バインミーをキッチンカーで開業しよう!必要な設備や資格とは?成功のポイントも紹介!

専門店があるほど人気が高い、バインミー。

パクチーの香りやさっぱりとした味付けが人気の秘訣です。

設備を整えたキッチンカーなら、作り立てでおいしいバインミーの移動販売ができます!

どんな設備が必要なの?

キッチンカー開業には資格もいるの?

以上のように、キッチンカー開業前に知りたい情報を合わせて学んでいきましょう。

今回は、キッチンカーのバインミー屋開業についてご紹介します。

バインミーとは?

バインミーとは、ベトナムで親しまれているサンドイッチの一種で、軽い食感のパンに肉や野菜、ハーブ、ソースなどをはさんで楽しむメニューです。

見た目はシンプルなサンドイッチに見えますが、甘み、酸味、辛み、香り、食感が一度に味わえるため、食べ進めるほど奥深さを感じられます。

日本でもエスニックメニューへの関心が高まり、手軽に食べられるアジア系サンドとして注目される場面が増えています。

定番の味わいを知ったうえで、具材やソースの組み合わせを考えると、バインミーならではの魅力をより伝えやすくなるので、確認していきましょう。

【バインミーの特徴】

バインミーの大きな特徴は、外側が軽く焼かれたパンに、肉類や野菜、ハーブ、ソースをたっぷりはさんで仕上げる点です。

パンはフランスパンに似ていますが、一般的なハード系のパンより軽い食感のものが使われることが多く、具材との一体感を楽しみやすいでしょう。

具材には、ハム、チャーシュー風の豚肉、チキン、レバーパテ、なます、きゅうり、パクチーなどがよく使われます。

肉のうまみ、なますの甘酸っぱさ、パクチーのさわやかな香りが重なり、ひと口ごとに味の変化を感じられる点も魅力です。

また、チリソースやマヨネーズ系ソースを加えることで、辛みやまろやかさを調整しやすくなります。

食事としての満足感がありながら、片手でも食べやすい形のため、ランチや軽食としても取り入れやすいメニューといえるでしょう。

見た目に彩りが出やすく、具材の断面がきれいに見えるため、写真映えを意識したメニュー作りにも向いています。

定番の味を大切にしながら、チキンやエビ、アボカド、大葉などを合わせれば、日本人にも親しみやすいアレンジがしやすくなるメニューです。

【バインミーの歴史】

バインミーの歴史には、ベトナムの食文化とフランスの食文化が深く関わっています。

ベトナムでは、フランス統治時代の影響によりパン食の文化が広まり、現地の食材や味付けと合わさることで独自のサンドイッチとして発展しました。

フランスパンを思わせるパンに、ベトナムらしい香草や野菜、肉類をはさむスタイルは、東西の食文化が混ざり合ったメニューといえるでしょう。

もともとは身近な軽食として親しまれ、朝食や昼食、街歩きの途中で手軽に食べられる存在として広がっていきました。

具材は地域や店舗によって異なり、レバーパテやハムを使う定番のものから、焼いた肉や卵をはさむものまで幅広く見られます。

その自由度の高さも、バインミーが長く愛されてきた理由のひとつです。

近年では、ベトナム国外でも人気が高まり、日本でもアジア系の軽食やカフェメニューとして見かける機会が増えています。

キッチンカーでバインミー屋を開業する際に必要な資格

キッチンカーを営業するためには『食品衛生責任者』の資格と、保健所の営業許可が必要となります。

【食品衛生責任者】

キッチンカーを営業する際に必要な資格は『食品衛生責任者』です。

※キッチンカー内で調理行為を行う場合は、保健所の営業許可の取得が必要になります。

食品衛生責任者は飲食店や食品に関わるお店ごとに、必ず1人配置するよう義務付けられています。

食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が主催する約6時間の講習会とテストを終えると修了証が授与されます。

受講したい自治体の講習会の日程を調べて取得しましょう。

※但し、下記の資格を持っている方は、受講が免除されます。

栄養士・調理師・製菓衛生士・と畜場法に規定する衛生管理責任者・と畜場法に規定する作業生成責任者・

食鳥処理衛生管理者・船舶料理士・食品衛生管理者もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者

【保健所の営業許可】

「営業許可」とは、飲食店(キッチンカー)が食品を調理・提供をする為に必要な許可のことです。

この許可は行政が定める基準(キッチン設備や調理内容など)を満たしている飲食店(キッチンカー)に保健所から発行されます。

キッチンカーは固定の飲食店舗ではありませんが、「固定飲食店舗とほぼ同様の手順」で営業許可を取得する事になります。

そして、営業許可を取得する為には、前項で紹介した「食品衛生責任者」の資格が必要になります。

この営業許可は全国共通では無く、都道府県や指定地域により分割され許可を発行しております。

※移動して販売をするキッチンカーは管轄地域毎で営業許可を取得する必要があります。

許可の効力は取得から5年間で、それ以降は5年毎に該当保健所へ更新の申請が必要です。

キッチンカーのバインミー屋に必要な設備

キッチンカーでバインミーを移動販売する際には、どのような設備が必要になるのでしょうか。

キッチンカーの設備とバインミー調理の設備に分けてご紹介します。

【キッチンカーの設備】

キッチンカーで移動販売を行う際には、営業する地域を管轄する保健所で営業許可を取得する必要があります。

営業許可取得の際には、シンクの数や給排水タンクなど、保健所が定める施設基準を満たすキッチンカーを持ち込んで検査を受けます。

移動販売でバインミー屋を開業する場合も車輛内で調理行為をする場合は同様の設備を準備しましょう。

必要な設備の詳細については以下の記事を参考にしてみてください。

【バインミー調理の設備】

バインミー調理の設備は、具材を加熱する設備、パンを温める設備、食材を保管する設備に分けて考えると選びやすくなります。

ここでは、キッチンカーのバインミー屋で必要になる調理設備・調理器具を紹介します。

[業務用ガスコンロ]

業務用ガスコンロは、チキンやポークなどの具材を加熱したり、ソースや付け合わせを温めたりする際に使いやすい機材です。

バインミーでは、レモングラスチキンや甘辛ポーク、焼き肉風の具材など、香ばしく仕上げるメイン具材を用意すると満足感を出しやすくなります。

ガスコンロがあれば、仕込み済みの具材を営業中に温め直すこともできるため、提供直前のおいしさを保ちやすいでしょう。

バインミーの看板メニューに温かい肉類を使うなら、業務用ガスコンロは優先して検討したい設備です。

以下の記事では、キッチンカーで使用する業務用ガスコンロについて解説しています。

加熱する食材の量や提供数に合わせて、適した業務用ガスコンロを選んでください。

[業務用オーブン]

業務用オーブンは、バインミーに使うパンを温めたり、表面を軽く焼いて食感をよくしたりするために役立つ機材です。

バインミーはパンの食感も大切なメニューなので、冷たいまま提供するより、軽く温めることで香りや歯切れのよさを感じやすくなります。

とくに、外側はさっくり、中は具材となじむように仕上げると、なますや肉類、ソースとの一体感が出やすいでしょう。

キッチンカーでは車内スペースが限られるため、大型のオーブンではなく、業務用の小型オーブンやオーブントースターを選ぶ方法もあります。

業務用オーブンについて、選び方や種類、おすすめ方法などを以下の記事で詳しく解説しています。

[業務用フライヤー]

業務用フライヤーは、揚げ物を使ったバインミーを販売したい場合に検討したい設備です。

たとえば、フライドチキン、白身魚フライ、揚げ春巻き風の具材などをはさめば、食べごたえのあるメニューを作りやすくなります。

揚げたての香ばしさは集客にもつながりやすく、イベント出店では食欲をそそる香りで目を引けるでしょう。

また、揚げ物系の具材は満足感が出やすいため、若い世代やボリュームを求める客層にも提案しやすいメニューに仕上がります。

以下の記事では、キッチンカーで使用できる業務用フライヤーについて詳しく解説しているので、参考にご覧ください。

[その他]

その他に必要なものとして、バインミー作りに使う調理器具や、販売時に使う備品もそろえておきましょう。

バインミーは、パンを開く、ソースを塗る、具材をはさむ、包装するという作業が多いため、細かな道具の使いやすさが提供スピードに関わります。

調理器具では、パン切り包丁、まな板、トング、菜箸、ヘラ、ボウル、バット、計量カップ、計量スプーンなどがあると便利です。

販売時の備品としては、包装紙、紙袋、ナプキン、使い捨て手袋、アルコールスプレー、メニュー表、注文札などが挙げられます。

とくに包装紙や紙袋は、食べ歩きしやすさや見た目の印象にも関わるため、バインミーのサイズに合うものを選んでください。

調理器具や備品は、開業前に必要数をリスト化して確認しましょう。

キッチンカーでバインミー屋を営業するメリット

バインミーの本場・ベトナムでも屋台メニューとして親しまれているバインミーは、キッチンカーでの開業にぴったり!

キッチンカーでバインミーを移動販売するメリットについて、確認していきましょう。

【アジアンフードの人気が高い】

キッチンカーのみならず、近年アジアンフードの人気が高い傾向にあります。

バインミーは現在でも専門店があるほど人気が高いメニューですが、今後一大ブームを起こすかもしれません。

主食系メニューとしてランチ出店できるだけでなく、アジアンフードをメインとしたイベントにも出店できるのが大きなメリットといえそうです。

【片手で簡単に食べられる】

屋外でも、片手で気軽に食べられるのが特徴です。

キッチンカーで販売する場合、テイクアウトし持ち帰って食べてもらう形でもイベント会場で食べてもらう形でも、どちらでも楽しんでもらいやすいのがメリットです。

お昼ご飯としてだけでなくちょっと小腹が空いたときに食べられるので、バインミーはランチの時間帯以降にも集客が期待できます。

キッチンカーでバインミー屋を営業するデメリット

さっぱりとした美味しさから、人気があるバインミー。

キッチンカーで移動販売するデメリットについても確認しておきましょう。

【使う食材が多く、食品ロスが起こりやすい】

バインミーでは具材に使う食材の種類の多さがデメリットにもなりかねます。

毎日出店する訳ではないキッチンカーの場合、仕入れても売れ残った食材は食品ロスとして廃棄することになります。

常に需要予測を行い、できるだけロスを出さないようにしましょう。

仕入れ食材を調整し、在庫の量を適切に保つなど、計画性のある営業を心掛けることが大切なポイントとなります。

【独特の風味を苦手とする人がいる】

パクチーを好きな人は増えてきていますが、まだまだ独特の風味を苦手とする人も多いです。

アジアンフードを好む若年層の女性が多い、オフィス街や大学のキャンパスのランチ営業への出店を増やすことで売上を伸ばしましょう。

また、アジアンフードフェスなどのイベントやマルシェへの出店も望めますので、積極的に探していきましょう。

キッチンカーでのバインミー屋に必須!おすすめトッピング具材5選

キッチンカーでバインミー屋を開業するなら、基本の具材だけでなく、追加で選べるトッピング具材を用意しておくと販売の幅が広がります。

バインミーは、パンに肉類、野菜、ソース、ハーブなどをはさむメニューのため、少し具材を足すだけでも味や見た目の印象が変わりやすいです。

また、トッピング具材を追加料金で販売すれば、客単価アップにもつながりやすく、限られた販売数でも売上を伸ばす工夫ができるでしょう。

ここでは、キッチンカーのバインミー屋で取り入れやすいおすすめトッピング具材を5つ紹介します。

開業前のメニュー作りで迷ったときは、仕込みやすさ、原価、見た目、追加注文のしやすさを見ながら検討してください。

【目玉焼き】

目玉焼きは、バインミーにボリューム感を出したいときに使いやすいトッピング具材です。

パンから黄身が見えるように盛り付けると、見た目の印象が強くなり、写真でもおいしさが伝わりやすくなります。

チキンやポークなどの肉系バインミーと相性がよく、ランチとしてしっかり食べたい人にも選ばれやすいでしょう。

また、卵は日本人になじみのある食材のため、バインミーを初めて食べる人にもおすすめしやすい点が魅力です。

注文ごとに焼くとできたて感を出せますが、提供スピードが落ちやすいため、混雑時のオペレーションも考えておきましょう。

【チーズ】

チーズは、バインミーをより食べやすく、親しみやすい味わいにしたいときにおすすめのトッピング具材です。

本格的なベトナム風の味からは少し離れる場合もありますが、日本ではチーズを使ったサンドメニューが人気を集めやすい傾向があります。

とくに、辛みのあるチリソースや香りの強いパクチーが苦手な人でも、チーズを加えることでまろやかに食べやすくなります。

ポーク、チキン、フライドチキンなどの肉系具材と合わせると、コクと塩気が加わり、満足感のあるバインミーに仕上げやすいです。

チーズは子どもから大人まで選びやすいトッピングなので、幅広い客層に向けた追加メニューとして活用しましょう。

【アボカド】

アボカドは、バインミーに彩りとまろやかさを加えたいときにおすすめのトッピング具材です。

緑色が入ることで断面がきれいに見えやすく、写真映えを意識したメニュー作りにも役立ちます。

なますの甘酸っぱさやパクチーの香りに、アボカドのなめらかな食感が加わると、全体の味がやさしくまとまりやすいでしょう。

エビやチキン、チーズとの相性もよく、女性客やヘルシーな印象を求める人に向けたメニューにも取り入れやすいです。

見た目と単価アップの両方を狙いたい場合は、アボカドを追加トッピングとして用意しておくとよいでしょう。

【フライドオニオン】

フライドオニオンは、バインミーに香ばしさと食感を加えたいときに使いやすいトッピング具材です。

少量を加えるだけでもザクザクとした食感が生まれ、肉類やソースの味にアクセントを付けられます。

とくに、甘辛いポークやチリマヨ系ソースと相性がよく、食べ進めても飽きにくいバインミーに仕上げやすいでしょう。

フライドオニオンは保存しやすく、カットや加熱の手間が少ないため、キッチンカーの営業でも扱いやすい点が魅力です。

注文時に上からのせるだけでよいため、提供スピードを大きく落とさずに追加トッピングとして販売できます。

香りや食感で差別化したい場合は、フライドオニオンを追加トッピングの定番として取り入れてみましょう。

【大葉】

大葉は、バインミーに和風の香りを加えたいときにおすすめのトッピング具材です。

パクチーが苦手な人でも選びやすく、さわやかな香りで肉類や魚系具材の味を引き立てられます。

とくに、焼きサバ、チキン、照り焼き風ポークなど、日本人になじみやすい具材と合わせると、食べやすい和風バインミーを作りやすいでしょう。

なますの甘酸っぱさとも相性がよく、全体をさっぱりまとめたいときにも役立ちます。

また、緑色が入ることで断面の彩りがよくなり、見た目にもさわやかな印象を出せます。

本格的なバインミーだけでなく、日本人に親しみやすいアレンジメニューも用意したい場合は、大葉を取り入れて差別化を図りましょう。

キッチンカーでバインミー屋を成功させるポイント

難しい調理作業がないため、開業時のメニューとしてもおすすめのバインミー。

キッチンカー開業を成功させるポイントについてまとめてみました。

【幅広い層が食べやすくなる工夫をする!】

デメリットでもお伝えしたように、人によって好みが分かれてしまいがちなフォー。

キッチンカーでの売上を伸ばしたいのであれば、幅広い人に親しんでもらえるよう工夫しましょう。

パクチー抜きメニューを出す、使用するなますの味付けをマイルドにするなどの工夫で、より多くの人に好まれるメニューとなるでしょう。

【軽トラック型キッチンカーで開業する!】

軽バンタイプのキッチンカーもありますが、座った状態を長時間続けるのは体への負担が大きいものです。

立ったまま調理ができる、軽トラックサイズのキッチンカーを選びましょう。

バインミーはスペースを取る調理設備が少ないので、軽トラック型のキッチンカーでも十分な作業スペースが確保できます。

また、狭い道が多い都市部で運転しやすいのも、軽トラック型キッチンカーならではの魅力です。

まとめ

今回は、キッチンカーのバインミー屋開業についてご紹介しました。

片手で簡単に食べられることから、キッチンカーの出店機会が多いイベントでも人気になる要素があるバインミー。

特にアジアンフードの人気はここ数年高く、爆発的な流行を起こすメニューも増えています。

好き嫌いが分かれるパクチーも、提供時に量を調整すれば幅広い客層に受け入れられることでしょう。

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