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キッチンカーのカフェ開業!開業資金・メニュー・売上アップのポイントを紹介!
目次

店舗型カフェチェーン店の人気は安定しているなか、コンビニで販売されているコーヒーも人気が高まっています。
仕事で疲れたとき、ちょっと気分転換したいとき、ゆっくり過ごしたいときなど、カフェを求める方が増えているようです。
設備を整えたキッチンカーなら、移動販売のカフェが開業できます!
おしゃれなキッチンカーで、自分の好きな場所に移動できるカフェを営業してみませんか?
今回は、キッチンカーでのカフェ開業について知りたい情報をまとめてご紹介します。

キッチンカーのカフェ開業に必要な開業資金とは?
キッチンカーのカフェ開業をお考えの方にとって、一番気になるのが「開業にいくらかかるのか」ではないでしょうか?
開業資金の詳しい相場や内訳について、確認していきましょう。
【キッチンカーの開業資金の相場】
前提として、どのような車両を使うのか、どのような厨房機器を設置するのかで価格は大きく変わることを理解しておきましょう。
・キッチンカーをオーダーメイドで製作する
・キッチンカーを中古で購入する
・キッチンカーをレンタル、リースする
など、車両の入手方法で価格は変わりますが、キッチンカー開業資金の相場は約250万円~600万円といわれています。

【キッチンカー開業資金の内訳】
実際にキッチンカーを開業する場合、何にどのくらいの金額がかかるのでしょうか。
開業前に知っておけば、必要な部分にお金をかけて、不必要なコストを削れます。
内訳について詳しく確認しておきましょう。
[キッチンカー(車両)費]
■キッチンカーを製作・購入する場合
キッチンカー製作・購入の場合、価格の幅が広いため一概に価格をお伝えすることができません。
参考の価格は、
小型キッチンカー:70万円~400万円
中型キッチンカー:230万円~800万円
といわれています。
ベースとなる車輌や外装にどこまでこだわるのか、内装の素材は何にするのか…などで価格は大きく変化します。
こだわればこだわるほど価格は上がりやすいので、自分はどこにこだわりたいのかを明確にするのが大切なポイントです。
■キッチンカーをレンタル・リースする場合
イベントなど数日の短期利用であればレンタルで十分ですが、数ヶ月~1年以上かけてキッチンカーを運営してみたい方にはリースが有効です。
ここではケータバンク株式会社が提供しているリースサービスを軸に紹介します。
CBリースde開業サービスでは、初期費用は『準備費用+登録事務手数料の10万円のみ』となっています。
車両にかかる費用をグッと抑えることで、その他の機材などに費用をかけられるので開業時に理想に近い設備を手に入れることができます。
使用地域により別途手数料が発生する場合がございますので、詳細はぜひお気軽にお問合せください。

[設備・調理機材費]
キッチンカー内で調理を行うため、調理に必要な設備を車内に搭載する必要があります。
カフェメニューの提供には欠かせないのが、エスプレッソマシンです。
目安となる価格は以下の通りです。
カフェポッド式専用マシン:2万円~3万円
パウダー式専用マシン:10万円~20万円
パウダー式・カフェポッド式両方対応マシン:10万円~25万円
また、サイドメニュー調理をする場合はコンロやフライヤーなどを設置しましょう。

[包装材・容器費]
カフェメニューを提供するためにはテイクアウト容器が必要となります。
見映え・機能性・コストも考えて準備しましょう。
こちらも何を提供するのかによって金額が大きく変わりますが、例として
耐熱紙コップ:11,000円/500個
バイオペットコップSサイズ:12,430円/1,000個
といった価格で販売されています。
最近では、キッチンカーでも環境に配慮したエコ容器の使用が増えてきています。
お客様へのアピールにもなりますので、導入をお考えの方は以下の記事も参考にご覧ください。
[販促品費]
看板やチラシなどの販促品費も開業資金の一部です。
看板はDIYで作る方法もありますので、3,000円~20,000円程度で準備ができます。
チラシやショップカードの相場は、3,000部で20,000円~30,000円とされています。
看板等の販促グッズについて、詳しくは以下の記事も参考にご覧ください。
[保健所の許可取得費]
東京都の場合、食品衛生責任者講習会受講費12,000円と営業許可取得費用18,300円がかかります。
その他の自治体では金額が異なることがあるので、自分が取得する自治体のページを確認しましょう。

キッチンカーのカフェ開業に必要な資格とは?
キッチンカーでカフェを営業するためには『食品衛生責任者』の資格と、保健所の営業許可が必要となります。
【食品衛生責任者】
キッチンカーを営業する際に必要な資格は『食品衛生責任者』です。
※キッチンカー内で調理行為を行う場合は、保健所の営業許可の取得が必要になります。
食品衛生責任者は飲食店や食品に関わるお店ごとに、必ず1人配置するよう義務付けられています。
食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が主催する約6時間の講習会とテストを終えると修了証が授与されます。
受講したい自治体の講習会の日程を調べて取得しましょう。
※但し、下記の資格を持っている方は、受講が免除されます。
栄養士・調理師・製菓衛生士・と畜場法に規定する衛生管理責任者・と畜場法に規定する作業生成責任者・
食鳥処理衛生管理者・船舶料理士・食品衛生管理者もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者
その他、食品衛生責任者について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【営業許可】
「営業許可」とは、飲食店(キッチンカー)が食品を調理・提供をする為に必要な許可のことです。
この許可は行政が定める基準(キッチン設備や調理内容など)を満たしている飲食店(キッチンカー)に保健所から発行されます。
キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可を取得する事になります。
そして、営業許可を取得する為には、前項で紹介した「食品衛生責任者」の資格が必要になります。
この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しております。
※移動して販売をするキッチンカーは管轄地域毎で営業許可を取得する必要があります。
許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要です。
キッチンカーのカフェ開業に必要な設備とは?
キッチンカーでカフェ開業する際には、どのような設備が必要になるのでしょうか。
キッチンカーの設備とカフェの設備に分けて解説します。
【キッチンカーの設備】
キッチンカーでの移動販売を行う際には、保健所で営業許可を取得する必要があります。
2021年6月以降はキッチンカーの営業許可が「飲食店営業」の区分に統一されたため、カフェのキッチンカーも同様の許可を取得する事が必要となります。
※2021年6月以前は「喫茶店営業」という区分でした。
営業許可取得の際には、保健所が定める施設基準を満たすキッチンカーを持ち込んで検査を受けます。
移動販売でカフェを開業する場合も同様の設備を準備しましょう。
必要な設備の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。
【カフェの設備】
キッチンカーで移動販売するカフェに必要な設備も確認しておきましょう。
■エスプレッソマシン
キッチンカーのカフェには欠かせない設備です。
エスプレッソマシンを選ぶ際には、「電圧:100V 消費電力:1,500W以下」のマシンを選びましょう。
・パウダー式専用マシン:挽いた豆を自分で詰めて抽出する
・カフェポッド式専用マシン:コーヒー豆のカプセル(カフェポッド)から抽出する
・パウダー式、カフェポッド式両方対応マシン:どちらにも対応している
それぞれのマシンの特徴から、自分が使いやすいものを選びましょう。

■コンロ
サイドメニューの調理に必要な場合には設置しましょう。
キッチンカーでコンロを使用するためには、プロパンガスを契約する必要があります。
キッチンカーで使用するプロパンガスについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
■その他
冷蔵庫・冷凍庫・ボウルなど、必要な機材や調理器具を準備しましょう。

キッチンカーのカフェ開業で売上アップする3つのポイント
キッチンカーへの注目が高まっているため、新規開業者が増えているといわれています。
街でおしゃれなカフェキッチンカーを見かけることもありますよね。
せっかくキッチンカーを開業するなら成功させたい!と思うものです。
どのようにすればキッチンカーカフェの売上をアップできるのか、学んでいきましょう。
【ドリンクとサイドメニューをセットで販売する】
キッチンカーの平均客単価は1,000円以下と言われていますが、カフェキッチンカーではもっと低いと理解しておきましょう。
こだわりのコーヒーやドリンクだとしても、単品価格では高くても500円~800円に設定するかと思います。
客単価か来客数を上げなければ売上は上がりませんが、来客数を増やすのは出店場所によるため自分の力だけでは難しいこともあります。
カフェのコンセプトに合うサイドメニューとのセット価格を設定することで、客単価の引き上げができます。
調理が難しくないメニューなどを取り入れてみましょう。
キッチンカーのカフェにおすすめのメニューをご紹介した記事はこちらです。
【他店にはない魅力をつくる】
キッチンカーカフェの店舗は増加傾向にあるため、他店との差別化は必須となります。
コーヒーにこだわって特化するのか、取り扱うメニュー数を増やすのか、など、キッチンカーのコンセプトを決めましょう。
サイドメニューの充実も図る場合は、お店のコンセプトに合うサイドメニューを開発する必要があります。
このキッチンカーで買いたい!と思わせる、他店にはない魅力をつくりましょう。

【軽トラック型キッチンカーで開業する】
立った状態で調理する場合、軽トラック型キッチンカーでの開業をおすすめします。
キッチンカーカフェに使用される車両として軽バン型も人気がありますが、毎日ずっと中腰を続けるのは身体に大きな負担がかかります。
軽トラック型キッチンカーなら、ドリンクだけでなくサイドメニューを販売するために必要なコンロなどの調理機材、冷蔵庫を搭載しても、十分な作業スペースを確保できます。
軽トラック型キッチンカーは公園やマンションのエントランスにも出店可能なサイズなので、出店場所を限定される心配もないのが魅力です。

超有名コーヒーショップから学ぶ!人気キッチンカーカフェになるためのヒントとは?
キッチンカーでのカフェ開業を成功させるためには、多くの人に訪れてもらう必要があります。
「集客」というテーマは、キッチンカーで開業している人たちにとって一番のテーマではないでしょうか?
ここでは、あの大人気カフェチェーン店ス〇ーバ○○スの人気の秘密を紐解いていきます。
なぜ、世界中で人気なのか?
なぜ、みんなこぞってお店を訪れるのか?
なぜ、何度も訪れたくなるのか?
その謎に迫ります。あなたのキッチンカーカフェを成功に導くためのヒントにぜひお役立てください。
【高品質なコーヒーと多彩なメニュー】
高品質なコーヒーを提供することに妥協のないこだわりを持っています。
また、コーヒーを飲めない人も楽しめるよう、季節ごとのフレーバーやカスタマイズが可能な豊富なドリンクメニュー、さらに軽食やデザートなども充実しているため、さまざまな年齢層のお客さまに対応できる魅力があります。

【お店の雰囲気と空間デザイン】
世界中に3万8千店舗も存在している店舗は、どこも快適でおしゃれなインテリアデザインが特徴です。
多様なニーズに対応できるよう、リラックスして過ごせるソファ席や作業に適したテーブル席、Wi-Fiや電源も備えているため、友人とのおしゃべりや、ひとりのリラックス時間、仕事や勉強まで、どんな目的にも快適に過ごせるよう考えられた空間が用意されています。

【一貫したブランドイメージ】
メニューの品質や接客サービスなど、お客さまはどこに行っても安心して同じクオリティを楽しむことができるよう、どの店舗でも一貫したブランドイメージを徹底して提供できるようにしています。
そのため、旅行者でも地元のスタバに立ち寄れば、慣れ親しんだコーヒーを楽しめるという安心感も、人気の理由の一つです。

【サードプレイス】
サードプレイスとは、家でも職場でもない「第三の場所」という意味。
ス〇ーバ○○スは「サードプレイス」というコンセプトをもとに、誰もがリラックスでき、自由に過ごせる空間を提供するための空間づくりと社員教育を行っています。
このコンセプトが、特に都会で人気を集め、多くの人々にとって日常的な憩いの場となっています。

【パーソナライゼーション(カスタマイズ)の自由度】
お客さまそれぞれの好みにぴったり合った一杯を作り出せるよう、ドリンクのサイズや甘さ、ミルクの種類、トッピングなどを細かくカスタマイズできます。
このパーソナライゼーションの自由度によって多様なニーズに応え、お客さまの満足度に繋がっています。

【季節限定やプロモーションの魅力】
シーズンごとに登場する限定メニューやプロモーションを行うことで、話題性を生み注目を浴び続けています。
特に、季節限定のフレーバーやドリンクはニュースにもなるほど毎回話題となり、多くの人々が「新作を試してみたい」と購買意欲を刺激され、リピーターを生み出しています。

キッチンカーのカフェに欠かせない人気メニュー3選
キッチンカーでカフェ開業をお考えの方に、欠かせない人気メニュー3選をご紹介します。
【コーヒー】
看板メニューとするコーヒーを決めましょう。
使用するコーヒー豆や淹れ方で、大きく味が異なります。
また、カフェラテやカプチーノ、カフェモカなども人気があるメニューです。
コンビニコーヒーや缶コーヒーとは一味違うコーヒーを目指してみましょう。

【紅茶】
カフェといえばコーヒーのイメージが強いですが、最近は紅茶などのお茶系メニューも人気があります。
大手カフェチェーン店でも、紅茶に特化した店舗が増えてきています。
シンプルな紅茶だけでなく、フルーツなどと組み合わせたアレンジメニューもあるとお客様の満足度があがります。

【スイーツ】
キッチンカーのカフェで人気があるサイドメニューはスイーツ系メニューです。
クレープやワッフル、ドーナツなどカフェメニューと相性がいいスイーツをセット販売するのがおすすめです。
メニューによっては調理機材の設置が必要になります。
キッチンカーで使える調理機材についてまとめた記事も、参考にご覧ください。
まとめ
今回は、キッチンカーでのカフェ開業について知りたい情報をまとめてご紹介しました。
キッチンカーカフェの開業資金は、取得するキッチンカーの価格によって大きく上下します。
開業資金を低く抑えたい場合は、リースのキッチンカー利用を検討しましょう。
開業者が増えているキッチンカーカフェのなかで開業を成功に導くためにも、今回ご紹介した売上アップのポイントを参考に開業計画を進めてみてください。
開業計画には、おさえておくべきポイントがいくつもあります。
・ビジネスプランの策定
・適切な場所の選択
・法的手続きと許認可
・メニューの開発と食材の調達
これから開業を検討される方々には、ケータバンク株式会社が開催する「キッチンカー開業講座・相談会」に参加することをお勧めいたします。
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アンテナを張って、キッチンカー開業における成功へのステップを、1歩ずつ着実に積み上げていきましょう。

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