるトルコ料理の中でも、特にポピュラーなのがケバブです。

古くは、遊牧民の間で、肉を串に刺して焼くシンプルな調理法として発展したとされています。

ケバブにもさまざまな種類がありますが、日本で広く知られているのはスライスした肉を積み重ねて串に刺して回転させながら約「ドネルケバブ」や串に刺して焼く「シシケバブ」。

縦型の回転式グリルを使って肉を焼く方法は、肉が均一に焼けるため、香ばしさとジューシーさを同時に楽しめる点が特徴です。

日本では、2000年代以降、屋台やキッチンカーを中心にケバブが人気を集めるようになりました。

特に、フェスやイベントでの出店が増えたことで、幅広い世代に受け入れられるようになっています。

また、日本人向けにアレンジされたメニューが登場し、ソースの種類や具材の選択肢が増えていることも、人気が高まっている理由のひとつです。

このように、ケバブは長い歴史の中で進化し、多くの国で愛されるメニューとなりました。

キッチンカーでケバブを提供するなら、伝統的なスタイルを取り入れつつ、日本人の好みに合ったアレンジを加えることが成功のカギになるでしょう。

キッチンカーでケバブ屋を開業する際に必要な資格

キッチンカーを営業するためには『食品衛生責任者』の資格と、保健所の営業許可が必要となります。

【食品衛生責任者】

キッチンカ―を営業する際に必要な資格は『食品衛生責任者』です。

※キッチンカ―内で調理行為を行う場合は、保健所の営業許可の取得が必要になります。

食品衛生責任者は飲食店や食品に関わるお店ごとに、必ず1人配置するよう義務付けられています。

食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が主催する約6時間の講習会とテストを終えると修了証が授与されます。

受講したい自治体の講習会の日程を調べて取得しましょう。

栄養士・調理師・製菓衛生士・と畜場法に規定する衛生管理責任者・と畜場法に規定する作業生成責任者・

食鳥処理衛生管理者・船舶料理士・食品衛生管理者もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者

【保健所の営業許可】

「営業許可」とは、飲食店(キッチンカ―)が食品を調理・提供をする為に必要な許可のことです。

この許可は行政が定める基準(キッチン設備や調理内容など)を満たしている飲食店(キッチンカ―)に保健所から発行されます。

キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可を取得する事になります。

そして、営業許可を取得する為には、前項で紹介した「食品衛生責任者」の資格が必要になります。

この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しております。

※移動して販売をするキッチンカーは管轄地域毎で営業許可を取得する必要があります。

許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要です。

キッチンカーのケバブ屋に必要な設備

キッチンカーでケバブを移動販売する際には、どのような設備が必要になるのでしょうか。

キッチンカーの設備とケバブ調理の設備に分けてご紹介します。

【キッチンカーの設備】

キッチンカーで移動販売を行う際には、営業する地域を管轄する保健所で営業許可を取得する必要があります。

営業許可取得の際には、シンクの数や給排水タンクなど、保健所が定める施設基準を満たすキッチンカーを持ち込んで検査を受けます。

移動販売でケバブ屋を開業する場合も車輛内で調理行為をする場合は同様の設備を準備しましょう。

必要な設備の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。

【ケバブ調理の設備】

■ケバブグリル

肉の塊を回転させながら焼き上げる、ケバブ専用のグリルです。ドネルケバブグリル機とも呼ばれています。

業務用サイズは約15万円~購入できます。

■ナイフ

串刺しになっている肉の塊から、ケバブとして肉を薄く削ぎ落すためのナイフです。

50cm~60cmのものがよく使用されていますが、電動式の肉スライス用ナイフも販売されています。

■ケバブショベル

ナイフで切り落とした肉を受け止めるショベルが必要になります。

キッチンカーでケバブ屋を営業するメリット

近年見かける機会が増えてきているケバブ屋を、キッチンカーで開業する際のメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

【肉の塊が看板代わりになって集客しやすい!】

ケバブといえば、一番最初に目に浮かぶのが大きな肉の塊。

キッチンカーで販売する際も、目につきやすい販売窓の近くにグリルを設置すれば集客効果が見込めます。

肉が焼ける香ばしい香りと共にケバブのスパイシーや香りも広がり、注目を集めることができるでしょう。

【短時間で提供できる!】

ケバブは、仕込として肉を調味料に漬け込む作業が必要となります。

しかし、販売する際はケバブをスライスして野菜と一緒にピタパンに挟む、または丼によそうのみ、と調理作業は簡単になります。

注文を受けてからスライスしても時間がかからないのが、キッチンカー営業にとって大きなメリットです。

提供時間を短くし回転率を上げることで、売上アップにも繋がります。

キッチンカーでケバブ屋を営業するデメリット

提供時間が短く、キッチンカーに向いているメニューといえるケバブですが、デメリットも存在します。

キッチンカーでケバブ屋を営業するデメリットを確認しておきましょう。

【ターゲットが若い層に限られる】

ケバブは比較的最近人気が出てきた料理なので、若い年齢層からの人気が見込めます。

しかし、肉料理ということとスパイスの独特な風味によって、高年齢者層からの人気は見込めません。出店場所を決める際に、ケバブを好む年齢層が多く来る場所やイベントを選ぶようにしましょう。

キッチンカーでケバブ屋を成功させるポイント

キッチンカーでケバブ屋を成功させるポイントについてまとめました。

【アレンジで他店との差別化を図る】

ケバブの肉はチキン、ビーフ、ソースはヨーグルトソースやオーロラソース、といったイメージがあるかと思います。

しかし、ラム肉などでケバブを作ることも可能です。ソースも日本風の味付けにアレンジすれば食べやすくなり、若い層以外からも支持されるかもしれません。

また、ケバブの挟み方も複数の種類があります。

味付けや素材だけでなく、挟み方も併せてメニュー研究していきましょう。

【軽トラック以上の大きさのキッチンカーで開業する】

ケバブはケバブグリルなど大きな機材を搭載するため、軽トラック以上の大きさで開業することをおすすめします。

また、ケバブのみでなくサイドメニューも販売する場合には、機材や作業のスペースを考慮する必要があります。

開業時によく計画を立て、必要なサイズのキッチンカーで開業すると失敗が少なくなります。

キッチンカーで儲かるケバブメニュー5選

キッチンカーでケバブを販売するなら、どのメニューが人気なのか気になるところでしょう。

おいしさはもちろん、提供スピードや食べやすさ、コスト管理なども重要なポイントになります。

特に、売上を安定させて儲かるには、ターゲットに合わせたメニュー選びが大切です!

キッチンカーは屋外で食べることが多いため、片手で食べられるものや、ボリュームがあって満足感の高いメニューが求められます。

ここでは、キッチンカーで販売しやすく、リピーターを獲得しやすいケバブメニューを5つ紹介します。

【ケバブ丼】

ケバブ丼は、ご飯の上にスライスしたケバブをたっぷりのせて提供するメニューです。

ご飯が主食となるため食べごたえがあり、しっかりした食事を求めるお客様にぴったりです。

ランチタイムの需要が高く、オフィス街やイベント会場での売れ行きも期待できるでしょう。

ソースの種類を増やすことで、飽きのこないメニューになります。

定番のガーリックソースやチリソースに加え、ヨーグルトソースやカレー風味のソースを用意すると、幅広い層に受け入れられやすくなるでしょう。

トッピングに温泉卵やチーズを加えることで、ボリュームアップも可能です。

また、ご飯を変えるだけでアレンジの幅が広がります。

ターメリックライスやバターライスを使うと、風味が増して特別感が出せます。

【ケバブサンド】

ケバブサンドは、焼きたてのピタパンにケバブと野菜をたっぷり挟んだメニューです。

片手で食べられるため、イベントやフェスなどでの人気が高く、テイクアウトにも向いています。

食べ歩きしやすいことから、キッチンカーのメニューとして採用する店が多いです。

ケバブの肉と野菜のバランスが良く、ボリュームがありながらもヘルシーに感じられる点が魅力!

特に、女性客や健康志向の高い人に人気があり、ソースの工夫次第で味のバリエーションを増やせます。

ピタパンは焼くと香ばしさが増し、外はカリッと中はモチモチした食感になり、よりおいしくなるもの。

サイドメニューとしてフライドポテトやピクルスをセットにすると、満足感がさらにアップします。

キッチンカーの限られたスペースでも提供しやすく、仕込みの手間も少ないため、売上を伸ばしやすいメニューといえるでしょう。

【ケバブラップサンド】

ケバブラップサンドは、トルティーヤでケバブと野菜を巻いたメニューです。

片手で持ちやすく、具材がこぼれにくいため、移動しながらでも食べられるのが特徴です。

ランチの時間が取りにくいビジネスマンだけでなく、子ども連れのファミリー層にも人気があります。

ラップサンドは具材の組み合わせを変えやすく、オリジナルメニューを作りやすい点もメリットです。

例えば、チーズを加えた「チーズケバブラップ」や、スパイシーなソースを使った「辛口ケバブラップ」など、バリエーションを増やせます。

ベジタリアン向けに豆や野菜だけを使ったラップサンドを用意すると、健康志向の人にもアピールできるでしょう。

また、薄い生地を使うことで、コストを抑えながらも満足度の高いメニューにできます。

【ケバブホットサンド】

ケバブホットサンドは、パンにケバブとチーズを挟んで焼き上げるメニューです。

外はカリッと焼け、中のケバブとチーズがとろけるような食感になり、他店との差をつけたい方にもぴったりの一品です。

ボリューム感があり、主食にも軽食にも向いているため、幅広い客層に受け入れられます。

具材を変えることで、味のバリエーションを増やしやすく、トマトやアボカドを加えればさっぱりした味わいになり、ハラペーニョを入れるとピリ辛の刺激が加わります。

パンの種類を変えるのもおすすめで、バケットやフォカッチャを使うと、より本格的な味になるでしょう。

ホットサンドメーカーを使えば、キッチンカーでも手軽に調理できます。

短時間で焼き上げられるため、ランチタイムのピーク時でもスムーズに提供できるでしょう。

【ケバブサラダ】

ケバブサラダは、ヘルシー志向の人に向けたメニューで、特に女性や健康を意識する人をターゲットとしたい場合におすすめです。

たっぷりの野菜とケバブを組み合わせることで、軽い食事でも満足感を得られるように工夫できます。

ドレッシングやソースの種類を増やすと、飽きずに楽しめるメニューになるでしょう。

例えば、ガーリックヨーグルトソースやバルサミコ酢を使うと、さっぱりした味わいになり、暑い季節にもぴったりです。

トッピングにナッツやチーズを加えると、食感のアクセントになり、見た目も華やかになります。

提供スピードが速いため、忙しいランチタイムでもスムーズに販売でき、キッチンカーにとって効率の良いメニューといえます。

まとめ

今回は、キッチンカーでのケバブ屋開業についてご紹介しました。

調理手順が少なく提供時間が短いケバブは、キッチンカーメニューとして人気が出てきています。

本格的な味付けを探求するも良し、食べやすく日本風のアレンジをするも良しのケバブは、人気メニューになる要素を秘めています。

キッチンカーで儲かるケバブメニューを選ぶ際には、提供スピードや食べやすさ、ターゲット層を考えることが大切です。

ご飯と合わせた「ケバブ丼」、片手で食べられる「ケバブサンド」や「ケバブラップサンド」、ボリューム満点の「ケバブホットサンド」、ヘルシー志向の「ケバブサラダ」など、それぞれの特徴を活かして販売すると、売上アップにつながるでしょう。

キッチンカーは限られたスペースでの営業になるため、調理の手間を減らしながらも満足度の高いメニューを提供することが成功のカギです。

あなたのキッチンカーのスタイルに合ったメニューを選び、多くの人に愛されるケバブ屋を目指しましょう。

業界初!10万円でキッチンカー開業できるフルサポート付きの新プラン↓

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

(台数限定)キッチンカー開業予定者は必見です。

従来とは比較にならない超低投資型キッチンカー開業を実現。

しかもプロによる無料フルサポートで開業前はもちろん開業後の不安も全て解消。

ケータバンクが提供する10万円開業のフルサポートプラン
「実車見学・サービス説明会」を随時開催しています。

▼詳しくはこちらから

※少人数制の為、早めのご予約をお願いします。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

関連記事